【雑談】宿題だけは終わらせろ

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

9/3、9/4はお休みです。ご注意ください。

さて、夏休みも終わってしまいました。みなさん、宿題はきちんと学校に提出出来ているでしょうか?

それに少しだけ関連した話ですが、夏休み明けの始業式の日というのは、「1年のうちで学生の自殺が最も多い日」なのだそうです。

楽しい夏休みの反動なのか、もしくは学校に行きづらい子たちがまた学校に行かなければならなくなって気分が落ち込む日なのか、はたまた宿題をやっていなくて先生に怒られてしまうことが嫌なのか・・・自ら命を絶ってしまう子が多いのだそうです。

私個人の意見としては、「生きてこそ」だと思っていますし、生きていればこの先楽しいことがたくさん待っていると思っていますので、嫌なら目の前のことから逃げてしまえばいいのではないかと思っています。逃げたって、人生が真っ暗・・・なんてことはありません。学生時代は不登校だったけれど、今は普通に仕事をして楽しく暮らしている人だっています。

勉強だって、高校受験という意味では今するべきことだと思いますが、大人になってからでも、老人になってからだって始められますからね。自分が必要だと思うときにやればいいと思います。

だから、自分の身を守るために逃げることも必要だと思います。

ただ、習い事ならまだしも、実際のところは学校から逃げるなんて、引っ越しや転校をするのは簡単ではないでしょう。フリースクールに通う、保健室登校になる、不登校になる、という選択肢もあるとは思いますが、高校進学のことを考えると、なかなか簡単に決断出来ることではないように思います。

人間関係であれば、周りの人が間に入ってあげることは難しい場合があるかもしれませんが、宿題に関してであれば、場合によってはご家庭の努力で、その不安が解消できるかもしれません。スケジュール管理が上手くできないから宿題が出来ないのであれば、今どこまで終わっているのかを把握し、いつまでに何を終わらせるかを約束してあげることで、きちんと終わらせられる場合もあるでしょう。宿題をやる学力が足りないのであれば、個別指導や家庭教師、あるいは近所のお兄さんお姉さんや友達に頼んで、宿題を終わらせる手伝いをしてもらうことも出来ます。

思春期で難しい時期であれば、こちらの言うことを聞いてくれず、上手くいかないこともあるでしょうが、根気強くあなたのためだと伝えてあげることで、いつかは理解してくれる日が来るのかな・・・。自分で宿題が出来ないお子さんに関しては、必要なことかもしれないですね。

そして、夏休み明けの始業式の日というのは、学校の先生からすると「体調が悪そうな子たちをたくさん見かける日」でもあるのだそうです。夏休みの宿題がたまっていて、始業式前日に徹夜をして終わらせようとする子が一定数いるため、始業式の日に体調が悪そう、目の下にクマが出来ている・・・そんな状態で登校してくる子もいるのだとか。

寝不足だとイライラしやすかったり、ネガティブなことを考えやすくなったり、夜型の生活になって生活リズムが崩れたり、ぼーっとして事故にあってしまったり、お肌が荒れたり太りやすくなってしまったり・・・といった良くないことが起こる可能性が高くなります。それはもしかしたら、不登校の原因になるかもしれません。そうならないように、学校の宿題をそもそも無くしている地域もあるそうです。

ということで、夏休み明けというのは、「宿題」に関連した色々なトラブルが起こりやすい時期です。

そんな自分をなんとかしたいと思える生徒さんは、ぜひ歌手のGACKTさんの言葉に耳を傾けましょう。

たくさん失敗したらいい。

失敗を恐れて何も出来ないヤツは

結局、何も変わらない。

成長したければたくさん失敗しろ。

ただ、夏休みの宿題だけは終わらせろ。

決められた期限を守れなかった失敗だけ

大人になってからも絶対に癖になる。

言い訳せず今からやれ。

失敗を恐れる大人にはなるなよ。

X(旧Twitter)より引用

成長するためには、新しいことに挑戦することが大事。だから、失敗はつきもの。

今、自分が成長出来ていないと感じるなら、もっと努力をしたり、環境を変えたり、何か行動をしなければいけません。自分のアタマで考えて、工夫をしなければいけません。今後30年で今ある仕事の半分以上が無くなると言われている時代ですから、今の子供たちはなおさら、自分で考えて行動することがものすごく大切です。

ただ言われたことを何となく聞いたフリをして、表面上だけやった風に見せかけて、自分から何も工夫をしない。この状態を日々繰り返しているだけでは、その分野での成長は期待できません。だから、失敗を恐れずにどんどんやってみろ、つまり、もっと自分のアタマで考えて行動しろと、GACKTさんはおっしゃっているんですね。

だけど、「決められた期限を守れない」という失敗だけはするな。というのがGACKTさんの主張です。

確かにそうですね。約束を守れないというのは、プライベートであろうが仕事であろうが、相手から信頼されなくなります。自分の周りからどんどん人が離れていきます。自分の大事な人までそれで離れてしまったとすれば、それはものすごくさみしいことです。

宿題をやるというのは、生徒のみなさんが、家族・友達以外の他人(=先生)とする最初の約束の1つです。相手はみなさんのことを100%は理解してくれないでしょう。だから、時には理不尽と思えるような要求に思えることもあるかもしれません。約束を守れなかった理由をいくら説明しても「言い訳をするな!」と怒られてしまうかもしれません。いつも味方になってくれるとは限りません。

これは授業中も話をしています。

「宿題をしない、小テスト不合格を繰り返すということは、『お前の話なんて、誰が聞くかよ、バーカ。』って、直接先生に対して言っているようなものなんだよ。先生もそれを毎回されるとさすがに傷つくよ。」

先生の話が聞きたくない(=言われたことを実行する気が無い)、先生の顔も見たくないなら逃げましょう!笑 少なくとも塾に関してはそれが許されています。今の塾を辞めて別の塾に行けばいいだけですから。

そして、この塾で今後も頑張りたいと思ってくれているなら、期限はしっかりと守りましょう!

まずは9/6が提出期限の、模試の解き直しレポートですね。何をやっていいか分からなければ、質問をしてください。また、ただやるだけではなく、自分の出来なかったところをきちんと見直すための機会にしてください。そうすれば、ここからもっと成績が上がりますから。

ということで、新学期早々に、一部の人にとっては少し耳が痛くなるような話をしました。一緒に成長していきましょう!

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