【英語】英文法の復習はYouTubeでも出来る
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
現在、冬期講習が終わり、3学期開始前の教室開放期間です。本日、明日と14時から22時まで教室を開けております。1/10火はお休みです。
少し前にいくつか理科に関する動画のリンクを貼った動画を出させてもらいました。もう少し落ち着いたらいくつか更新しようと思っておりますので、お待ちください!
そんな解説動画ですが、実は英語に関しても、同じように中学校の学習内容を総復習してくれるような動画が沢山あります。理科は実験器具が必要ですが、英語に関しては字幕かホワイトボードがあれば、それ以外は特に必要なものはありませんから、理科よりも動画は断然多いはずです。
学校の勉強とは直接関係なくても「ネイティブはこう考える」みたいな動画は、残念ながらノンネイティブの私には作れませんし、「海外サッカーチームのサポーターのインタビュー動画」、「日本のアニメの海外のリアクターの動画」、「KPOP歌手の英語でのインタビュー動画」なども、楽しみながら勉強が出来て良いのではないかと思っています。「好きこそものの上手なれ」(=好きなことの方が上達が早い)ということわざもあるくらいですから、勉強だと身構えずに出来る勉強というのはおススメです。
「〇時まで一緒に勉強しましょう」というライブ配信をされている勉強系YouTuberの方もいらっしゃいますよね。推しのYouTuberと同じ時間を共有して、一緒に勉強出来るというのは、これも勉強のモチベーションアップにはいいかもしれません。似たようなもので、こんなものもありました。
【作業用】SPY×FAMILY「アーニャとべんきょう」【30ぷんしゅうちゅう】 – YouTube
ジャンプ公式が出している、アーニャと一緒に勉強が出来る動画です。(アーニャは途中、かなりのペースで居眠りをしている気もしますが・・・笑) あの勉強嫌いのアーニャが頑張っているんですから、皆さんも頑張らないとね!
さて、勉強動画の話に戻りますが、YouTubeで「中学 英語」などと入れて検索すれば、色々な教育系YouTuberの方の解説動画が出てきます。学校の授業で分からないところなんかは、ここで動画を探して勉強したっていいと思います。
「総復習」みたいな動画だと、30分以上の長い時間の動画になるので、それだと集中力が切れちゃうと言う人は、自分の知りたい文法だけピンポイントで探してみるのもいいですね。
家庭教師のトライさんの動画は1つがだいたい10分前後にまとまっているので、割と集中力を保ったまま見られるのではないかと思います。理解をしたらその単元の問題を実際に解いてみるで、復習はバッチリできますね。
個人塾の先生方も、YouTubeチャンネルを解説されています。
前者は、東京池袋にある英語塾、吉田塾の吉田先生のYouTubeチャンネルです。吉田先生の英語の参考書は、うちの塾にも置いてありますが、このYouTubeチャンネルでは、みんなが苦手な英語の単元を映像授業で文法をピンポイントで教えてくれています。
埼玉にある松江塾の真島先生の授業は、1つ1つの確認が本当に丁寧ですし、何よりも通っている生徒たちが本当に楽しそう。
どちらも実際に通うとなるとかなりお高い塾になりますが、YouTubeならこうやって無料でもいくつか授業が見られます。
また、YouTubeに頼らなくても、今は学校の教科書にも塾のテキストにもQRコードがついていて、そのリンク先に行けば解説動画があります。だから授業を受けるため「だけ」にわざわざ塾に通うという時代はもう終わりを迎えつつあるんじゃないかと常々思っています。今のご時世、コロナの影響で学校を欠席した場合はオンラインの授業を受けるというのも当たり前ですし、オンラインの塾も増えています。(そんな中うちは、まだ欠席補習も対面でやっておりますが・・・)
だから、対面型の塾に行くということは、授業を受ける以上の何かが得られるものでないと、きちんと考えている保護者の方からは選ばれなくなるのではないかと思っています。これは私自身も、ものすごい危機感を感じています。
では、授業を受ける以上の何かとは何なのか?
例えばうちの塾であれば、授業の最初に毎回小テストを実施しているため、しっかりと復習をしてから授業に参加しなければならない分、自宅で1人で勉強するよりもきちんと復習が出来ると思います。
塾はテレビやスマホがないため、同じ勉強時間でもより集中して勉強が出来ると思います。
塾に行けば同じように勉強を頑張っている仲間たちがいます。次は負けないぞというライバル心を燃やしたり、勉強のやる気が落ちているときも周りの頑張る仲間たちを見て自分も頑張ろうという気持ちになりやすいと思います。
学校の教科書は全て置いてあるし、何か勉強をしたいと思ったら色々な参考書が置かれています。息抜きの漫画もあります。西川先生に質問をしたり、色々な話を聞いたりも出来ます。
宿題はチェックをしてアドバイスをいれます。(もちろん、これはオンラインでも写メを送れば可能ですが)
また、ネット上にはさまざまな情報があり、どれが正しいのか、効果が出るのかが分かりにくいです。「こんな効果が出た!」と紹介されていたとしても、それが本当の話なのか、何か商品を買わせるための嘘なのかは判断がつきにくい場合もあります。ですが、うちの塾であれば実際に成績が上がった生徒さんの話を基にした、説得力のある情報をお伝え出来ます。
他にも、「先生、宿題のところネットでやり方を見て出来るようになった。こうすればいいんでしょ?」と得意げに話してくれた生徒さんがいましたが、「どうしてその答えになるのか説明できる?」と聞いて見ると、
生徒 「え?いや半分にすればいいってYouTuberが言ってたから・・・」
西川 「どうして半分にすると正解になるのかわかる?」
生徒 「・・・わかりません。」
なんていうことも、実際にありました。
だから、「簡単にできるようになる」「誰でも出来る」みたいなキャッチ―な内容で、とりあえず正解は分かるようになる方法論もたくさん転がっているようです。もちろん、それが100%で悪い訳ではありません。私だってきちんと理屈を説明せずに、「こうすれば出来るからね。これ裏技ね!」と教えることもあります。「やり方はなんだかよく分からないけど、なんだか出来そうな気がする!」という根拠のない自信は、「どうせやってもわからない」とあきらめている子の固い意志を突き破る力を持っていて、そういう意味では裏技動画が非常に大きな役割を果たすこともあります。それがきっかけで勉強好きになっていくことだってあるでしょう。
ただ、1年後、2年後もそのやり方をきちんと使える状態で覚えておくための秘訣は、何でもかんでも裏技に頼り過ぎずに、きちんと「理解」をすることがやはり一番なのではないかと思っています。
とはいえ、「理解」まで出来ている生徒さんというのは、偏差値60以上の生徒さんの中でも半数くらいですかね。意外に思えるかもしれませんが、実はけっこう少ないです。「理解」するというのは、簡単に思えるかもしれませんが、とても難しいことです。
デジタルネイティブと言われる、生まれた瞬間からインターネット環境が整っている生徒さんたちにとって、今更インターネットを使わないアナログな生活というのは、ちょっと考えにくい時代です。だからこそ、インターネットを使いながら色々な経験を積んで、時間を浪費するだけの遊び道具ではない、自分を磨くため、生活を豊かにするための道具として、上手く利用してほしいです。
私もそこまで教育系YouTuberに詳しい訳でもないですし、デジタル機器を使いこなしている訳でもないのですが、お伝え出来る情報は引き続き発信していこうと思っています。
さて、もうすぐ3学期が始まります。皆さんのこの1年間の勉強の成果、中3の皆さんは3年間の成果が試されます。良いスタートが切れるよう、冬休みまでのやり残しはなしでいきましょう!