【雑談】受験勉強が辛いのは頑張っている証拠

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

土日も朝10時から、月曜日は17時から教室を開けますので、ぜひご利用ください!

金曜日は全県模試の結果が教室に戻ってきました。土曜日に掲示物を作ったり、結果を集計したいと思いますので、返却はもう少しお待ちください。とはいえ、今回は中3の模試結果が良い意味で「異常」でした。

英語の偏差値70超えが7人、偏差値69, 68, 67がそれぞれ1人ずついたんです・・・。偏差値70って受験者の中の上位2%のはずですが、・・・うちの塾だけにこんなにいてもいいものなんでしょうか。

これに関しては、私がすごい、塾がすごいというよりは、塾から出した宿題を生徒さんたちが真剣に一生懸命頑張ってくれたことの結果かなと思っています。英語のやり方に関して、色々と自信がつきましたので、中3の英語指導に関しては、来年度以降も、同じような方針でいこうと思っています!また、結果をこちらで紹介しますので、ご期待ください!

さて、最近は生徒さんと色々と話をしていく中で、大学受験の頃の辛くてしょうがなかった自分を思い出すことがよくあります。

私が通っていた高校は、当時は1学年200名弱のうち、半数が医学部志望、残りの半数が東大志望という学校でした。中学校までは塾に通って、中学校のテスト対策なんて、学校のワークをちゃっちゃと解けばそれなりの点数が取れていたので、まともに試験対策をしなくても成績が上位で、今思えばある意味「テング」になっていたと思うのですが、それが高校でへし折られました。

周りは勉強が出来る子たちだらけで、点数を上げるためのテクニックを持っていたんです。だから、私が高校に入ってから、自分が思いついた勉強法で、どんなに頑張ってもなかなか順位が上がらない。今考えると勉強の仕方が悪かったと分かるのですが、高校受験に合格した「成功体験」がある分、自分の間違った勉強法に中々気づけませんでした。部活と寝る以外の時間はほぼ勉強に充てているのに、どうやっても成績が上がらないのは本当に辛かったですね。

親に頼み込んで私立に通わせてもらったのに、ろくに勉強が出来ない自分が情けなくて嫌になって、泣きながら学校に行ったこともありました。

参考書に書かれていた予備校の先生の言葉に勇気づけられ、このままじゃダメだ!と勉強法をきちんと見直したのは高3になってから。英語に関しては、毎日必ず30分は単語を勉強するようにして、ようやく英語の長文が読めるようになって、少しずつ英語の成績が上がっていきました。ただ、それまでの効率の悪い勉強方法がまずかったと思い知ったときには、第一志望の合格ラインは、はるか遠く見えなくなっていました。

そこで、おしゃべりをする時間も勉強時間に・・・そんな考えをもって同級生たちとはあえて距離をとったせいで、どんどんストレスも溜まっていきました。

高3の秋頃は、「もし受験に失敗して浪人したら、この大変な時間があと1年続くのか・・・」と絶望して、毎日不安で夜中の3時、4時まで眠れなくなりました。

ちょっとしたことでイライラしたり、自分が勉強が出来ないことを他人のせいにしたり、・・・でも誰かに相談したり甘えたりすることが苦手で、ずっとため込んでいるような状態でした。

ただ、そんなに思い悩んでいたのも、「目標に向けて真剣に頑張っていた」からだと今になって思います。真剣に頑張ってない時って、「まぁ何とかなるわ。」という謎の自信が湧いてくるものです。(そして大抵の場合は「何ともならない」。)

自分に足りないものを考え、成績が上がったらホッと胸をなでおろして、自分より頑張ってなさそうなのに自分よりも出来る子たちが楽しそうなのに嫉妬して、出来ない自分にイライラして、部活がなくなったのとストレスが重なり受験期だけでかなり太って・・・精神面で山あり谷ありの大変な時期を乗り越えてきたからこそ、今でも少々のストレスには耐えられるようになったのかなと思っています。

それに、こうやってちゃんとお仕事が出来て、ある程度好きなことも出来て、家族も養えていますからね。

一生懸命頑張って来たなら、今まで頑張って来たことにまずは胸を張ってほしい。

機械じゃないんだから、勉強の気がのらない時だってあるし、自分のイライラを他人にぶつけてしまう時だってある。常に「立派な人」でい続けるなんて、きっと大谷翔平だって無理ですよ。

人生が何もかも思い通りにうまくいくときなんてそうそうない。

時間が経てば、今の苦しみが「良い経験だった」って笑いながら話せるときがきっとくるので、とりあえず今の自分が出来ることを、今の自分が出来る範囲で少しずつやっていこう。そうやって、勉強をすることで不安な気持ちが少しでも紛れるようになるといいですね。

勉強が辛くて投げ出しそうなら、いつでも相談に乗ります。先生はみんなの頑張りを知っているので、いつでもみんなの味方です。厳しい言葉をかけるのも、みなさんが嫌いだからではなく、夢を叶えてほしいからです。皆さんの周りにいる私以外の「先生」たちもきっと同じ気持ちなのではないかな? だから困ったときは遠慮なく相談してほしいです。

いよいよ、受験に向けてあとわずかとなりました。最後まで一緒に受験期を乗り切りましょう!

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