【教室内紹介】テ対の講評&新企画発表!

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

週末は日・月も開けております。栗原中の生徒さんたちは、しっかりとテスト勉強を、そして他の生徒さんたちも10/31には第4回全県模試を実施予定ですので、この時期にしっかりと勉強を進めましょう。附属三原の生徒さんは秋休みの期間、勉強と息抜きをきちんと計画を立てて行ってくださいね。

さて、久しぶりの更新となってしまいました。・・・といことで、こちらも溜まっていたものを一気に吐き出したいと思います!笑

この後は、本日衆議院が解散しましたので、選挙に関することを少し記事にして、そこからしばらくは、私が秋に学校見学に行ってきた学校の紹介等の記事をまとめたいと思っています。私立をどうしようかと迷っている皆さんは、ぜひ学校選びの参考にしてもらえればと思っています。

前期末・2学期中間テストの勉強頑張れましたか?

10/1~10/12までの期間は、テスト対策期間ということで集団授業を停止しておりました。水曜日から久しぶりに集団授業を再開して、中1・中2の授業を行いました。

普段は問題集で飛ばしていた応用問題を中心に、演習中心の授業を行いました。定期テストが終わった直後の知識がある状態なら、少しは太刀打ちできるかとみなさんに期待をしていましたが、まったく手が付けられない生徒さんと、きちんと戦えている生徒さんとで2極化してしまいました。

水曜日の授業で解いた問題が全く解けなかったなら、あなたのテスト勉強はイマイチだった、応用問題までは手が回っていなかった、ある程度手が付けられたなら、ちゃんと学習内容を理解出来ていた、ということです。

この期間、毎日塾を利用してくれた生徒さんには、いつも通り賞状をお渡ししています。(写真は1学期末のもの) 今回は中1が2名、中2が2名、中3が3名の計7名の皆さんでした。皆さんの頑張りは毎日教室で見させてもらいました。本当によく頑張りました!

一方で、テスト数日前までずっと塾に来ず、テスト直前に塾に来たと思ったら、一生懸命ワークの答えを写している生徒さんもいました。もしかしたら、それでテストで良い点が取れるかもしれません。けれど、一夜漬けで覚えた知識は数日経つとキレイに忘れてしまいます。だから、中3になって受験直前に余計な復習を減らしたいなら、悪いことは言わないので、もっとちゃんと勉強しないとね。

また、学校のワークを解こうとする気配が全くない生徒さん、ぼーっとしている時間がある生徒さん、「全部わからん!」と、少し考えれば分かる能力があるのに考えることを完全放棄している生徒さん、苦手な英語をいつまでも後回しにしてしまう生徒さん・・・色々な生徒さんがいました。

中1・中2の授業でも話しましたが、みなさんの勉強時間は十分でしたか?

「勉強の仕方が分からないって言う生徒たちのほとんどが、まず勉強時間が足りていないんだよ。ワークを2周するだけでもだいぶ違うから、もしもテストの点数を上げたいなら、まずは勉強時間を増やしてみよう。家で勉強できないと分かっているなら、もっと塾に来よう。」という話をさせてもらいました。反省点があるなら、次のテストに向けてはまず、「意識」ではなくて「行動」を変えましょう!

今回のテスト勉強で頑張れなかったみなさんへ

私としては、こういう生徒さんも、その失敗を次に活かしてもらえるならそれで良いと思っています。みなさんの勉強は、高校受験が終わったらそれで終わりではありません。むしろその先の方がずっとずっと長い。だから、中学校での少々のつまづきは、ちゃんと中学生のうちに修正出来れば、高校から先の勉強における重要な指針になります。また、それが直らない、直す気が無い生徒さんなら、きちんと進路指導で「あなたには〇〇高校は向いていない、●●高校の方が良いのでは?」と教えてあげることが出来ます。

志望校変更の話を私からする場合は、発破をかけるためにあえて低い学校を勧めることも、もしかしたらあるかもしれません。ですが、基本的には過去の生徒さんの中学での様子と高校進学後の様子を思い出しながら、こっちの学校の方が合うんじゃないかという、私からの本心のアドバイスをしているつもりです。

