【教室内紹介】成長する人、しない人

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

本日は、久しぶりの集団授業でした。今まで預かっていた宿題シートと、模試の結果を返却しました。宿題シートには、色々とコメントを書いているものもありますので、きちんとファイルにとじておいてくださいね。

宿題をチェックをするのはなかなか大変ではありますが、今までは分かりにくかった成績が上がらない根本の理由が分かってきたように思います。ということで、宿題を使ってきちんと成長してくれる生徒さん、成長しきれない生徒さんの傾向をお話しします。

良い行動はマネをする、悪い行動はマネをしない。これを徹底していきましょう。

成長した人その①:〇つけの後、見直しをするようになった

この生徒さんは、〇つけがテキトーすぎ、字が汚すぎなどと色々と小言を言われてきた生徒さんです。

2次方程式に関して、どうしてもスペースを埋めて横に書いていきたいらしく、まだ、式をタテに書くということが出来ていませんが、それでも〇つけをして、なぜ間違えているのかを考えるようになったのは、大きな進歩です。

ちゃんと見直しをすることで、同じミスをしなくなります。勉強は〇つけをしてから!ですからね。

成長しない人その①:答えを写して終了☆

途中まではちゃんと解いている。なのに、最後の方は全部真っ赤。

うちの塾は宿題忘れを怒らない、「甘すぎるくらい甘い」塾です。だから、提出期限を守ろうが守らなかろうが怒られないんですから、手を抜くのは無意味。「先生に怒られない」というメリットすらもありません。待つからちゃんと考えて宿題をやれとあれほど言っているのに・・・。これで宿題忘れの報告が保護者にいかなくなるわけですが、学校の成績に響くわけでもない塾の宿題を、わざわざ何も考えずに赤ペンで書いて提出することに、一体何の意味があるんでしょうね?

「俺は絶対に、この塾では成長してやらないぞ!」という熱い意志を感じます。

その程度で合格出来る高校にしか行きたくないんですかね・・・。

成長した人その②:途中式をきちんと書く

この生徒さんは、決して勉強が得意な方ではないんですが、最近なんだか調子が良いんです。面談で話したことをきちんと実践してくれているからなのではないかと思います。授業でも、このブログでもずーっと言ってますもんね。

方程式の計算というのは、1つ1つは大したことが無いことです。

移項をして符号を変える、文字についた数で割る、足し算よりもかけ算を先にやる、など、一つ一つは本当にシンプルなことです。それを頭の中でやろうとしたり、新しく教わったことでも、楽をしてやろうとするから、すぐに忘れたり、わからなくなって答えを写そうかなとなる訳です。

「慣れるまでは丁寧にやって」

というのは、そんな最初のつまづきを無くすための指示です。きちんと守ってくれている生徒さんは、途中式を丁寧すぎるくらい丁寧に書いてくれています。こうやっていけば、絶対に苦手は克服できます。

成長しない人その②:途中式なんて書いてやるもんか!

何度話しても改善してくれないので、ちょっとだけ大きな字で書きました。塾の宿題シートは汚したらいけないから、式は別の紙にやったんですか、あーそうですか。そんなこと誰が言ったのかな?笑

宿題がこんな状況で、この宿題の計算と全く同じ問題を出したはずの小テストでも不合格。

ぜひ、途中式について書いたブログの記事を探して、よーく読んでほしい。宿題にの指示は聞く気がないのに、先生が授業で話したことは聞く気があるの?そんな器用なことしなくていいからね。

成長しない人その③:俺が「正解」!全部俺の言うことが正しい!

青い文字は、こちらが修正した内容。赤い文字は生徒さんの自己採点です。

面白いですよね!もう自分が書いたことは絶対に正しいと信じて疑わないんです!だから、ちゃんと答えを見ずに〇つけちゃう。

「俺が正解だと言えばそれが正解だ!俺こそがルール!黙って従え!!!」

仮面ライダーゼロワンから引用

そんな王様気質なあなたから、「先生、英語のテストめっちゃ出来ました!80点以上はあります!」と言われても・・・、私にはちょっと信じられないんです・・・。微妙なリアクションしてごめんね。

まとめ

ということで、成長しきれない生徒さんたちとの戦いはありつつも、定期テストに関しては、頑張っている人は、しっかりと頑張ってくれているんじゃないかと思います。結果の集計にはまだまだかかりますが、頑張っている人の結果が刺激となって、教室全体がもっと勉強に向いてくれればと思っています。

教室には、勉強を頑張っている、お手本となるような生徒さんがたくさんいます。成績を上げたいなら、まずはそんなお手本のマネをするところからです。何かを得ようと思えば、色々なものが得られる環境なはずです。

ここから夏休み、塾では夏期講習を行っていきます。外は暑いし、旅行や外出もしづらい時期ですので、涼しい教室でしっかりと勉強をしてもらいます。期末テストの反省をしながら、頑張りましょう!

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