【ニュースで知ろう!】サッカー日本代表がドイツ撃破!
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
11/26土、11/27日も朝10時から教室を開けています。定期テストが終わった中3のみなさんは、もう部活も学校の勉強も、みなさんの受験勉強をさえぎるものは何もありません! 入試に向けてノンストップで頑張りましょう! まだ定期テストが終わっていない生徒さんたちは、しっかりと勉強をして、自分を成長させましょう!
私も溜まっていた宿題チェックがようやく終わりそうで、少しホッとしています。
宿題チェックをしていると、「その犬は写真たちの中で走っています。」という、一行上の答えのpicturesにつられてparkと書き間違えた解答も見つかりました。これってもしかして、・・・答えを写してて写し間違えた!? そうだとすると、けっこう答えを丸写ししている子が多いのかもしれないなと、切ない気持ちになっています。
塾の宿題ってそういうものじゃないと伝えているんですが、西川先生の話を聞く気がないのか、宿題忘れをメールで報告されることが怖いのか、そのどちらでもないのか・・・。
中3公民の社会保障制度のところで登場する「公衆衛生」。上下水道を整備するなどして感染症対策をすることを指しますが、これが『衛星』になっちゃった、と。
けど、宇宙で感染症対策をやっても私たちにはあまり関係ありませんねぇ・・・笑
また、中3の受験用教材の発注も終わり、定期テスト後のオリエンテーションに向けて、資料作りや教材づくりも行っています。
今年度の1年生の反省も踏まえて、新年度の中1準備講座に関しても、来年度は教材を変えようと思っているので、どれを使おうかと見本教材を見ながら悩んだりもしています。
前回の中間テストで結果が良くなかった生徒さんたちを集めたテスト前の英数補習も終わり、しっかりと参加してくれた生徒さんの中で、自信をつけてくれる生徒さんがいるのも嬉しかったです。
他にも、ワークを解いている生徒さんにちょっかいを出したり、効率の悪い「写すだけ」勉強をしている生徒さんに、おススメのやり方を説明したり、質問された内容でプチ授業したり、・・・眠そうな生徒さんに足つぼマッサージを促したり、時に奥様から送られてくる子供の寝顔に癒され、その画像を教室の生徒さんたちに見せびらかしたり・・・笑 毎日忙しくさせてもらっています!
皆さんが必死に頑張った努力が、しっかりとテスト結果に表れてくれることを願っています。
みなさんは、ワールドカップを観ていますか?
さて、日本を明るくするニュースが飛び込んできましたね!ワールドカップの日本代表の快挙です!
定期試験で忙しくて見れていない生徒さんや、そもそも深夜にテレビを観ることが許されていない生徒さん、サッカーに興味のない生徒さんもいると思うので、ここで少しだけ説明をしてみたいと思います。
オリンピックの種目の中にもサッカーはありますが、オリンピックはオーバーエイジ枠という特例の3人を除けば、23歳以下のメンバーで構成しなければなりません。つまり、オリンピックは若手中心の大会、年齢制限のある大会です。
一方で、4年に一度のワールドカップはそういった制限は一切なし!
各国の代表が国の威信をかけて戦う、サッカーの頂点を決める大会です。
ちなみに、「Abema TV」というアプリを使えば、期間限定ですが、ワールドカップの全試合が無料でいつでも観られます。便利な時代になりましたね!
現在行われているのがグループステージと呼ばれているものです。各国代表4チームが1グループとなり、そのグループ内で3試合を戦います。その結果によって、上位2チームが決勝トーナメントに進出出来るという仕組みです。日本の入っているグループEは、いわゆる「死の組」と呼ばれており、日本以外にはドイツ・コスタリカ・スペインがいます。
日本は、前回の2018年ロシア大会でも決勝トーナメントに進出していますが、それも圧倒的に不利だと言われていた初戦のコロンビア戦で、前半早々に相手に退場者が出て、まさかの勝利をおさめてしまったからというのが大きかったです。決勝トーナメントはベスト16で優勝候補のベルギーと対戦しました。当時のベルギーは世界ランク1位で優勝候補筆頭でしたが、そんな相手にまさかまさかの2点リード!・・・からの終盤に相手に3点を返される。本当に劇的な展開でした。・・・あまりにも衝撃的な展開だったことから、開催地の名前をとって「ロストフの悲劇」「ロストフの死闘」などとサッカーファンの間では呼ばれています。
今回のカタール大会も、日本は決勝トーナメントへの進出と、そこから1つ勝ち進んだベスト8を目標としていますが、今回ばかりは決勝トーナメントに進出することすらも非常に難しいと言われていました。一戦目を終えドイツに勝利したことによって、決勝トーナメント進出に向けては、かなり有利にはなりましたが、今後の展開によってはグループステージ敗退もまだ十分にあり得ます。
