【高校紹介】近畿大学附属広島高等学校福山校(その③)

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

11/7(日)も14時から教室を開けております。よろしければご利用ください。

先日、保護者の方から素晴らしい「差し入れ」を頂きました!

東大クイズ研が監修した日めくりカレンダーです!うちには、「松岡修造日めくりカレンダー」、大分県にある島民よりネコの数が多いことで有名な深島のネコたちの写真を集めた「島ねこ日めくりカレンダー」はあるのですが、365日日めくりのものは初めてです!

来年も元旦から教室は稼働する予定ですので、バンバン使っていきたいと思います!

中間テストが終わってすぐに、英検・漢検・数検、運動会や文化祭、学校の実力テスト、高校のオープンスクール・説明会、修学旅行の代わりの遠足、そしてうちで実施した第4回全県模試、部活動の大会・・・と、色々な行事が立て続けにあり、生徒さんからお話を聞いていると大変だったようですね。体調管理をしっかりして、無理のない範囲で頑張ってください。何か困ったことがあれば、遠慮なく相談してください。

こうやって学校や塾以外の、非日常的な行事が続くときは、体調管理、スケジュール管理、仲間との協力、知らない人とのコミュニケーションなど、勉強以外の色々な能力が必要になります。そこで得た経験を日常生活・勉強習慣にも上手く活かせると良いですね。

さて、お待たせしました・・・。気づけばオリンピックが終わり、選挙が終わり、記事にする機を逃し続け・・・、どんどん受験までの日数が減ってきております。毎日バタバタしておりますが、ここから少しでも2学期に入って訪問した学校説明会の情報をリリースしていきたいと思います。

近畿大学附属広島高等学校福山校

HP: http://fukuyama.kindai.ac.jp/

男女: 共学

アクセス: JR福山駅より鞆鉄バス尾道方面行「近畿大学附属広島高等学校・中学校福山校前」(約10分)、下車から徒歩約5分

その他、JR備後赤坂駅や各方面からのスクールバスもあり(有料)

全県模試平均偏差値(R3年度): 特別進学 58.0

R3年の主な大学進学実績(現役のみ): 

 ・中高一貫コース(中学校からの6年コース)120名

 大阪大学3、九州大学2、一橋大学、横浜国立大学、神戸大学2、千葉大学、岡山大学2など

 近畿大学への内部進学35

 ・特別進学コース(高校からの3年コース)30名

 広島大学、岡山大学、尾道市立大学など、近畿大学への内部進学17(うち特待3名)

さて、高校受験の模試の偏差値が50近辺で中堅以上の四年生大学への進学を考えている生徒さんには一押しの高校、近大福山です。

今回でご紹介は3年目となります。近大附属の制度的な魅力は、近畿大学への内部進学の資格を満たせば、基本的には国公立大学へのチャレンジをしながら、押さえの私立として近畿大学が確保できることにあります。(他の私立を受験する場合は、その私立のレベル・学部がどうであろうと、内部進学の資格は無くなり、一般入試で合格しなければ近畿大学へは入れません。)

高校入試で偏差値が50くらいの生徒さんは、そのまま行けば大学入試での偏差値は40前後です。高校入試と大学入試では戦う相手が違いますので、進学先の高校の中で平均レベルであれば、大学入試では高校受験の偏差値マイナス8~10のレベルの大学に合格出来ると考えてください。このレベルで国公立大学を目指すのも、関関同立と呼ばれる関西の有名私大を目指すのも、早慶上理・GMARCHと呼ばれる関東の有名私大を目指すのも、高校に入ってからの学力の大きな伸びが必要です。相当な努力がなければ話になりません。そんな中、英検・数検・漢検などで指定された級をクリアすれば、近畿大学の内部進学が約束されるというのは、ものすごくお得です。

以前の記事でも書きましたが、近畿大学は今や、人気学部の倍率は5倍を超え、8年連続で志願者数が全国No.1の大学です。毎年およそ20万人の高校生が受験を志望しています。新年度からは、新たに「情報学部」が新設され、その学部の学長に就任される方は、あの人気ゲーム機、プレイステーションの生みの親なんだそうです。もちろん、自力で余裕をもって近畿大学以上の大学に合格出来る学力のある生徒さんには、不要かもしれませんが、この大学を押さえた上で入試に挑めるのは大きなアドバンテージです。


