【理科】リアル周期表を買いました!

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

4/16日、4/17月はお休みです。ご注意ください!

さて、新年度になると毎年私が少しだけ気をもんでいることがあります。それは・・・

各中学校・各学年、理科をどこから始めるか問題です。

理科はどの学年も、物理分野・化学分野・生物分野・地学分野と分かれています。そして、教科書は最初から始めるとは限らず、各学校の先生の裁量に任されています。うちの塾の授業は春休みから新学年の内容に入るため、各学校がどの分野から入るのかを予想して授業を始めなければいけません。

現在、尾道市内では、多くの学校が中1は生物(植物・動物の分類)→化学(気体・水溶液の性質)→物理(光・音・力)→地学(地震・火山・地層)の順、中2は化学(化学変化)→生物(植物・動物のしくみ)→地学(天気)→物理(電気)の順、中3は生物(遺伝)→化学(イオン)→地学(天体)→物理(運動・エネルギー)の順になっています。

今年度もおそらくこれで大丈夫そうです。・・・とはいえ、昨年はとある学校がまさかの地学スタートだったり、生物と化学が入れ替わっていたり、化学と地学が入れ替わったり、4つの単元をちょっとずつ進めるという今までに聞いたことないような進め方をする先生が現れたりしていました。そんな風にイレギュラーが発生した場合は、その学校だけテスト前に別途補習を組むなどして対応しています。

また、昨年度はYouTubeで見つけた実験動画を張り付けたブログも投稿していました。こちらも半年ほど更新が止まってしまっているので、いくつか再開していきたいと思います。

そして、新年度になって、ついつい衝動買いをしてしまった教室の備品があります。それが・・・

左側の実物の物質を使った「リアル周期表」です。

気体となる物質のところは白っぽい泡のようなものになっていますが、金属の部分には実物の金属が使われているようです!

この元素周期表に関して、私が中学生の頃は初めてこの周期表について学習したのは高校1年の化学の授業でした。ですが、今の教科書では「周期表」という言葉自体は中2で登場します。

水兵リーベ、僕の船・・・で、H(水素)・He(ヘリウム)・Li(リチウム)・Be(ベリリウム)・B(ホウ素)・C(炭素)・N(窒素)・O(酸素)・F(フッ素)・Ne(ネオン)」といった元素記号の暗記も、確か去年は出題していた中学校があったように思います。

将来高校生になって、理系の進路に進み、そこから理系の大学・学部を考えている生徒さんたちにとっては、化学分野は避けては通れない重要な範囲ですので、今からしっかりと覚えておきましょう。

私がこの周期表を眺めていて、新たな発見をしたのは元素記号Si、ケイ素と呼ばれる物質に関してです。このケイ素の英語名がSilicon・・・シリコン、ん?え?あのシリコン!?あれってケイ素だったの??となりました。

ケイ素に関しては、私がしっていたのはケイ素の化合物である二酸化ケイ素がマグマの中に含まれていて、その量によって火成岩の色が変わるというお話くらいしかありませんでした。ですが、シリコンという名前を聞いたことがある人なら分かるように、哺乳瓶の口のところのゴムのような柔らかな素材や、シリコンバレーという言葉にもあるように半導体の部品として、ケイ素が使われていることが分かりました。その他にも、ガラスの原料となっているのもケイ素だということが分かりました。(参考:https://agus.co.jp/?p=5175

理科系の分野にはまだまだ私が勉強不足なところがありますね・・・精進します。

みなさんもぜひ、このリアル周期表を塾に来た時には眺めてみてください!

ちなみに、写真の右横に置かれている本は、以前こちらのブログでも紹介したことがある本です。

【読書レビュー】吉田たかよし『元素周期表で世界はすべて読みとける』

こちらでも紹介しているように、化学分野の知識を分かりやすく楽しく教えてくれる素敵な本ですので、全部を読んで理解しようと思わなくてもいいので、ざっと眺めて自分の興味がありそうなところから読んでみると、化学に対する興味・理解が深まると思います。

ということで、今回はこちらの紹介だけで終了です。近々YouTubeの理科実験動画も探すつもりですので、そちらもご期待ください!

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