【雑談】甲子園!

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

8/29~8/31も以前お休みした日の振替で開けることにしました。つまり、8/22~8/31まで毎日10時から開いています。模試の解き直し、受験生は受験勉強、まだ学校の課題が残っている人は集中して終わらせるために塾を利用してください!

さて、今回は雑談の記事で、私の思い出がメインで、たぶん読んでいる方にとっては全然面白くない内容だと思います・・・が、たまにはそんな日があってもいいですよね!笑(いつも面白くはない、とか言わないで)

昨日高校野球の夏の大会の決勝戦が行われたようで、神奈川県の慶応高校が優勝しましたね。関係者の皆さん、高校・大学のOB・OGのみなさんはおめでとうございます! あの慶應義塾大学の附属校で、高校から勉強で入ろうとすると偏差値は75くらいの高校です。英語に関しては、中学3年生の段階で、高校2年生レベルの語彙力・文法力・速読力が必要な問題だと思います。ものすごい学校です。

少しあやふやな記憶ですが、スポーツ推薦のような制度があったので、部活動をしている生徒たちは必ずしもそれくらいの学力がある訳ではないようですが、成績優秀な上に、全国大会出場チームのレギュラークラスでなければならなかったはずです。ハイレベルな文武両道で頑張らなければ合格は出来ません。

幼稚舎と初等部(小学校)・普通部と中等部(中学校)・高等部(高等学校)とエスカレーター形式でそのまま持ち上がっている生徒たちもいます。私も以前の教室では慶応普通部に通う野球少年の授業を担当させてもらったこともありましたが、部活も勉強も必死に頑張っていましたね。ちなみに、その生徒さんから聞いた学校の裏話の中で覚えているものでいうと、慶応に小学校・中学校・高校とどの段階で入学したかで、ぼんやりと「序列」のようなものがあると話していたのが印象的でした。

小学校から入ってくる子たちは親がものすごくエリートで、英才教育をしていて優秀なんだそうです。元嵐の櫻井翔さんは幼稚舎から大学まで慶応、お父さんは東大卒の官僚ですもんね。高校から入ってくる子たちに関しても、もちろん偏差値75の超ハイレベルな入試で勝ち上がってきた子たちですから、同じく優秀。一方で、中学校から入学する生徒たちに関しては、もちろん一般的な生徒たちと比べれば、優秀なことは間違いないのですが、「周りよりちょっと理社が得意だけど英語が苦手な子」という位置づけになってしまうのだそうです。中学受験に必要な受験科目は、「国語・算数・理科・社会」ですから、英語が得意である必要がありません。というより、慶応に合格するためには、ほとんどの子は小学校のうちから英語を本気で勉強している暇がありません。だから、学校に入学してから英語に苦戦してしまう生徒が多いという話でした。

私も今は中学受験からは離れてしまっているので、最近の中学受験事情はよく分かっていません。だから、今の状況がそうであるとは限りませんが、なかなか面白い話でした。他にも、慶應義塾では「先生」と呼べるのは福沢諭吉先生だけだから、大学の教授のことも「くん」付けで呼ぶ・・・というのは流石に都市伝説でしょうか? ぜひ通っていた方がいらっしゃれば教えてください。笑

そしてそして・・・もう一つ、甲子園に関連した雑談をさせてもらうと、実は今回の甲子園出場校の中には、私が馴染みのある高校が2校ありました。それが、東東京代表の共栄学園高校と、千葉代表の専修大学附属松戸高校です。

私が以前勤めていた教室から一番近くにある私立高校が共栄学園高校でした。バレー部が全国大会レベルで非常に有名なのですが、野球でここまで活躍できるとは驚きでした! 毎年、中3の生徒たちが何人も受験しに行っていましたし、学校の先生もよく塾に挨拶に来て下さって、中学受験の過去問を置いていってくれていました。グラウンドもちらっとは見たことがありますが、狭かったと思うので、どこか学校とは離れた場所に別に練習場があったんでしょうかね。東東京は甲子園出場経験のある関東第一・修徳・二松学舎大附など強豪ぞろいですが、その中で勝ち上がったのがすごい!

そして、「センマツ」こと専修大学附属松戸も、私が以前勤めていた塾からは5駅くらいのところにある、偏差値65くらいの進学校でした。東京の私立高校の入試は、ほぼ一斉に2月10日前後で行われるのですが、センマツは1月中旬。そのため、レベルの高い生徒が実力試しで受験することもありました。最近、野球でちらほらと名前を聞くこともあったような気がしていたのですが、こちらも今回の甲子園に出場していたと聞いたときは嬉しかったですね。

ただ、最近は人が死ぬレベルの暑さですから、その中で大会を開催することに関して反対意見も出ているみたいですよね。今回の大会は、途中で休憩タイムが入ったり、準々決勝以降は試合と試合の間に1日休みがあったりと、色々な工夫がされていたと思いますが、それでも大会の時期を春や秋にずらしたり、ナイターでの開催にしたりといった案が出ています。選手の事を第一に考えるならば、そうした方がいいのかもしれません。ただし一方で、大会を盛り上げ、継続して運営をしていくためには、ある程度テレビ局や新聞社の都合に合わせなければならないのも事実です。難しいところですよね。

他にも、連戦で投手が投げすぎて肩を壊してしまう問題や、他チームのサイン盗みをするチームがあるという問題、応援をしている生徒たちを盗撮する被害などもあるようです。高校球児は丸坊主じゃなきゃダメなのか問題というのも、・・・未だにあるんですね。

100年を超える伝統があり、「夏の風物詩」とも言われています。私も、毎日昼間は甲子園を眺め、夜は出場している選手を特集した『熱闘甲子園』を観ていたら、いつの間にか夏休み終盤になってしまっていたという悲しい経験をしてしまったこともあります。また、プロ野球やWBCには大して興味はないけれど、高校野球で自分の県から出場しているチームの試合は、ついつい観てしまうという方もいらっしゃるはずです。

それくらい甲子園というものは伝統的なものであり、日本文化の1つと言ってしまっても過言ではないと思います。その伝統を「今まで通り」で存続させるのか、次の世代に引き継いでいけるように、柔軟に変えていくのか、甲子園にだけ限らず、「伝統の継承」という問題に関しては、色々なところで考えなければいけないことのように感じました。

ということで、私の塾も、しっかりと生徒さんたちが勉強してもらうことが伝統になるように、1つ1つの取り組みに効果があるのか、生徒への声掛けはどういったものがいいのか、授業内容・使用教材・授業スケジュールは今のままでいいのかを常に考えながら、変えるべきところは変えながら、頑張りたいと思います。

9月まで残り1週間、まだまだ暑い日が続きますが頑張りましょう!

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