【教室内紹介】模試の解き直しはしっかりと

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

9/10, 9/11はお休みですので、ご注意ください。

先日、大学生になった卒業生さんが久しぶりに顔を出してくれ、「先生の子供の写真、ブログで見てますよ~」との報告を受けました。最近はあまり登場させていませんでしたが、可愛い写真のストックはたくさんありますので、近々まとめて放出したいと思います!ご期待ください!

とりあえず、今回は先日撮った寝ぐせ写真だけ・・・。

ぼさぼさでかわいいですよね?(親バカ)

赤ちゃんって、眠くなるとものすごく頭が熱くなるんです。汗もかなりかいているようです。そのため、お風呂上りに髪を整えても、寝ている間にぐっしょりと頭に汗をかいてしまうので、それで強烈な寝ぐせが出来上がります。まるでドラゴンボールのスーパーサイヤ人みたいな髪型になっていて面白いです。

報告に来てくれた大学生の生徒さんは、現在2回生(大学2年生)ですが、もう既にインターンシップで、マスコミ関係の職場体験に行ったようです。3回生の冬には就職活動、4回生は卒業論文、その前には教員採用試験と、考えるとここから就職まであっという間ですね。大学生活を楽しみつつ、自分の将来のためにしっかりと必要な情報は集めて、自分の納得できる就職先を見つけてくれればと思っています。

他にも、高校1年生の生徒さんたちもちらほらと塾に来て近況報告をしてくれています。

福山誠之館に進んだ生徒さんは、学校からはほとんど課題が出ないけれど、みんな勉強していて、中でも数学でかなり苦戦しているということを夏休み前に話してくれました。夏休みにたくさん数学を勉強して、みんなに追いつけているといいですね。

尾道高校の総合進学に進んだ生徒さんは、あんまりクラスの男子同士が仲が良くないから、クラスの雰囲気があまり良くないような話をしていました。高校と言えば、クラスTシャツや学年Tシャツを作って、文化祭や体育祭でみんなで盛り上がるのが定番ですもんね。楽しくて充実した高校生活が送れるように、クラスの雰囲気が良くなることを願っています。

また、尾道北の生徒さんで、模試の成績が学年1ケタ台だと報告しに来てくれた生徒さんもいました。さすが、入試の次の日に英検2級の2次試験を受けに行くスケジュールを組んだだけはあるなぁ・・・。夏の間には東京の大学をいくつか見てまわったようで、それもモチベーションになって、更に勉強に励んでくれることを期待しています!

みなさんが、頑張っていることを知れると嬉しいし、この塾が、みなさんに何かプラスの影響を与えられていたとしたら、それもものすごくうれしいです。授業でバタバタしている時もありますが、気が向いたらぜひ顔を見せて下さいね。

以前は、学校のことで悩んでいることを相談しに来てくれたり、志望校について相談に来てくれた子もいました。何か気の利いた解決策を提案出来るかどうかは分かりませんが、話を聞いて、私なりに思っていることをお伝えすることは出来ます。そんな目的で来てくれるのも全然オッケー!

なぜ全県模試を毎回受けるのか

さて、ここから本題です。8/20にうちの塾では第3回全県模試を生徒の皆さんに受けてもらい、前受け・後受けも全て完了し、無事に業者に発送することが出来ました。

そこで、全県模試について、こだわっていることを改めて書いてみたいと思います。

全県模試は広島県公立高校の入試に合わせて作られている模擬テストです。特に中3の第3・4・5回の模試は、前年度に出題された傾向を踏まえて、かなり本気を出して作ってくれています。受験者は広島県内の塾に通っている生徒さんたち。

しかし、大手の塾さんは自分たちの塾内で独自に模試を実施しているため、受験者の数は決して多くはありません。中3になれば4000人以上の生徒さんが受験するようになりますが、中1であれば全体の受験者が300人前後ということもあります。

昨年度からうちの塾では、希望者を対象に全国模試も教室受験が出来るように環境を整えました。こちらは対象者は全国に数万人います。LINEグループで情報交換をしている全国の名だたる個人塾も、こちらの模試を実施している塾さんが多いです。また、模試の解答に解説動画もついていて、何やらハイテクです。笑 模試の後受けなどの処理もしやすく、教室での採点もしやすい。色々と考えるとこちらの模試の方が便利だし、受験者も豊富なので、そもそも教室で受験する模試のメインをこちらに切り替えようかと考えないこともないです。