ではなぜ、決勝トーナメントへの進出が難しいと言われていたのか。それは過去のワールドカップ3大会の優勝国をみてみれば、よく分かります。
2018年 ロシア大会(前回) 優勝:フランス
2014年 ブラジル大会(前々回) 優勝:ドイツ
2010年 南アフリカ大会(前々々回) 優勝:スペイン
なななんと、日本と同組のドイツ・スペインは2010年以降のワールドカップで優勝した3か国のうちの2か国という訳です! どちらも今回のワールドカップの優勝候補にもあげられていますし、ヨーロッパ予選も、強豪ひしめくヨーロッパの中でも、圧倒的な強さで勝ち上がっていました。
さらに監督もものすごい経歴! ドイツの代表監督は、ドイツ国内最強チーム「バイエルン・ミュンヘン」を率いていたハンジ・フリック監督。スペインの代表監督は、国内屈指のチーム「バルセロナ」を率いていたルイス・エンリケ監督。サッカー界では、2人とも戦術が豊富で、「勝たせる」監督だと言われています。
それ対する日本の代表監督は、サンフレッチェ広島を率いてリーグ三連覇を果たした森保監督。森保監督はJリーグが誕生した当時は、選手としてサンフレッチェ広島に在籍していましたし、監督としてもしっかりと結果を残された方なので、広島の私たちからすれば馴染みのある監督ではありますが、やはり世界的な名将と肩を並べられるかというと、ちょっとどうだろう・・・というのが前評判でした。
それが、今回のドイツを相手にした大金星、大勝利です!
試合の詳細に関しては、テレビ・新聞・ネットなど様々なところで語られていますので、私からのコメントは割愛しますが、ここまで必死に戦ってきたサッカー日本代表の皆さん、歴史的な一勝、本当におめでとうございます!感動をありがとうございます!グループステージはまだまだ続きますが、引き続きみなさんの活躍を応援しています!
最近公開された、日本代表のベンチ裏に密着した動画も感動的です。
長友選手や吉田選手といったベテラン選手たちのチームを鼓舞する雰囲気づくり。これは受験という戦いに挑む私たち・・・というよりも、生徒さんたちを鼓舞する立場の私にとっては非常に参考になります。(西川先生が、やる気の出る話をし始めたら『こいつサッカーの日本代表から影響うけてんな』とニヤニヤしてください)
動画の23分ごろから始まる、今回のドイツ戦で決勝点を決めた浅野選手のコメントも、大切なことを皆さんに教えてくれます。
「僕としてはもう4年半前になりますけれど
4年半前にロシアを去ったあの日から今日の事を想像しながら
今日のこの日を目指しながらスタートを始めたので
今振り返っても 1日でも後悔があるかと言われたら
悔しい気持ちとかはありますけれど
特にああしとけばよかったなだとか
あそこをこうしておけばよかったな というのがないくらい
この4年半やってきたつもりはありますし、
それが今日こういう形でたまたま結果に出たことが全てかなと思いますし、
全部つながっているので 今日の出来事もまた明日につながりますし、
また明日が未来につながっていくだけの話なので
やり続けるのが大事というのをあらためて 今日のこの結果を得て感じました。」
Team Cam vol.07|歴史的な逆転勝利 ドイツ戦の舞台裏|FIFA World Cup Qatar 2022™ Nov-Dec 2022 – YouTube より引用
4年前のロシア大会では、けが人が出た時の補欠要因としてメンバーに帯同しつつ、結局は試合に出ることもベンチに入ることも叶わずにロシアを去ることになり、悔しい思いをした浅野選手。次は絶対に代表メンバー入りをしてやるという強い気持ちを持って、4年間必死に取り組んだ結果が、今回の代表メンバー入りとドイツ戦での決勝ゴールにつながりました。
日本人の中でたった26人しか選ばれない代表を目指して、何年も前から必死に取り組んでいる人がいます。今の努力が明日の結果、未来の結果につながると信じて頑張る姿勢は、サッカー以外の色々なものごとにも当てはめて考えることが出来ますね。
まだ何を目指すかが具体的に決まっていない生徒さんも、将来なりたい職業や行きたい高校・大学に向けて、ものすごい努力が必要になる生徒さんも、浅野選手のように、今コツコツと努力していることが未来の自分へつながると信じて、とりあえず勉強を始めてみるのはどうでしょうか??
さて、ここまでで話が終わってしまうと、ただのサッカー好きの先生が、勉強にかこつけて、ただしたいサッカーの話をしただけじゃないか!・・・となってしまうかもしれません。笑
ですので、まだまだ話しますよ!
SNS上で賞賛された日本人の行動
皆さんはワールドカップの度に、日本代表のロッカーや日本代表サポーターが「あること」で話題になっているのをご存知でしょうか?
