【雑談】もうすぐ衆議院選挙!

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ代表の西川です。

10/19(月)も教室を開けております。よろしければ教室を利用してください。(10/24, 25はお休みの予定です。)

そして、2学期中間が終わったのも束の間、あと1か月と少しで2学期末試験です。プリンパフェ&花火大会大作戦を実施しますので、みなさん今からこつこつと頑張りましょう!

10月31日と言えば全県模試、それと・・・

さて、10/31(日)と言えば、模試の日・・・という予定だったのですが、ここにもう一つ大きなビッグイベントが加わってきました。それが・・・「第49回 衆議院議員総選挙」です!

日本の政治の仕組みと言えば、「三権分立」というものがあります。法律をつくる「立法権」、政治を行う「行政権」、裁判を行う「司法権」、この3つの力は、ものすごく大きな力なので、3つに分けましょう。この3つが一つに集まっていると・・・「西川先生かっこいい!」と毎日言わなければいけない、という法律が作られ、それが実際に行われ、もしも破ったら死刑・・・こんな国が誕生しちゃうかもよ?そんなのイヤでしょ?というお話を毎回させてもらっています。これが「三権分立」です。

その中の「立法権」を担っているのが『国会』でしたね。国会のメンバーは「衆議院議員」の465名と「参議院議員」の245名(2022年に行われる選挙で248名になる予定)でした。今回は、「参議院議員」よりも強い権限を持っている「衆議院議員」465名を決めていく、衆議院議員選挙が実施されます!

「衆議院は解散から40日以内に総選挙を実施」というルールがあったので、10/14に衆議院が解散され、31日に選挙が行われます。衆議院議員選挙の仕組みは「小選挙区比例代表並立制」。一つの選挙区から1名を代表で選ぶ「小選挙区制」と、全国を11のブロックに分け、そこから得票数に応じて議席を配分していく「比例代表制」が同時に行われます。

だから、選挙に行くと「小選挙区」の投票用紙に自分の選挙区から立候補している候補者の名前を1名書いて、投票箱に入れます。そして、「比例代表」の投票用紙に、支持している政党名を書いて、別の投票箱に入れます。

さらに、衆議院議員選挙の際についでに行われるのが、最高裁判所の裁判官の「国民審査」でした。これはダメだと思う人に「×」を書いて、過半数以上の「×」が集まればその裁判官はクビになるという制度ですが、まだ一人もクビになっていないんでしたね。

この選挙制度に関する知識は、吉和中の中3のみなさんはすでに中間試験に出てしまいましたが、他の中学校の皆さんは、まさに期末テストの社会の試験範囲なんですよね。私がもしも社会科の先生なら、選挙の内容は確実に定期テストに出しますよ!

岸田文雄総理大臣のお名前はちゃんと漢字でフルネームで書けますか?

この選挙に関しては、ちゃんとニュースで見て、どこが「与党」でどこが「野党」なのかも見ておかないといけませんね。

与党の議席が「3分の2」を超えると、何が起こる可能性があるんでしたっけ?・・・「憲法改正」でしたよね?

選挙後30日以内に行われるのは?・・・そう、「特別会」

そこで行われるのは?・・・「内閣総理大臣の指名」

国会と内閣って別の機関だけど、ものすごく関係しているよね。その仕組みの名前は・・・「議院内閣制」

皆さんが教科書で学ぶ、実感の湧かない退屈な知識が、今回は定期試験と完全に一致するタイミングで「実演」されるんですよね。

ちゃんと興味を持って選挙を見ておけば、みなさんの頭の中に政治の知識が強烈にインプットされます。それはみなさんの将来の政治参加のきっかけになるかもしれません。

だから、中3のみなさんは本当にラッキーですよ!

近年の選挙の問題点

そして、選挙に関して大きな問題になっているのが、「投票率の低下」です。若者を中心に、「よくわからないから行かない」「いそがしい」「めんどくさい」「どうせ自分が行って投票しても、自分の一票じゃ何も変わらない」などと思われているのでしょう。投票率が非常に低くなっています。

この「投票率の低下」に関しては、平成29年度の広島県公立高校入試の社会でも、問題点として取り上げられました。以下、実際の問題を抜粋してみます。

242940.pdf (hiroshima.lg.jp) より抜粋

若い世代の投票率が低いとどんな問題が起こるのか。

どうせ若者が選挙に来ないなら立候補者は、わざわざ20~30歳代の人たちに向けて、「子育て支援」や「雇用の安定」などの政策をしなくても当選出来ちゃいます。

むしろ、選挙に来るのがお年寄りばかりなら、「もっと若者からお金をとって、みなさんの年金に上乗せしますよ!今の若者は苦労を知らん!根性が足りない!もっと苦労させて精神を鍛えてやりましょう!」と言っておけば、当選出来ちゃうかもしれません。若者世代が選挙に行かなければ、若者の事を考えてくれる政治家がいなくなります。

だから、「別に自分が行かなくても、どうせ何も変わらないでしょ」という一人一人無気力が、結果として自分たちをよりつらい状況に追い込むかもしれません。ただでさえ少子高齢化で、お年寄りに数で負けているんですから、ここで若者世代が一致団結しないとダメです。

選挙の情報収集は、今なら簡単!