ですが、模試は受験者がいて、データがそろってなんぼの世界。だから全県模試の受験者が減ってしまえば、きちんとしたデータが集まりませんし、そもそも人が少なくなれば模試自体が無くなってしまうかもしれません。そうなると、きちんと広島県の入試問題に即した問題を出題してくれて、志望校判定の出る模試が、うちの塾では受けられなくなってしまうかもしれません。だから、うちでは引き続き全県模試を受けさせ続けます。

そして、「県内1位がうちの塾から2人も出た!」などと、模試結果を私がブログでドヤることで、他の塾の先生たちにも「あいつが調子に乗らないように、うちの優秀な生徒たちも全県模試を受けさせて、上位をとってやる!」と火をつけたいと思っています。そうなってもらうことで、塾は違えど、お会いしたことが無くても、お互いの塾の生徒さんたちに切磋琢磨してもらえるように、盛り上げたいと考えています。

「解き直しレポート」の重要性

東大出身のクイズ王、伊沢拓司さんは、「模試で良い結果をとったらゲームを買ってやると言われて、ゲームのために勉強を頑張っていたら、いつの間にか勉強が出来るようになっていて、模試で良い結果を取ることがゲーム感覚で楽しくなってきた。」とどこかのインタビューでおっしゃっていたと思います。私も、しっかりと頑張る子には引き続き頑張ってもらい、まだまだ学力が上がっていない生徒さんにも、ゲーム感覚で自分がレベルアップしていく感覚を楽しんでほしいと思っています。

恋愛でも、相手のことを好きになるためには、時間をかけて、その人と一緒にいる時間を増やすことで、お互いを理解してお互いのことが好きになっていくのでしょう。(『金の国 水の国』のレビュー後なので、ここでも恋愛でたとえてみました。)

だからこそ、勉強が嫌いなみなさんも、まずはもっともっと、その内容を知るために時間をかけてみることが大切だと思います。

答えを写して、あとの時間はボーっとしていたり、とりあえず教科書の内容をノートにまとめ直して時間を潰す・・・ではなく、きちんと問題を考えて解き、出来ていないことを1つ1つ確認して、出来るようにしていくことが、勉強を好きになるために大切なことです。

生徒さん1人1人が、もっと勉強にしっかりと時間をかけて向き合えるように、ぜひ引き続き、ご家庭のサポートもお願いしたいです。

昨年は生徒さんたちに、「何のために塾に通っているの?」とアンケートをとったことがあります。多くの生徒さんが「成績を上げるため」「志望校に合格するため」と書いてくれました。先生も全く同じ気持ちです。

先生は何度も授業中に「先生はみなさんの成績を上げたいだけなんだよ! 敵じゃなくて、みんなの味方だから、分からないことは何でも相談して! こんな問題も解けないのか、なんて絶対に怒らないし、その問題を塾で出来るようにして、みんなには学校で習ったときに、自分はスラスラ解けちゃうぜって、カッコつけて欲しいんだよ。」と叫んでいます。本当に心からそう思っています。

そうなってもらえるように、うちの塾では「解き直しレポート」というものを生徒さんたちに提出してもらっています。

みなさんが、定期テストの後にやる「誤答処理」とは少し違います。みなさんが、「次の模試では正解したい3問」を各教科の、自分が間違えた問題からピックアップしてもらって、それに関連した問題を自分でテキストから探してきて、問題を解いてもらいます。

偏差値が50に達しない生徒さんが、正答率5%の難問を解き直すことにあまり意味はないと思っています。その前の基礎の段階でつまづいている可能性が高いわけですから、まずは地道に正答率70%以上のレベルの問題で、自分が出来ていなかったところをコツコツと解いて、やり方を覚えて行った方が結果が出やすいです。「次は絶対に正解したい」と『自分が』考えた問題を『自分で』選んでもらっている理由はそこです。大げさではなく、こうやって『自分で』考えること自体が、将来勉強以外のところにも活かせるのではないかと思っています。

もちろん、問題選びについて悩んでいるようであれば、塾で私に相談してほしいです。塾で相談しづらいなら、ご家庭や、勉強が出来る友達からアドバイスをもらった方がいいと思います。塾に慣れてしまって、手を抜くことを覚えて、この部分が作業になってしまう生徒さんは、なかなか模試の結果が良くなっていきませんし、きっと勉強は嫌いなままです。

