【雑談】自分の子どもに勉強をさせるなら・・・

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

4/16日、4/17月はお休みです!

木曜日は子供の予防接種がありまして、BCGのハンコ注射をギャン泣きしながら押されていたうちの子が、可哀そうでかわいかったです。笑

そんなうちの子を見ながら、そして塾で頑張っている生徒たちの様子を思い出しながら、もしもこの子に勉強をさせるなら・・・と、少しだけ考えたことがありますので、そちらをライトに紹介していきたいと思います。

とにかく大切だと考えているのは『復習』です。

・・・何を今更?と思われた方もいるかもしれません。同じような話はブログに何度か登場していますので。ですが、意外に出来ていない子が多いものです。今回はこちらを、「自分が親ならどうする?」という理想論たっぷりに書いてみたいと思います。

以前もこちらに書かせてもらったことがありますが、学校で習う勉強の内容を「ちゃんと」理解出来ていれば、基本的にはどの学校を受験する場合でも困りません。だからこそ、一回一回の学校や塾、その他の習い事で勉強したことを1つでも多く頭に残してあげたい。お金を払って通ってくれている授業で得られるものの中から、取りこぼしてしまう量を少しでも減らしてほしいなと思っています。

開校以来ずーっと貼っている教室の掲示物に、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

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「ある時、100個の単語を覚えたとしても、20分後には58個、1時間後には44個、1日後には26個、1週間後には23個しか覚えていられない。」というものです。その覚えていられる数を効率よく少しでも多く残そうとするとどうすれば良いのか。

もちろん、大切なのは『復習』です。

『復習』が大切と言う話は、以前講演会でお話を聞いた木村先生のお話にもありました。

【高校紹介】福山暁の星女子高等学校(その③)

成績を伸ばすのに大切なのは「自習時間」だそうです。理想的な勉強のサイクルは、「授業」→「復習」→「自習」→「質問」→「自習」→「質問」→・・・となること。まずは、授業が終わったその日にちゃんと復習をしておくこと、これだけでその日習ったことの頭の中への残り方が全然違うんだそうです。それを成績が上がる子はよく理解しているとのこと。そして、自習の時間に成績があがることをよく理解している子たちは、ちゃんと自分で勉強し、分からないことは質問しているんだそうです。

そのために、子供が小さいころから家庭で出来ることは何かといえば、「今日は学校で何を勉強したの?」「どんなことがあったの?」と質問をしてあげることでしょうか。しっかりと相づちをうってあげて、家に帰って家族に話すことが楽しみになってもらって、その習慣が幼稚園や小学校に通い始めてからずーっと続けてもらえると嬉しいですね。

その日どんな授業があって、どんなことを勉強したのかを連絡帳や学級日誌に書くみたいに、家に帰ったらまずは何かに書き出すことを習慣にしてもらっても良いかもしれません。それならば、以前ブログでも紹介したことのある、「ミニノート」を使うのも良いかもしれません。

『復習』をどうにかしてほしいから、学校だって塾だって、あの手この手を使って子どもたちにやらせようとしています。

例えば、定期テストの後は、学校によっては「誤答処理」という名前の「解き直し」の課題が出されます。塾の模試の後は、「解き直しレポート」を提出してもらっています。これも、「メンドくさいからテキトーにやる作業」にさせてしまうと本当にもったいない。自分の力が発揮できなかったところが、はっきりと結果で出ている訳ですから、しっかりと『復習』をして、出来なかったものを出来るようにすれば、確実に成績はあがります。

毎日の宿題だって大事な『復習』ですよね。習ったことを色々な問題を通して『復習』してもらっているんです。だから子どもたちには、「ダルいから答えを写しちゃえ」ではなく、「せっかく勉強したことを頭に残して置くために大事なことだから、頑張ろう!」と、ちゃんと必要性を理解してほしいですね。(してもらうまで、何度も話します!)

部活や他の習い事でも、出来なかったことを出来るようにすることは大切です。だから、同じように家で色々と根掘り葉掘り聞こうと思っています。勉強になったことや自分が感じたことを順序だてて話そうとすることで、頭の中が整理されますからね。

きちんと『復習』をする習慣がついていれば、完全に忘れて1から覚え直す・・・という無駄な時間が減るので、空いた時間を有効利用できます。勉強を犠牲にすることなく、親子でどこかにお出かけすることだって、好きなものを目いっぱいやってもらう時間だって作れます。

・・・じゃあ、そんなにうまくいくのか。思春期の子供から色々と聞き出そうとして、「うるせークソお〇じ!」と怒鳴られるかもしれないし、逆にこちらが仕事に疲れて、色々と聞き出せない可能性もあります。どうなるでしょう?・・・上手くいくといいですね。

ということで、通ってくれている生徒のみなさん。出来るだけ早く、勉強した事の『復習』をしましょうね! 今日、塾に自習に来ていた高校生が、学校で受けた模試の解き直しをすぐにやってくれていましたが、それもきちんと『復習』の必要性を理解してくれていたんだろうと感じて、嬉しくなっちゃいましたね。中学生の皆さんも今から頑張りましょう!

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