幸か不幸か、この地域の高校受験は、大したハードルではありません。だから、中学校で失敗をしても、合格は出来ます。内申がそこそこあったり、テストでそこそこ点数が取れれば、東高や北高に合格することは可能です。実際に去年は、全県模試の偏差値が52の生徒さんも北高に合格出来ました。

しかし、私としては、怒られるからやる生徒さん、勉強の習慣がついていない生徒さんが尾道北に行くことは、高校側にとっても生徒さん自身にとっても、不幸だと思っています。中学校の倍くらいの課題が出され、それを中学生の頃よりも、周りからガミガミ怒られない環境で、こなしていかなければいけない訳です。ですから、自分から勉強が出来ない生徒さんが、勉強が第一である進学校に行くのは、学校生活も勉強に追われて楽しくない場合が多いでしょう。学校側としても、勉強の意欲のある生徒さんの足を引っ張ってしまって良くありません。

しかし、これに関しては、色々なご意見があるかと思います。ギリギリで合格出来ても、そこからやる気を出してものすごく勉強を頑張る生徒さんもいるでしょうし、逆に志望校を下げて高校に合格して、そこでさらに成績を落とす生徒さんもいます。進学校に勉強以外の目的で行ったっていいじゃないか。確かにそうかもしれませんし、そうでないかもしれません。

また、尾道市出身の作家、湊かなえさんの小説『高校入試』では、作中の橘第一高校という架空の高校に関して、「良い大学に合格するよりも、良い企業に合格するよりも、その高校に入ることがこの地域の人々にとってはステータスになる。」という風に描かれている一節がありました。この小説がどこまで尾道北のことを意識して作られたものなのかはわかりませんが、作中のように、「尾道北に入学する」こと自体が、大きなステータスである方もいらっしゃると思います。その考え自体は、否定も肯定もしません。

ですが、もしも皆さんが、東高や北高などの進学校に行き、そしてその先に国公立大学への進学などを考えているのなら、あなたには言われた勉強「だけ」をする、「怒られるから」やる生徒さんにはなってほしくないのです。そんなんじゃ、全国大会である大学入試では全く勝てない。これは、私が尾道に戻ってきてから、何名かの高校生たちの個別指導をやらせて頂いた中で、とても強く感じています。

去年の高3の生徒で、入試直前でも、「学校の定期テストの勉強が忙しいから塾を休む」と言っていた生徒さんがいました。生物基礎は、この子の受験では、入試得点のうち1200点中のたったの50点分の教科でした。しかし、定期テストの勉強をちゃんとやって点数を取らないと、学校の先生に怒られるそうです。だから一生懸命に生物基礎の勉強をしたいと。その結果、たったの週1回しかないうちの英語の授業を、1200点中400点分を占めている英語の授業を休むという判断をしたんですよ。

怒られるからちゃんとしないといけないと分かっているなら、なぜその勉強をわざわざ、受験に必要な教科の勉強をするための塾の勉強時間に重ねるんでしょう? まぁ、私の授業がそれほど価値のない授業だったのかもしれません。しかし、それなら私の授業なんて取らなければ良い。もっと価値のある授業をしてくれる塾を選べばいい。それすらもしようとしない。何も考えていない。そんな生徒が国公立大学なんかに合格出来る訳がありません。だから、勉強には目標と計画が必要です。

英語の長文が読めない理由が単語だと分かっているのに、塾での単語の小テストの勉強が毎回全く出来ていない・・・この話を2年間続けても、まったく直そうとしない。スマホを見るのをもっと減らしてくれ、アニメを見ながら勉強をしないでくれ、単語は眺めるだけじゃなくて書いたりしゃべったりして毎日1時間をかけて覚えてくれ、前回の授業内容すら頭に入っていないんだからちゃんと授業の復習をしてくれ、・・・こちらの指示は完全無視。その結果、模試の偏差値で英語は30台・・・そんなこと当たり前の話です。