昨年度・一昨年度の高校紹介に関しては、私の過去のブログをご覧ください。

一昨年度の「その①」の記事には、説明会で教えていただいた近畿大学の情報も色々と載せております。

そして、先日書かせていただいた以下の記事も、近大福山の説明会で教えて頂いたことを参考に作らせていただきました。「スマホ・タブレット」=「遊び道具」となっており、遅れている日本のICT教育を何とかしたい、「スマホ・タブレット」=「勉強ツール」という価値観を浸透させたいという熱い想いが感じられる説明会でした。

何かを話し合ったり、調べ学習の課題を行う際に、ICTを上手く活用して、全員が自ら考えないといけない状況をつくり出す工夫をされているというお話も伺いました。志望校を選ぶ際に、もちろん偏差値というものも大切です。勉強に対して、それだけ意識の高い生徒さんが集まれば、高いレベルで切磋琢磨出来るので、お互いに成長することが出来ます。

しかし、これからの時代、私たちはスマホやインターネット無しで生活をしていくことがますます難しくなっていきます。その中で、国の方針に形だけ従ってとりあえず生徒にiPadを持たせているだけという教育ではなく、ICTと勉強を積極的に結び付けようとしている教育に注目をした方が、大学・社会人となった時のためになるのかもしれません。(じゃあお前の塾はちゃんとICT活用しているのか、と言われると返す言葉もありませんが・・・)

今後、学校見学をされる皆さんは、大学の進学実績・学校までの通いやすさ・学校の雰囲気、それに加えて、ICT教育に対する取り組み、を加味してみると良いかもしれません。

最後に、入試制度に関して確認をしておきます。

昨年度同様、「Web出願」(クレジット決済などで受験料を払い、各自受験票を印刷して会場へ行く)、「受験会場が本校のみ」(尾道会場・三原会場は無し)となっています。

出願区分は、以下の4つです。(専願は近大福山が第一志望で他の高校を受けない場合、併願は近大福山が第二志望以下で他の高校を受ける場合を指し、専願受験の方が合格ラインが下がります。

1.専願一般(特別奨学生)

・試験日程(R4年度入試): 1/18(火)

・内申の出願基準:中1~3の5教科素内申70/75以上

・受験科目:5教科を受験し、英語+残りの4教科のうち得点の高い2教科の300点満点

・合否決定:上記の300点満点で基準(約8割)を超えた場合、合格となり、1年間授業料全額免除が適用される

→上記基準に満たない場合は、専願一般と同じ基準で合否を出す。奨学生合格とならなかった場合は他校との併願可。

2.専願特別入試(面接)

・試験日程(R4年度入試): 1/17(月)(※体育進学は1/15(土)、1/17(月))

・内申の出願基準:中1~3の5教科素内申47/75以上(かつ、3年間の出席日数が原則20日以内)

・受験内容:約20分の個人面接のみ

3.専願一般

・試験日程(R4年度入試): 1/18(火)

・ 受験科目:5教科を受験し、英語+残りの4教科のうち得点の高い2教科の300点満点

→あまりにも低い点数(基準は3教科100点未満)でない限りは基本合格

→入試得点が基準を超えた(8割前後が基準)場合には、その点数に応じて授業料全額免除・1/2免除・1/3免除・1/4免除になる

4.併願一般

・試験日程(R4年度入試): 1/18(火)

・受験科目:英数国理社の5教科、500点満点

→あまりにも低い点数(基準は5教科170点未満)でない限りは基本合格

→入試得点が基準を超えた(8割前後が基準)場合には、その点数に応じて授業料全額免除・1/2免除・1/3免除・1/4免除になる

※これに加えて、英検3級以上を取得している場合には、当日の本人の英語の入試得点or受験者全体の英語の平均点のどちらかのうち、点数が高い方を本人の得点とするという優遇措置があります。

※新型コロナウイルスの救済措置に関しては、専願の生徒のみが対象です。専願の生徒さんは別途受験日が設定されます。濃厚接触者は、「PCR陰性」「当日無症状」「終日別室受験」の条件を満たした場合のみ受験可能です。

何かご不明な点がございましたら、よろしければ塾にお問合せください!

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