だからこそ、「選挙に行く!」という気持ちは本当に大切! 中学生の皆さんには、まだ選挙権はありませんが、もしかしたら今回の選挙の次の衆議院議員選挙が、みなさんが選挙権を与えられる頃に実施されるかもしれません。

最近は、選挙関連の情報収集を色々としています。

菅田将暉さん、二階堂ふみさんらが衆院選の投票呼び掛け「#わたしも投票します」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

10月19日公示の衆院選を前に、芸能人が投票を呼び掛ける3分36秒の動画が16日、「YouTube」に公開された。俳優の小栗旬さん、菅田将暉さん、二階堂ふみさん、橋本環奈さんら14人が出演し、それぞれが1票への思いを語っている。日本では芸能人が政治的な発言をするのが珍しく、一斉に投票を呼び掛けるのも極めて異例。「 #わたしも投票します」の呼び掛けが、ツイッターにトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/137186 より引用

芸能人の方々が、自主的に投票を呼び掛けています。

「選挙ドットコム」というサイトでは、自分の選挙区の候補者の情報が更新されています。「広島6区」の候補者のホームページもちゃんと見させてもらいました。私はホームページを見たことで、色々と候補者に対する印象が変わりました。

第49回 衆議院議員総選挙 |10月19日公示 31日投開票|選挙ドットコム (go2senkyo.com)

このほかにも、若者の投票率の問題について考えている団体、「NO YOUTH NO JAPAN」のサイト「目指せ!投票率75%」のサイトも非常に見やすいです。NO YOUTH NO JAPANの代表でもある能條さんが、大学生時代に留学先に選んだのは若者の投票率が88%というデンマーク。そのことについて書かれた記事を見つけましたが、そこには、日本の投票率を上げるためには、何が必要なのかのヒントがあるかもしれません。

U30の若い人は選挙をどう思う?立ち上がった大学生が見たものとは? (msn.com)

日本では議論が苦手だったり、同質を良しとしますが、デンマークでは議論は当たり前に見る光景でした。

(中略)

日本の選挙は、候補者について誰かと会話をする機会は少ないですよね。1人ひとり、黙って投票用紙に名前を書いて、投票箱に入れて終わります。街では街宣カーが走っていますが、名前を連呼するだけなので、正直ちょっとわかりにくい。

デンマークの選挙ってワクワクするんですよ。みんなでソファーに座ってポップコーンを食べながら、党首討論を見て、あーでもない、こーでもないって盛り上がるんです!

普段から友達との会話で選挙の話が出てくるし、選挙期間になると、街中に“選挙小屋”と呼ばれるスタンドがたくさん建ち並び、選挙に立候補する人の周りに人が集まって政策について話をしたり、質問を聞いたりします。

U30の若い人は選挙をどう思う?立ち上がった大学生が見たものとは? (msn.com) より引用

「どうせ自分には関係ない」「どうせわからない」などと思わずに、「もし自分が有権者なら、どの政党に、誰に投票するか?」というのを考えてみても良いかもしれません。ちょっと内容が難しく感じるなら、気になったことや分からないことをおうちの人や西川先生に質問してみてください。

また、日本は女性の政治家が他国と比べて極端に少ないのですが、その原因の一つにもなっている、「票ハラスメント」と呼ばれる、「女性候補者へのセクハラ問題」があるというお話も聞きました。「言うことを聞かないと投票してやらないぞ」と脅迫まがいの発言をしながらセクハラをしてくる有権者がいる。けれど有権者だから強く言えない。当選をしても、政治家の「男性社会」の中で、中々声を挙げる機会が得られない・・・。問題はかなり深刻なようです。

今は政治家の方が、YouTubeやSNSを通じて情報発信をしている場合もあります。ニュース番組を見て気になった政治家の方がいれば、そのお名前を入れれば、もっと深くその人の考えが聞けるでしょう。私は、「君はなぜ総理大臣になれないのか」という映画を観てから、小川淳也議員のファンになったので、YouTubeはたまにチェックしています。

自分は社会の一員だという意識が大切

みなさんは、クラスのホームルームでの話し合いで何かを積極的に発言しますか?

「めんどくさい」「早く終われよ」と思いながらうつむいていますか?

「自分には関係ない」「自分は参加しない」と最初から決めつけて、話を聞かないようにしていますか?

担任の先生が勝手に全部決めちゃうから、話を聞く必要はないですか?

そう考えることも一つの自由かもしれません。けれど、せっかく自分もクラスの一員なのに、そこに参加しようとしないなら、もっとスケールの大きい日本の政治に関しては、参加をしようという気持ちは、おそらく1ミリもも起きないですよね?

しかし、みなさんが自分の意志で選んで、話し合いに参加しないと決めたなら、勝手にみなさんが不利な立場に置かれても、文句が言えません。クラスの話し合いの場合なら、勝手に自分が「〇〇係」にさせられそうになっていたら、「嫌だ!」と文句を言えるかもしれませんが、日本の政治の場合には、そもそもみなさんが知ろうとしなければ情報は入ってきません。

だから、みなさんが知らないうちに、自分たちにとって不利な政策がどんどん進められてしまうかもしれませんね。

けれど、どうせなら自分もその社会(みなさんの場合は学校のクラス)の一員なんだから、積極的に話し合いに参加してみませんか? そこで嫌なことやダメなことには声をあげませんか? そうすれば、もっとみなさんにとって暮らしやすい快適な世の中になるかもしれません。何かに積極的にかかわると、どんな活動であっても、きっと楽しいことが見つかります。他人と関わりながら何かをしていくのって、面倒なこともたくさんあるけれど、自分一人では出来ないことが出来たりもします。

だから、小さなことからでも良いので、ぜひ自分もその集団の一員なんだという「当事者意識」を持ってください。そうすれば、みなさんの学校生活も、これからの人生も、もっと楽しくなりますよ。

・・・ということで、いつものように少しお説教臭く、長いお話をダラダラとしてしまいましたが、みなさんが自分の人生を自分で決めるための重要なイベントの1つが、「受験」です。自分が将来、どうなりたいのか?それを真剣に考えるためのチャンスだと思って、楽しみながら頑張っていきましょう。みなさんの頑張りを応援しています!

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