【雑談】ICTを活用しなければならない時代

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

吉和中の生徒さんたちは、今週土曜日にいよいよ「吉中太鼓」のお披露目ですね。中3は勉強に加えて大変だと思いますが、頑張ってください。

長江中では、自分のお薦めの本を紹介する、「ビブリオバトル」なるものが行われるということで、長江中の生徒さんたちの何人かが、塾の本を使ってそのバトルに参戦してくれるようです。みなさん、いい本を選んでいると思いますよ! ぜひ、文化祭で全校生徒の前で発表する権利を勝ち取ってください!

日比崎中の中2の生徒さんたちは、何人か生徒会に立候補するようですね。選挙の公約をどうしたらいいかと相談をしてくれました。まだうちの塾には、尾道市内の中学校の生徒会長が通ってくれたことはありませんが、みなさんの中から会長が出るといいですね。(個人情報でもあるので、実際に会長が誕生しても、ここで紹介することは無いと思いますが)

本日は中3の英数国の授業でした。英文の和訳や英問英答への対応、数学の証明問題、国語の条件作文など、少しずつ入試に関連した項目を追加しています。授業前に毎回やっている英単語の小テストに関しては、前回から入試用の英単語・熟語帳からの出題をしています。

今まで英語の勉強をなんとなくやってきた生徒さんにとっては、今の宿題はなかなか大変だと思いますが、皆さんの高校進学後を見据えたとき、ここでしっかりと英文解釈をしたり、コツコツと英単語を覚えておくことが非常に大切だと思って、この課題を出しています。

特に英文の和訳に関しては、すでに丁寧に訳が作れている生徒さん、英語は決して得意ではないけれど持ち前の国語力でなんとなく意味が取れている生徒さん、辞書を引いてくれた形跡がありめちゃくちゃ苦戦している生徒さん、そして、・・・模範解答丸写しの生徒さんと様々です。

適当に力を抜いてやるならそれでも構いません。塾の方針と合わないなら辞めてもいいと提案しましたが、塾は辞めず、それでもこちらの言うことは聞かない、というなんとも中途半端な道を選ぶんですね。それって、何のためにこの塾に通っているのか、まったく理解が出来ませんが、そんな生徒さんの出してくれる宿題は、こちらも細かく添削する手間が省けるので、助かっています。

ただ、しっかりと私の話を聞いていくれている生徒さんは、今のうちにしっかりと英語の練習をしておきましょう。

さて、2学期に入り、塾対象の高校説明会のシーズンです。先日は、近大福山の説明会に伺って参りました。

近大福山の説明会にて・・・

机の上には、近大福山の生徒さんがデザインしたマスキングテープや、近大が作っているミネラルウォーターなど、色々なものが置かれていて、相変わらずユニークな説明会でした。その説明会のお話はまた後日こちらで出来ればと思っています。

今回は、その近大福山の発表の中で、気になったものがあったので、ご紹介をしたいと思います。

新型コロナウイルスの影響で、各学校では、コロナの感染者が出れば臨時休校になることもあります。その影響もあって、昨年度からタブレット端末を使った課題やオンライン授業などが急速に普及していきました。みなさんの学校教育について、色々なルールを作っている文部科学省は、生徒が1人一台タブレットを持ち、ICT教育を推進するという、「GIGAスクール構想」を打ち出しており、それがものすごいスピードで実現されつつあります。

文部科学省「GIGAスクール構想の実現について」

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

では、なぜ今、この「GIGAスクール構想」というものが必要なのか。

私は今回の近大福山の先生方の説明を聞くまではイマイチ理解できていませんでしたが、今回の説明会で明確に理解出来たような気がします。説明会というのは、その学校のことを知れるという点、その学校の入試制度の変更点を知れる点というのが一番のポイントですが、それ以外に、その学校の「熱い想い」や「教育と取り巻く現状」というものを知ることができる貴重な場です。偏差値や進学実績だけでは理解できない色々な魅力を知ることが出来ますし、教育に関するトレンドを知ることが出来ます。

文部科学省の動画から

近大福山の資料をそのままこちらに載せる訳にはいかないので、ここからは、そのお話の元になった資料を引用しながら、少し話をしていきたいと思います。

こちらは文部科学省の作った、「GIGAスクール構想」に関する動画です。こちらの21分あたりから「ICT活用の実態」に関して、文部科学省初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長 髙谷浩樹さんが説明をされています。ちなみに、「初等中等教育」とは、小学校・中学校・高等学校での教育のことを指します。

文部科学省 国立教育政策研究所 「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」 (https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf)より引用

