【雑談】「勝手に勉強をする子」が出来上がるのに大切なのは・・・

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

来週まで毎日塾を開けています。試験勉強、もしくは試験後の復習をぜひ塾でがんばりましょう!

先日、「プレジデントオンライン」というサイトのネット記事で、こんなタイトルの記事が出されました。既にご覧になっている方もいらっしゃるのではないかと思います。

これほど脳が活性化する方法を見たことがない…脳研究者が驚いた「勝手に勉強する子」ができ上がるプロセス (msn.com)

なんとも刺激的なタイトルですよね。塾にお子さんを通わせている方なら、「勝手に勉強をする子」なんて誰もが憧れるはずです。

そして、ご覧になって頂いた方ならお分かりかと思いますが、結局大事なのは何かというと・・・

もう、このブログでも何度も取り上げていますが・・・・

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「音読」でしたね。

私はこれまで数百にものぼる実験を行い、脳が活性化する様子を研究してきました。

その中で、最も強く脳が活性化したのが「音読」でした。現在においても、私は音読以上に脳を活性化させる実験結果は見たことがありません。

音読を行うと、脳の神経細胞が一斉に活性化し、脳の血流がどんどん高まって、大脳全体の70パーセント以上が活動しはじめることがわかっています。

(中略)

脳全体の血流が高まり、活性化した状態にできるのですから、脳の「準備体操」として音読は最適であるといえるでしょう。実際に、1日10~15分の音読を行うと記憶力が20%アップするという研究もあります。

(中略)

この4万人の子どもを調査・分析した結果から、さらに次のようなこともわかりました。

・「勉強2時間以上で読書をまったくしない」群の平均偏差値は50.4

・「勉強2時間以上で読書を1日10~30分する」群の平均偏差値は53.6

・「勉強30分~2時間で読書を1日10~30分する」群の平均偏差値は51.3

つまり、同じ勉強時間でも、読書を1日10~30分するだけで偏差値は「3」上がる。さらに、1日2時間以上勉強しても、まったく読書をしていないと、それ以下の勉強時間の子どもより成績が悪くなる……という驚きの結果が出ています。

ここから、子どもには毎日30分程度の読書習慣をつけることが望ましい。すると、2時間の学習に匹敵する成績アップ効果が期待できるといえるのです。

ということで、私が「音読」を推奨している理由が、脳科学の分野の研究からも証明されてしまいました。

現在塾では音読タイムをお休みしていますので、どうかご家庭で音読タイムを設けていただければと思います。音読をすれば脳が活発になり、記憶力がアップするんです。そうすれば成績アップにもつながります。成績が上がれば、ゲームをクリアしているような感覚で、少しは勉強も楽しくなってくるはずです。そうなれば、勉強をすることの苦痛だって、少なくなるはずです。

何度も言っているように、黙ってじーっと文章を眺めて、「目」で見て暗記するよりも、声に出して書いていけば、「目」と「耳」と「口」と「手」で暗記をすることになります。すると、「目」で見て覚えた内容を忘れても、「耳」「口」「手」のどこかが覚えてくれていることがあります。声に出したときのリズムが頭の中に残っていて思い出せたり、しゃべったときのテンポ感で思い出せたり、この文字を書いた後はこの文字を書くという手のクセで思い出せたり出来るということです。

また、生徒さんは文章を読めているつもりでも、意外と頭の中に入っていないことが多いんです。(もしかしたら、大人もそうかもしれませんね) 音読をすることは、主語と述語だったり、言葉のつながりだったり、文章を理解することの手助けになります。読めない漢字や英単語にだって気づけるし、文章が頭の中に残りやすいです。

せっかく成績を上げるために塾に通っているんだから、成績を上げるためのコツはどんどん試してみた方がいいですよね。

うちの卒業生で現在は「宮崎塾」に通っている生徒さんが、うちに近況報告をしに来てくれたときに、

「宮崎塾は毎日音読タイムがあって、そこで音読しているだけで勝手に英語のリスニングは満点が取れるようになってます♪」

と話してくれました。

いいですか? もう逃げ場はありません!謎

全ての証拠が、ある1つの事実を示しています。

「成績を上げたければ、音読をしろ!」

みなさんが、どんな風に音読をしているのかなどなど、よければ教えてください。音読をすると、こういうところが良かったなんて話は、先生のブログの新たなネタにもなります。ぜひぜひ、色々な報告をお待ちしています!

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