【個別指導高校部】国立大学合格者第1号が出ました!
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
3/10, 3/11はお休みです。
新中1準備講座も木曜日から開始しました。昨年度教材を一新したのですが、そこでの反省点を踏まえて、今年度はもっと生徒さんの勉強にダイレクトにつながるように、パワーアップさせているつもりです。一緒に頑張っていきましょう!
さて、高校入試の結果もご報告したいところですが、それに先駆けまして、大晦日や元旦も教室を開けつつ、ひっそりとやっておりました大学入試の結果をご報告したいと思います。
うちの個別指導高校部は、中学部を卒業した生徒さんの中で、高校進学後も塾に残りたいという希望のあった生徒さんで、授業時間以外もしっかりと自習に来て勉強を頑張ってくれそうな生徒さんを対象に、こじんまりとやっております。そのため、今年度在籍している高校3年生は1名だけでした。開校1年目の夏に入塾してもらってから、かれこれ約4年半見させていただいていたこの生徒さんが、まず共通テスト利用で・・・
近畿大学 工学部 機械工学科
近畿大学 理工学部 機械工学科
立命館大学 理工学部 機械工学科
の3つに合格してくれました!
近大は広島キャンパスも東大阪キャンパスもどちらも制覇!
そして、京都の名門、立命館大学にも見事に合格してくれました!
共通テスト利用入試は、文字通り共通テストの結果のみで合否を出してもらえるお手軽なテストです。ただし、各大学への出願は「後出し」が出来ません。共通テストの結果がものすごく良かったからあの大学に出願しておけばよかった・・・とか、逆に、失敗してしまったからあの大学に出しておくべきだった・・・といった、戦略ミスが起こる可能性があります。そして一般的には、個別試験で合格するよりも上の実力が必要だと言われています。関西の私大の上位である同志社や立命館の合格が取れるのは、京大・阪大志望の生徒さんがほとんどということですね。
共通テストは、英語のリスニングとリーディングでそれぞれ9割を超えたのが大きかったみたいです。理系の生徒さんなので、普段の勉強はあくまでも数学と理科がメイン。英語に関しては、学校の授業と、塾の授業の復習と、LoqLog以外に特別なことはやっていなかったそうなのですが、しっかりとこの結果を残してくれました!素晴らしい!
そして個別試験では・・・
同志社大学 理工学部 機械システム工学科
関西私大の最難関である同志社大学にも見事に合格してくれました!
英語の共通テストに関しては、高2に上がる段階ですでにある程度目途が立っていたので、塾では高2の後半からコツコツと同志社大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学など、実際にどこを受けたくなってもいいように、色々な私立大学の入試問題を解いていました。そして、一度解いた問題も本人が自分で単語をLoqLogに登録して練習をしたり、文章を読み直したり、色々と復習をやってくれていたようです。塾で自習をしているときは数学と理科が大半だったと思いますが、それでも効率よく勉強をして、得意な英語をキープしてくれました。
英文を読む経験をたくさん積んでいたからこそ、難しくなったと言われている今年の共通テストでも、しっかりと点数が稼げましたね。英語は単語力が大事だし、英文を読む経験が本当に大事ということが分かります。そして、大学入試で英語はほぼ避けられないので、高校の早いうちから単語・熟語・文法を一通り仕上げておくことも大学や年度によって難易度に大きなばらつきがある理数系科目に頼るよりも、難易度が安定していて、ある程度計算の立つ英語を固めておくことが理系の生徒さんたちにとっても重要であることがよく分かりました。
そして、塾としては開校5年目にして、「関関同立」(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)という、関西私大TOPの4大学全てに合格者を出せたことになります。関西大学はたくさん日程があるし、オープンキャンパスで過去問がもらえるからお得だなとか、関西学院大学と同志社大学は出題傾向が似ているから、関西学院の問題を最初に解いてもらってから、同志社大学に挑ませるといいなとか、各大学どの大問でどれくらいの点数を取れば合格出来そうだなとか、お陰様で、こじんまりと少人数でやっている高校部ですが、私の西日本の大学入試に関する経験値もだいぶ上がってきました。
そして、いよいよ本命の国立大学です。
広島大学 工学部
合格本当に本当におめでとう!!!
本人はとても照れ屋なので、釣りをしていたとかちょっとすかしたことを書いてくれていますが・・・笑
後輩のみなさんに参考にしてほしいところは、「先生に言われたことはだいたいやってみた」というところですかね。
先生と呼ばれる職業の人たちは、みなさんのことを思って「〇〇をやってみよう」とか「もっと〇〇をした方がいいよ」というアドバイスをしていく訳ですが、それをきちんと実践してくれる人というのは決して多い訳ではありません。聞き流されることはそれなりにあります。
ですが、この生徒さんは中学生のころから、こちらのアドバイスを上手く活かしながら、どんどん成績を上げてくれました。思うように結果が出ない人も、まずは自分が信頼できる人や自分の事をよく分かってくれている人からアドバイスをもらって、それを即実行することが大切だと思います。
【季節講習】夏期25日目!勉強大会2日目&【個別指導高校部】中学生を見習え! – さかた塾中学部ブログ (hatenablog.com)
2019年に書いたこの記事で紹介しているのが、4年前のこの生徒さんですからね。素直に色々なことを聞いてくれる姿勢は、入塾したころからずっと変わっていません。
進路に関しても、自分の将来から逆算して、きちんと自分の行きたい進路を選んでくれたと思います。過去問もたくさん解きましたね。英語の要約問題や英作文はしっかりとした対策が必要で、全く侮れないものでした。受験勉強は決して平坦ではなく、部活引退後には苦しんだ時期もありましたが、最後まであきらめずに頑張ってくれましたね。
【読書レビュー】木村誠『「地方国立大学」の時代』前編 – さかた塾中学部ブログ (hatenablog.com)
【読書レビュー】木村誠『「地方国立大学」の時代』後編 – さかた塾中学部ブログ (hatenablog.com)
以前ご紹介をした新書の紹介の中でも触れていますが、私たちの地元の広島大学は、新書で100ページ分も特集されるほど、その取り組みが評価されている大学です。留学・起業・地方創生など様々な取り組みを行っているので、自分から利用しようと思えば、使える制度が色々と見つかるはずです。
同志社・立命館に合格する実力が備わっているということは、大学に進学してもきっと成績は上位のはずです。大学で、教授とのつながり、先輩・後輩とのタテのつながり、同級生たちとのヨコのつながりを大切にして、将来大きく羽ばたいてほしいです。
以前、岡山大学や山口大学を志望してくれている生徒さんがいらっしゃいましたが、2人とも関西の私大に合格し、そちらに進学したいからということで、結局受験をしませんでした。文系で、将来の就職のことを考えれば、都市部の私大を選ぶというのは良い選択だと思います。
そんなこともあって、塾として国公立大学の合格は、今回の生徒さんが第一号でした。本当におめでとうございます!
今年卒業をした中3の生徒さんたちの中にも、将来の大学の目標を語ってくれた生徒さんたちが何人もいます。受験が終わって一息を突いているところだと思いますが、つくのは一息だけにして、ぜひ大学に向けて今自分に出来る勉強を始めてほしいです!(例えばLoqLogとか)
ということで、後輩である中学生の皆さんも先輩に続けるように、一緒に頑張っていきましょう!