「君にとっては数学や理科が一番大事な勉強なのは分かっているけど、少なくとも英語は毎日、単語の勉強と長文を読む練習を1~2時間はやってくれ。残りは数学と理科の勉強に好きに使ってくれていいから。」と話していた生徒さんが、「数学と理科がやばかったんで、この1か月くらいほとんど英語の勉強してません。英語のリスニングも一回50点取れたんで、もう勉強せんでいっかなって。」・・・これ、受験直前の高3の12月の話です。受験直前に英語の勉強を1か月やらないって何ですか?笑 これで大学入試で成功する訳がない。これも当たり前の結果。

そして、私が見てきた北高の生徒さんが、一部の例外を除いて、だいたいこんな感じです。

人の話を聞かない子にいくら通ってもらっても、こちらも時間の無駄ですし、生徒さんにとっても聞く気のない話を聞くのは苦痛でしょう。高校からうちに通い始めた生徒さんは、下手に高校受験の成功体験があるからこそ、自分の勉強法が正しいと信じて、こちらの話を聞こうとしない。だから高校募集は、中学から通ってくれていて、高校でも真剣に勉強を頑張ってくれる確信がある生徒さんを除いては、基本的には辞めることにしました。

一方で、中学校からの延長で、うちに継続して通ってくれている高1の生徒さん。私のアドバイスをしっかりと聞いてくれ、私の名刺をお守りだと言いながら、机の上に並べて勉強をしているのですが、この生徒さんの河合塾の模試での英語の全国偏差値が、73を超えました。単語量で言うなら、今のそこら辺の高3なら余裕で勝てます。これはきちんと本人が考えて勉強をしているからです。予備校の先生や私のアドバイスを他人事ではなく、自分のことだと受け止め、即実践をしてくれる素直な性格だからです。

別の生徒さんのお話もします。今回の定期テストは、テスト1週間前の10/8くらいに英検の1次試験がありましたね。それもあって、定期テスト直前なのに英検の勉強をばかりしていて、テスト勉強は大丈夫かな、と少し心配だった中3の生徒さんがいました。ところが、定期試験後に話を聞いてみると、英検も定期テストもしっかりと出来た様子。

「今回は、試験直前に英検があると事前に分かっていたので、ワークは一通り2週間前には終わらせていて、テスト直前はワークの2周目と、気になるところをやるだけでした。計画通り上手くいきました。」と話してくれました。

これ、自慢じゃないですが、私はそんな計画を立てろとは全く指示していません!笑

全て本人が考えてやったことです。本当に立派ですよね。中1から通って、毎回定期テストの勉強に必死で取り組んで、成功や失敗を経験して、その結果、彼は今この段階に至っています。高校ではこういう生徒さんが成績を伸ばして、全国大会である大学入試で戦えるようになるんです。

勉強のやる気もなく、なんとなく塾に通い、そこそこ勉強が出来るようになって、なんとか高校に合格する。そして、そこから学校の勉強について行けず、望んでもいないすべり止めの大学に合格し、そこでアルバイトをしながら、だらだらと大学生活を送り、なんとなく企業に就職・・・。それよりは、中学校・高校生活を楽しみ、勉強はそこそこやってマツダや中国電力や日東電工などの、地元の有名企業に就職して気の合う地元の仲間たちと楽しく過ごす。

後者の方が私は自己肯定感も高くて、楽しいと思うんですよね。だから、私は何が何でも勉強をしろとは思わないし、勉強をすることだけが人生だとも、勉強が出来るやつが偉いとも思いません。

皆さんが勉強をする理由は、「いい高校・大学に合格するため」というより、もっとその先の「幸せになるため」であってほしい。だから、勉強の先に「幸せ」が見えない人に、無理をしてまで勉強をしてほしいとは思っていません。(もちろん、大切なお子様を預けて頂いている以上は、勉強と幸せが結び付くように、精一杯頑張っているつもりではあるのですが。)

ということで、また色々と考えさせられたテスト対策期間でした。

テスト対策中、こんなことをしていました!

さて、ここからは今回の定期テスト対策に関して、ブログを全く更新しない間に、どのようなことが行われていたのかをダイジェストで、お伝えしたいと思います!