部活だって、上手くなってレギュラーになるためには、自分に何が足りないのかを考え、それを練習して出来るようにしていきますよね? 何も考えずに、言われたメニューをただやるだけなら、なかなか上達は出来ません。

恋愛だって友人関係だって、相手と仲が悪くなってしまったり、距離が思うように縮まらなかったりすれば、自分の何がまずかったのかを考えて、相手に対して思いやりをもって接しようと努力するところから始まりますよね? 何も考えずに、自己中心的なまま、今まで通り相手に接していれば、その人はあなたのことを苦手に感じて、いつかあなたの前から去っていくかもしれません。

勉強だって同じで、きちんと自分で考えて、こうすれば成績が上がる、志望校合格に近づけると考えたことを実践することが大切です。もちろん、失敗することだってありますが、さらにまずかったことが見つかったならば、次はそれを直していく・・・その繰り返しです。

こんな風に考えると、世の中の全てのことは、「成長する」という意味では大切な部分は同じで、根っこの部分でつながっていると思います。・・・ちょっとスケールを大きくしすぎたかもしれませんが、「解き直しレポート」はそれくらい真剣に頑張ってほしいと思っています。

全県模試のときにいつもやっていること

模試の中で私が一番気になるのが「数学」です。

塾のテキストの中では、数学だけは1段階レベルを落とした教材を使っています。そうしないと、ついていけない生徒さんが続出するだろうからというのが、大きな理由です。実際、テキストに登場するちょっとだけひねった問題になると、最初から考えようとせずに答えを赤ペンで写したような解答が多々見られます。

繰り返しますが、塾のテキストは、数学だけは英語や国語よりも易しいテキストです。そのため、「応用問題」とテキストに書かれていても、それは学校のワークにも登場するレベル。決して簡単とは言いませんが、尾道北や尾道東以上の高校への進学を考えている生徒さんであれば、きちんと問題を解いて、間違えたなら解き直し・見直しをして、それでも分からなければ先生に質問をして、理解できるようになっておいてほしいレベルの問題です。

そんな風に、数学が心配だからこそ、全県模試の後は毎回、私の手書きの解答を各学年ごとに作って配布しています。

さすが、本気を出した中3の全県模試! 入試で今トレンドになっている箱ひげ図の問題ももちろん出題されましたね。去年の中3の生徒さんたちには、全国の公立高校の入試問題の中から、「箱ひげ図」を扱った問題をピックアップして配りました。そして、案の定入試でも出題されました。今年も・・・公立高校の入試ではきっと出ます!

関数の問題が、思ったよりも簡単だったのですが、ただ正解だった良かったで終わってほしくなかったので、同じ問題を4パターンの解法で説明したりもしました。

中1の模試は中学校内容で学習したことがまだまだ多くないため、小学校の知識を使って解く問題がいくつか出題されています。面積を答える問題はまさにそういった問題だったのですが、きちんと図形が頭に浮かんでいるかがとても大切でしたね。

解説を読んで少しでも理解する手助けになっていて、苦手意識が無くなってくれればいいんですが・・・さて、どうなるでしょう。

中2の関数の問題に関しては、模範解答の解き方がわかりにくいので、生徒さんたちがつい先日塾で習ったばかりの1次関数の知識を使って解けば、どんなふうに解けるかを解説しました。きちんと今の授業を頑張って理解しようとしてくれている生徒さんたちであれば、納得してもらえるような解説を書いたつもりです。

模試の解答なんて、「模範解答」がついている訳ですから、別にわざわざ塾の先生が丁寧に解いて、答えを配る必要はないのかもしれません。ですが、「みなさんの成績を上げたい」という気持ちが本気であることが生徒さんにちゃんと伝わるように、毎回このような解答を作成しています。私が毎回皆さんに授業をして、授業の様子から「ここは説明しなくても大丈夫そう」「ここは、ちゃんと説明してあげた方がみんながよく理解出来るよな」と考えながら毎回この手書き解説を作っています。

どうか、この配った手書きの解答をカバンの奥底につっこんだままにせず、自分の成長のために上手く利用してください。それがみなさんがこの塾に通って成し遂げたいことにつながっています。

少しずつでもいい、時には上手くいかなくて後ずさりしたっていいので、今の自分の出来る精一杯のことをして、塾に来て下さいね。一緒に頑張りましょう!

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