【雑談】飛行機の中でお勉強

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

10/29日は全県模試、10/30月はお休みです。

今週は文化祭だという学校も多いようで、学校が早く終わって勉強に来てくれている生徒さんもちらほらといます。ぜひ楽しんでくださいね。長江中のビブリオバトルでは「さるかに合戦」が勝ち残っているということで、最後優勝するのかどうなのか少し気になっています。笑

さて、本日も写真多めのライトな内容です。

実はこの前の日曜日・月曜日を使って、関東に行っており、奥様の実家のご両親、義理の兄の家族と旅行に行っておりました。

関東までの移動は飛行機でしたが、そこで少し、普段授業で教えている理社に関わることを考えていましたので、それをお話したいと思います。

今回のブログではこのアングルからの眺めでお届けします。

まず飛行機が離陸する瞬間、飛行機が徐々に加速していきます。最初はゆっくりですが、徐々に早くなっていきます。

これは中3理科の物理物理分野で習う「斜面を下る運動」と同じように、最初はゆっくりですが、どんどん加速をして、ぐんぐん移動距離が伸びていきます。そして、加速をしている間は、後ろの座席に向かって押さえつけられているような感覚になります。これは運動の「慣性」という性質が関係しているんでしたね。

空に上がると色々な雲の形が確認できます。中2理科の地学分野では雲の話をしますが、ここにあるのは「積雲」が多そうです。雲って一定の高さのところから発生しているんですよね。空気が上に上がっていって、気圧が下がって、空気が膨張して、気温が下がっていって、今雲が発生しているあたりで「露点」になったんでしょうね。

また、中2社会で習う日本地理の勉強にもなりますね。写真の手前が本州の「神戸市」のあたりで海に浮かんでいる島が「淡路島」です。ということは、かかっている橋が「明石海峡大橋」。そして、近くには六甲山を切り拓いて作った「ニュータウン」やその土砂で作った埋立地の「ポートアイランド」があるはずです。

こちらは大阪湾の風景なので、「阪神工業地帯」や「淀川」がここに写っているはずですね。「昼間人口」が「夜間人口」より多くなる大阪市の様子がわかります。

こちらは羽田空港に着陸する寸前の千葉県の様子。ということは、「京葉工業地帯」のはずだからどこかにコンビナートが・・・

ありました!写真の奥の方ですが、タンクのようなコンビナートがたくさんあります。

ちなみに手前に見えるのが、「海ほたる」です。

こんな風に、ちょっとした移動時間も、知っていることがあれば実際のそれを目で見て確かめる貴重な機会になりますね。修学旅行でも家族旅行でも、友達と話をしたり、移動中に寝たりゲームをしたりするのもいいのですが、ぜひ旅行先や移動中に見える景色について、少し考えてみるのもいいんじゃないかと思います。

以前、生徒さんから世界遺産に登録されている、長崎県の端島で取れた石炭のカケラをお土産でもらいまして、今も私の机の上に置いてあります。

北九州工業地帯でかつてさかんだった鉄鋼業、その際に利用する石炭を採掘していた島の石炭ということで、ものすごく嬉しかったですね。

知識が増えるということは、それだけ世の中のことを楽しめるということです。受験のための勉強というのももちろん大切ですが、自分がこの世界のことをもっと面白いと思えるように、皆さんには勉強を頑張ってほしいとも思っています。

ということで、普段は塾にこもりっきりで中々外出しない私の貴重な休日レポートでした。続編にご期待ください!

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