【テスト結果】2023年度1学期末テスト(その②)
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
7/20木はお休みで、7/21金から夏期講習です。夏期講習期間は朝10時から教室を開けております。学校の宿題は7月に終わらせることを目標にコツコツと頑張りましょう!
さて、かなり集まって来た定期テストの結果報告第2弾です。
テスト結果を持ってきた生徒さんへの声かけの大切さを痛感・・・
・・・とその前に、
「あれだけ頑張ったのに、こんな点数しか取れなかったの?」
お子さんのテスト結果を見て、そう思われた方に読んでみて頂きたい記事があります。
どうか、LD(学習障害)のある子には「できる子」として接してあげて下さい。
こちらは学習障害で学校での勉強に苦戦するお子さんと、それを見守りながら奮闘するお母さんの記事なのですが、学習障害の有無にかかわらず注意しておきたい内容があったので、共有したいと思います。
そして…LDに気づかれずにいる子も多い中で、親と学校の理解やサポートを得られてきた長男は幸運だとおもいますが、それでも決して、これで「メデタシ、メデタシ」ではなかったのです。
長男は今、彼にとっては「字を書くことへの困難さの壁」よりも更に大きな、過去最大の「壁」にぶつかっています。
それは「勉強ができなかった自分」の壁です。
折角勉強をやる気になった彼が、黙々と問題を解いていた手が急に止まり、突然怒り出したり、ネガティブな連想ゲームが止まらなくなったりして、勉強を中断してしまうことがあります。
ずっと、学校の成績が悪くて「勉強のできない子」という印象のまま、小学校5年間を過ごしてきた長男。長男は、空気が読めない体質だし、人の話もあんまり聞いてないので、私は、周りから何か勉強や成績のことで言われても、気にしないほうなのだろうと思っていました。
ところが、そうではなかったんです。
周りからの何気ない言葉や表情の意味を、その時点ではすぐに気づかなかっただけで、ずっと何かが彼の心に引っかかったまま記憶の片隅に保存されて、皮肉なことに、学習面の力が向上してきたことで、ある日突然分かってしまうことが出てきたようなのです。
(中略)
そして、「自分に合った方法なら、できる」こどに気づいた長男は、今までの自分自身にも憤り、一つの小さなミスから、過去のミスや失敗の体験のイメージが、次々と芋づる式に思い出されて、何度もその時のイヤな気持ち、悔しい気持ちを味わい直してしまうのです。
過去の自分に、負けないで欲しい。時間をかけて大事に育ててきた「学びたい」きもちの芽が、つぶれないで欲しい。そう祈るように願っています。
記事を読んでいただくと分かりますが、この楽々かあさんという方、学校の勉強の進め方が自分の子に合っていないと感じて、色々な勉強と試行錯誤をされています。子どもがノートを取ることに集中をすると先生の話が聞けなくなるから、事前に一緒に教科書の内容の予習を一緒にされていたのだそうです。
一緒に予習をしている長男くんも含めて、ものすごい努力だと思います。そこで、長男くんに合った勉強法というものを見つけていき、少しずつ成績が上がって来たときに、過去の周りの人たちの悪気のない何気ない行動から「自分は勉強が出来なかった」ことが思い出されて、ネガティブな感情になってしまうというんですね。
これは学習障害のあるお子さんだけに限った現象でしょうか? そんなことは無いと思っています。
「あんたバカだからね」
「お前は勉強は全然出来ないよな」
フォローのつもりでかけた何気ない声かけが、その子の心の中に残って、数年後にその子の心をチクチクと攻撃をしてくることがあるのかもしれません。
私も教える立場として、目標としている学校と現時点での生徒さんの学力がかけ離れている場合には、やる気をふるい立たせてもらうために、厳しい言葉をかけることはもちろんあります。ただ、その言葉がようやくやる気になってきた生徒さんの今を見ずに、過去のその生徒さんのイメージに頼り過ぎた発言になっていないか。その言葉をかけることによって、生徒さんをネガティブにさせていないか。これをもう一度振り返らないといけないように感じました。
改めて振り返ってみると、私がテスト結果を回収しているときは、授業の前後のことが大半なので、テスト結果に対して十分な声かけが出来ていないこともあるように思います。
「前より〇〇が伸びてるじゃん!」
「今回の結果は自分的にはどうだった?・・・頑張れてないと思うなら、次のテスト期間はもっと塾に来ないとね!」
「おお!前回下がっちゃったけど、今回はめっちゃ上がってリベンジ達成じゃん!」
「学年平均が10点も下がってるのに、5点ダウンで踏みとどまったのは立派だよ!」
「次はマジで数学頑張ろう!少しでも気になるところがあったら本当に本当に質問においで!」
こんな声かけを生徒さん全員にしっかりとしていこうと思いました。また、発達障害に関しては、大学の教職の授業で少しは勉強したのですが、改めて勉強をし直す必要も感じています。
コロナになってから、「オンライン学習」の教材というものはどんどん増えています。オンライン学習の方が、普通の塾に通わせるよりは安価なことも多いですし、習い事などが忙しい生徒さんにとっては、決まった時間にわざわざ塾に行って受ける集団授業よりも、好きな時間に好きな勉強内容を自宅で出来る方が便利なのかもしれません。
ですが、直接面と向かって、今勉強している内容の大事な部分を伝え、宿題シートに一人一人手書きでコメントを書き、必要だと感じたら授業のクラス全体に向けてモチベーションアップのトークをし、テスト前には多くの生徒さんたちが長時間集中して頑張って勉強をしている。
この雰囲気作りの部分ではオンラインには負けたくないです。また、勉強にネガティブな感情を抱えている生徒さんを自分の方がちゃんと見つけてあげられて、適切な声かけをしてあげられるとも思っています。声かけの内容も色々と試行錯誤をしながら、工夫をしてみようと思っています。
そこで、最初の話に戻りますが、テスト結果に関する声かけについても、保護者の皆様にはお子さんの性格を考えつつ、やる気を削ぐことの無いように試行錯誤をしていただきたいです。ダメ出しばかりでは、勉強が楽しくなくなるに決まっていますし、そこに「人格否定」が加わってしまうと、親子関係や本人の勉強に対する意欲が修復できなくなってくるはずです。
高校で成績が落ちて無気力になった時期があり、全く勉強をしなくなった。その結果、高2の頃に赤点を幾つも取り、次に赤点を取ったら留年というところまでいった。それから間もなくして学校では二者面談が行われ、担任から父にそのことが伝えられた。私は人生これで終わったと思った。死にたくなった。
— Shelk🦋 (@Shelk_Shelk_) June 22, 2023
Twitterで流れて来たこちらの親子のやりとりも、続きを読んでいただくと色々な教訓が見つかるように思います。ご参考になれば幸いです。
テスト結果
ということで、あらためてテスト結果をまとめていきます。現在、100点3枚、90点台42枚、80点台30枚集まっています!
副教科も100点6枚、90点台32枚、80点台26枚集まっています!
中間よりも難しくなっているテストのはずなのに、大健闘!結果を残してくれている生徒さんたちがたくさんいます!副教科が4教科中2教科で学年単独一位だったと報告してくれた中1の生徒さんもいました。初めての副教科のテストだったのにすごい!
そして、さすがの中3!高西・栗原・長江でそれぞれ数学で100点を取った生徒さんがいます!
期末テストのタイミングでは色々なレースを塾内で実施しているのですが、結果が楽しみです!
まだテスト結果を持ってきていない生徒さんが数名おりますので、ここからもう少し枚数が増えると思います。最終結果にご期待ください!