日本の教育現場では、デジタル機器(=ICT)を利用する機会が圧倒的に少なくOECD加盟国の中でも最低です。ICTを利用して、「宿題をほぼ毎日やっている」生徒さんの割合が、OECD加盟国の平均値が22.2%であるのに対し、日本はわずか3%です。

つまり、日本では教育にデジタル機器、ICTというものを上手く活用できていないことが分かります。

文部科学省 国立教育政策研究所 「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」 (https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf)より引用

その結果、上記のグラフのような現象が起こります。

ICTを1日に4時間以上使ってしまうと、日本でも他国でも子供の学力は下降してしまいます。(赤い太枠内)

ここでは、それ以外、つまり1日の利用時間が4時間未満の生徒さんたちに着目してみましょう。OECDの平均値を見てみると、ICTを利用すればするほど学力が向上していくのに対し、日本の場合には学力が変わらない「横ばい」状態です。(黄色い線の部分を参照)

つまり、ICTを積極的に利用しても、今までの日本では、学力の向上には繋げられていなかったということです。

この原因の一つは、教育現場でICTが活用されなかったという上記の原因が一つ。そして、我々大人も、ICTを勉強のために積極的に使っていないことが原因のようです。大人がちゃんと勉強に使えていないのに、子どもだけが上手く勉強につなげられるというのは、都合の良い話ですよね。私たちもきちんと学ばなければいけません。

文部科学省 国立教育政策研究所 「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」 (https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2018/01_point.pdf)より引用

日本の子供たちがICTを使うのは、SNSなどのネット上でのおしゃべり(チャット)と、一人用ゲームがメインだということが、この調査から分かります。これもきっと大人たちを見習った結果でしょうね・・・。

そして、ここには項目が無いようですが、YouTubeなどの動画配信サービスの視聴時間も含めてみると、日本の子供たちは、ICTに触れている時間は決して少なくない、むしろかなり多いはずなのに、それが勉強につなげられていない。

これが日本のICT教育の大きな課題のようです。

ICT教育って、これからの時代には絶対に必要

だからこそ、教育現場で積極的にICTを活用しようということで、小学校ではプログラミングの授業が必修化され、1人1台のタブレットにつながるんですね。きちんとICTを遊び以外のものに活用できる方法を学んでいこうとしている訳です。

確かに、ICTと教育を上手く組み合わせれば、ものすごい効果が期待できるでしょう。

検索をすれば予備校の先生の授業動画なども見つかります。調べたいことも、動画で見ることで瞬時に理解できます。世界中の人とインターネット上で、コミュニケーションをとることも出来ます。アメリカの大統領の演説の動画を見ながら、字幕を追いかけて語学の学習をすることも出来ます。大量の教科書をデータ化して持ち歩けば、わざわざ重い荷物を背負って、尾道の坂道を登らなくて済みます。言葉の意味をインターネット上の辞書ですぐに調べることも出来ます。他の受験生たちが一日にどれくらい勉強しているのかを知ることが出来るアプリもあって、刺激を受けることができます。

そして、以上のことは、数十年前ならば、ものすごい費用のお金を払わなければ出来なかったはずですが、今はインターネットの通信費のみで行える時代になっています。

以前、こちらの記事で紹介した広島県内の高校生たちのように、このコロナ禍であっても、ICTを活用して、平和に関する自分たちの問題意識を世界に発信することも出来ます。

もう、今はSociety 5.0と呼ばれる、情報化社会から更に一歩進んだ、そんな時代なんですね。

だからこそ、LoqLogの重要性はもっと伝えなければいけないし、いずれはLoqLog Readerという、今は全く使っていない機能も利用して、みなさんの英文音読の管理もしなければならないと思っています。(しばらくはまだ行えませんが・・・)

私自身も、勉強に積極的にICTを活用しなければならない、そして上手く活用出来たものに関しては、生徒さんたちにもおススメしていかなければならない、そう考えています。塾講師も、勉強内容を毎年毎年ずーっと、今まで通り教えているだけではなく、変化をしなければならないという、大変な時代になってしまいました。ですが、そこで生き残っていかないと、いずれはオンライン講座を解説している優秀な先生たちに、生徒さんを全員取られてしまって、塾がつぶれてしまうんじゃないかという危機感があります。

まずは、今年新しく始めたことに関して、上手く軌道に乗せることが最優先ですが、ICTの活用は塾としても真剣に考えなければならないと、決意を新たにすることが出来る説明会でした。

ぜひぜひ、みなさんの通っている中学校でどんなICT教育が行われているのか、教えてください。そして、何か要望があれば教えてください。塾全体で、社会の変化に立ち向かっていきましょう!

Follow me!

【雑談】ICTを活用しなければならない時代” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です