①英語・国語の本文を理解するためのプリントを作成

今年度から教科書改訂が行われたので、再度プリントを作り直しておりました。英語の教科書を理解してもらうために、文法事項の確認や、重要ポイントを確認するための補習も行いました。LoqLogでも、教科書本文に登場する英単語はに関しては、通ってくれる生徒さんの学校のものは全て登録し終わりました。

国語に関しても、慣用句や動詞や形容詞の活用形、テストで出題される文章の本文内容を理解するための練習プリントを作りました。あのプリントをやるだけで、文法感覚は自然と身に付いてくれるのではないかと思います。

②試験後に回収したアンケートを集計

定期テストの後には毎回、テスト結果報告用紙というアンケート付きの用紙を回収しています。そしてそちらの集計結果を試験前に皆さんにプリントで配っています。それを見れば、過去の定期テストから、「ノート」「ワーク」「教科書」「プリント」「予想問題」・・・・などの、どれを重点的に行えばよいのかが見えてきます。

また、●●をしておいて良かった、もっと××をしておけば良かった、などのコメントもまとめています。

生徒さんに配った用紙から一部をコピペしますと・・・

ワークを何回もとき直していてよかった(長3)、ワークを何回も解いておいてよかった(栗2)、ワーク・単元プリントを何回もとき直しておいてよかった(日3)、塾の問題集や学校の課題を直前までやって、重要語句や問題の解き方、説明文の書き方を覚えて解くことができたのでよかった(日2)、いつもよりしっかり見直し(長2)、記述問題はテスト前に暗記(長2)、苦手な教科もワーク・白プリントを中心にやれば点数取れる(長3)、テスト2週間前からその日授業で習ったことをワークで解く(日2)、ワークの解き直しをして良かった(高2)、青ペンで復習して良かった(栗1)、先生に質問して良かった(栗1)、ワーク・ノート・教科書を見直してよかった(日2)、副教科のまとめプリントを作ってよかった(日2)、副教科の点数が上がってよかった(向2)、教科書をしっかり見ておいてよかった(高1)、点数が上がってよかった(長1)、塾に最低2時間いて勉強した(吉3)、塾でもらった問題を自主的に利用していてよかった(吉3)

「テスト結果アンケート集計結果」より

私の普段のアドバイスから、何かを受け取ってくれる人ももちろんいると思いますが、やはり同じ学校の先輩や、同じ塾で頑張っている先輩の、より身近なアドバイスも効果的だと思っています。このアンケート結果は、貴重な教室の財産ですので、ぜひしっかりと読んで、自分が出来そうなもの、真似をしたい他の人の取り組みはしっかりと真似をしてください!

勉強上達の近道は、結果を出している人の「行動」を真似すること!

「へー」「ふーん」「すげー」で終わらせずに、即実践!

③学校ワークを2周することを強調

普段よりも「ワーク2周」というのを強く呼びかけました。もちろん、しっかりと出来た人と、直前に1周目のワークをやっていて、頑張って答えを写している人と2極化しましたが、配布したプリントを利用して上手く出来た人も多いのではないかと思います。

④おやつBOXも再設置!

今回もテスト道場前に買い出しに行って、お菓子を買いこんできました。それに加え、みなさんで食べてくださいと、保護者の方から更なる差し入れが・・・!いつもお気遣いいただきありがとうございます!このお菓子BOXはめちゃくちゃ可愛いので、今後中身のおせんべいが無くなったら、こちらに新たなおやつBOXにしたいと思います!

さらに2学期末に向けた新企画も・・・

水・木の授業でお伝えしましたが、2学期末まであとたったの5週間です!

みなさんには、上に挙げた中3の生徒さんのように、学校のワークの1周目は、試験発表の前から計画的に終わらせておいて、試験直前は自分の苦手なところや、確認した方が良いところを重点的にすすめてほしいと思っています。

そのために・・・ちょっとした企画を発表しました。

箱根駅伝、距離変更でも最重要は5区!? “恒例”監督トークバトルで探りあい – スポーツナビ (yahoo.co.jp) より引用

青山学院大学駅伝部の原監督風に言うなら、題して・・・

「プリンパフェ&花火大会大作戦」

です!意味不明ですよね?笑

詳細は、塾内の生徒さんにはお伝えして、ばっちりカラーのプリントも配布してあります。

ぜひ、この企画に(心の中でもいいので)盛り上がってもらって、塾内で切磋琢磨しながら勉強をしていきましょう!

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