【雑談】8/1, 8/2はお休みを頂きました。

進学塾ライトアップ、代表の西川です。

先日8/1, 8/2は本来であれば夏期講習の日でしたが、無理を言ってお休みを頂きました。

この日は突然亡くなった父の通夜・葬儀を行っておりました。

7/31の深夜1時頃に父の様子がおかしく、呼吸が苦しそうでした。夜間外来に連れて行こうと、私と母で父をかついで、車まで運んでいたところ、ガクッと父の力が抜けて、その場から動けなくなってしまいました。急いで救急車を呼びましたが、救急隊員が到着するまでに父の呼吸が止まり、心臓も動かなくなってしまいました。

救急隊員の方に心肺蘇生をされながら、父は病院へ救急搬送されましたが、処置を終えた医師の方から言われたのが、

「呼吸が止まっていた時間が長かったために、脳へのダメージが大きく、このまま意識が戻ることはありません。心臓は自分で動いていますが、呼吸は自分では出来ない状態で、もってあと数日です。」というお話でした。

7/31の授業では中1・中3の生徒さんたちにその状況を伝えました。授業に穴を開けたくはないけれど、もしかしたらちょっと何かあるかもしれないと話したところ、「先生、授業が終わったらすぐにお父さんのところへ行ってあげてください。」と気遣ってくれる生徒さんもいらっしゃいました。

そして、7/31の帰宅後に、いつも通り遅めの晩御飯を食べていたところ、病院から連絡があり、父の呼吸が弱くなってきていて、いよいよだということでした。

急いで病院へ向かい、8/1に日付が変わった瞬間に父の最期を看取りました。

亡くなるほんの24時間前までは、まさかこんなことになるなんて思ってもおらず、いつも通りの毎日が続くものだと思っていました。

7/30の夜には、孫を父のひざの上に乗せて、「孫が大きくなるところを見てもらいたいから、もっと長生きしてもらわないと」と話し、母には「寝ているときの呼吸が苦しそうだからスポーツ選手用の酸素ボンベが必要かも」「介護用のベッドはレンタル出来るらしいから、手続きに何が必要か調べないと」などと話していた矢先の出来事でした。

父の呼吸が止まってしまったときには、母は救急車を迎えに家の外に出ていたため、父の前にいたのは私1人でした。「お願いだから呼吸してくれ!」と叫びながら、見様見真似の心臓マッサージや人工呼吸をすることしか出来ませんでした。まさかこんな出来事が自分と自分の家族に降りかかるなんて・・・、目の前の現実が受け入れられませんでした。

葬儀屋さんにお世話をしていただいたおかげで、通夜・葬儀も滞りなく進み、父は今自宅でお骨となって仏壇の前にいます。

通夜の前に母とアルバムを開きながら、遺影の父の写真を探していましたが、顔が大きくはっきりと映っている写真がなかなか見つからなくて、探すのにも選ぶのにも一苦労しましたが、最終的には30年以上前のイケメンの父の写真にしました。

目の前でおバカな顔をしてにっこりしている息子の顔を見る限り、たぶんこれは3歳の誕生日の写真なんでしょうね。

計算してみると・・・、なんと今の私と同じ年齢の父の写真でした。

子どもが生まれてから「自分の子供のことは自分の命に代えても守りたい」という気持ちが芽生えてきたところに、突然父が亡くなり、母から「あんたのお父さんも、自分の体調が悪くなってからもずっとあんたのことを気にかけとったんよ。」という話を聞かされ、「こんな気持ちで接してくれていたんだな」と感謝の気持ちと、「もっと親孝行をしてあげたかった」という後悔の気持ちでいっぱいになりました。

この数日間は、長いようであっという間の出来事でしたが、もうたくさん泣いたので大丈夫です!

改めて、生徒のみなさん一人一人の成長をしっかりと見守りたいという気持ちと、大事なお子さんを預けて頂いている責任感を感じました。私事で臨時休校をするという、急な連絡にも関わらず、お気遣いのメールをくださる保護者の方もいらっしゃいました。バタバタしていたのもあって、きちんと返信できずに申し訳ありませんでしたが、感謝の気持ちは精一杯授業をしてお返しします。

ということで、まだまだ夏期講習は続きますが、頑張っていきましょう!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です