サポーターたちは、試合後に観客席に散乱したゴミを拾ってキレイにしてから帰るんです。前回のワールドカップのときもそうでしたが、これが世界から驚きと称賛を集めているんですよね。日本代表も同じです。こちらはFIFA公式のSNSから。
After an historic victory against Germany at the #FIFAWorldCup on Match Day 4,
(FIFAワールドカップ4日目のドイツへの歴史的な勝利の後、)
Japan fans cleaned up their rubbish in the stadium,
(日本のファンたちは、スタジアム内のゴミを掃除した、)
whilst the @jfa_samuraiblue left their changing room at Khalifa International Stadium like this.
(一方で、代表選手は、このようにしてカリファ国際競技場の控え室を去っていった。)
Spotless.
(ピカピカ)
Twitterより引用 (英文は原文ママ)
ということで、ここで突然の英語のお勉強です。笑
単語はいくつか教えますので、( )内の訳の通りに訳せるか挑戦してみましょう!
”hirtoric”は”history”「歴史」の派生語で「歴史的な」
“victory”は「勝利」
“against”は前置詞で「~に逆らって、~と対戦して」
“Germany”は「ドイツ」
”rubbish”は「ゴミ」、類義語は”garbage”や”trash”ですね。
“clean up”で「掃除をする、片づける」の過去形
”whilst”は接続詞”while”の古風な言い方で「~する一方で」
“left”は「左」という意味もありますが、ここでは”leave”の過去形で「去った、出発した」
“changing room”で「更衣室、控え室」
“like this”の”like”は「好き」ではなく、前置詞の「~のように」という意味なので、”like this”で「このように、こんな風に」と訳せます。
“spotless”の”spot”は、ここでは「しみ、よごれ」という意味で、そこに否定の意味を表す接尾辞の”-less”がくっついています。「砂糖不使用」のことを”sugerless”、「言葉で言い表せない、無言の」というのが”speechless”、「不注意」なことを”careful”「注意深い」に対して、”careless”という風に表現しますので、ぜひ覚えておいてください! つまり、”spotless”で「汚れのない、ピカピカの」という意味になります。
さあ、きちんと訳せたでしょうか??
それにしても、使用後のロッカールームなのにゴミもまとまっているし、折り鶴もあって、本当にキレイに使っていますね!
これがどれくらいすごいことなのかを知ってもらうために、参考までにロッカールームの使い方がめちゃくちゃな国を1つ紹介しておきますね。笑
ヨーロッパ予選でまさかの敗退となり、今回のワールドカップには出場できなくなってしまった、イタリア代表の試合後のロッカールームの映像がこちらです。これもこれで、ある意味すごい・・・笑
こうやってみると、「立つ鳥跡を濁さず」の精神、相手のことを思いやる精神を持っている日本代表の選手やサポーターたちのことをなんだか誇らしく感じますね。
SNSでつながる上司と部下
さて、FIFA公式が反応した日本人の行動で、もう1つ有名なものがあります。
This one goes out to all the bosses out there.
(このメッセージは、スタジアムの外にいるすべてのボスに向けて発信されています。)
意訳するとだいたいこんな感じでしょうか。では、この男性が掲げているメッセージというのは、どのような内容なのでしょうか?
ものすごく難しい和訳、というわけではないので、ぜひみなさんも和訳に挑戦してみましょう!
Dear My BOSS
(親愛なる私の上司へ)
Thank you For MY 2 WEEK OFF!
(私に2週間の休みをくれてありがとう!)
Twitterより引用(英語は原文ママ)
この方が、このメッセージを試合中にスタジアムで抱えていたのはなぜなんでしょう?笑
試合のカメラにピックアップされることを予想していたんでしょうか。
「お休みがもらえて嬉しー!」という気持ちがよく伝わります。
これがFIFA公式に取り上げられ、そしてなんと・・・本物の上司のもとに届きます。笑
Please enjoy your vacation and the World Cup!
(休暇とワールドカップを楽しんでください!)
From your boss
(あなたの上司より)
Twitterより引用
なんと、NTT東日本の社員さんだった~!ということで、ものすごいつながり。
そして気前よく2週間もお休みをくれるNTT東日本のホワイト企業っぷり。いい会社ですね。
まとめ
ということで、定期試験真っただ中で出す記事とは思えないような、まさかのワールドカップの記事でした。
観ている人を勇気づけたり、楽しませたりしてくれる職業というのもの本当に素敵ですね。他にも素敵なエピソードがいくつもあるのですが・・・そちらの紹介は無しにして、さすがに本業に戻りたいと思います。笑
日本代表ほどではありませんが、私も通ってくれているみなさんが笑顔になってもらえるように、しっかりと塾講師というお仕事をがんばりたいと思います。
テストが月曜日からという生徒さんたちもいますし、土日をはさんで月曜日がテスト最終日という生徒さんもいます。
最後まで根性で頑張ることが、皆さんの未来を作ります。一緒に頑張りましょう!