【季節講習】2021年度夏期講習13~14日目

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

休講日・補習日・全県模試の連絡は、トップページの「夏期講習案内」や数日前の記事を参照してください。

授業前にもお話をしましたが、尾道・三原で、特に生徒さんの周りで今までにないくらい新型コロナウイルス関連の話を聞くようになりました。「通っていた小学校で感染者が」「近くの施設でクラスターが」「友達にかかった人が」「別の習い事の教室で感染者が」などなど、色々なお話を聞いています。

もしかしたら、尾道・三原の我々にとっては、昨年の3月頃から日本でも対策が始まったコロナに関して、今が一番注意をしなければならない時なのかもしれません。通塾前の検温、手指の消毒、マスクを外さない、食事中は黙って食べる、・・・などなど、テキトーになっているものがあれば、改めて徹底をしましょう。私も長時間教室にいて、その上ほぼ外出をしていないので、正直「自分は大丈夫」という気のゆるみがありました。改めて気を付けたいと思っています。

本日は中1のお盆前最後の授業でした。前回の定期テストの社会で悲惨な点数を取ってしまった生徒さんが、こちらが説明をしているときに一生懸命にペン遊びをしており、・・・・机を殴って怒鳴って、というのが一瞬頭によぎりましたが、そんな風にこちらが気持ちをぶちまけたところで、他の生徒さんには何の関係もないことなので、別の話をすることにしました。

前に立って授業をしていると、みなさんの顔が良く見えます。だから、眠そうにしている生徒さんには指名をして、答えてもらいますし、難しそうな顔をしている生徒さんがいれば、もう一度言葉を変えて説明をしたりしています。その中でも良い意味で目立つのは、私の話にうなづいてくれたり、一生懸命私が話した内容をメモしてくれている生徒さんです。

だから、西川先生の授業や、学校の先生の授業を聞きながら、メモをとってくれたっていいんだよ。

そういえば昔こんな生徒さんがいてね・・・と、あるものを見せました。

いやぁ、やっぱり見返してみると、自分のことながらエグい・・・笑

ということで、そうです。このびっちりメモの張本人は私です!

以前のブログで一度だけ載せたことがありますが、これは私の高校時代の日本史プリントです。とにかく先生の話を一言も聞き漏らしたくない・・・ということで、わざわざ親に頼んで太さ0.3ミリや0.5ミリの極細ボールペンを買ってもらい、小さな文字で、先生が話した内容をたっぷり書き込んでいました。

正直、中学時代にはここまでのことはしたことがありません。先生の板書を写して終わりだったと思います。だから、中学生のみなさんにこのくらい頑張れ、というつもりはありません。

高校生だった私の場合ですが、高校でわざわざ私立に行かせてもらって、国公立よりもお金がかかる分、ちゃんと学校の授業から「得るもの」がないといけない・・・ということで、割とどの科目もこんなスタイルになってしまいました。

みなさんも、学校の先生の授業、しっかりと聴こうと思えば、これくらいのことは出来るかもしれませんよ? 皆さんが小馬鹿にしている先生だって、専門的な知識は塾の先生とは比べ物にならないほど、持っているはずです。

わざわざ学校の授業中に友達とおしゃべりしたり、ぼーっとしたりして、時間を過ごすって、そんなの家だってどこだって出来るじゃない。ちゃんと聞いておけばもっともっと楽が出来たのに、結局、定期テスト直前に、他の人以上に頑張らないと、それなりの点数が取れないというのは、もったいなくないですか?

ちなみに、うちにいる中1の生徒さんたちで、私のようなメモ魔になる片鱗を見せてくれている生徒さんたちの宿題は、こんな感じです。

宿題で、自分がなんで間違ったのかをちゃんと確認して、それを文字にすることで頭の中を整理してくれています。

だから、毎回の数学の小テストで、当たり前のように満点が取れるんですよね。これを習慣としてやっている生徒さんと、毎回毎回うっかりを繰り返し、どんどん忘れていく刹那的な生徒さんとの間に、気づけば大きな差が出来てしまうのは、当然のことのような気がします。

改めて、勉強が嫌いでそれでもやろうとしない生徒さんにお伝えしたいのは、「そんなに勉強が嫌いなのに、楽をしようと思わないの?」ということです。楽をするというのは、「答えを写す」とか「テストの直前だけ頑張る」とか、そんな無意味なことではありません。

楽をする方法その①「授業をちゃんと聞いて理解をする」、そうすればわざわざ勉強をし直さなくても問題が解けて、楽が出来ます。授業をちゃんと聞いていた子は、今日の授業中に、出した宿題の半分くらいを終わらせていましたよね?めちゃくちゃ楽出来てるじゃん。しかも、塾で頑張っておけば、学校の勉強はすんなり頭に入って、そこでも楽が出来ます。学校のワークだって、一生懸命赤ペンで写して真っ赤にしなくても、スラスラ解ける。

楽をする方法その②「塾にいるときは、勉強をする。」、分からないことは先生に聞けて、しかもテレビは無いし、スマホは禁止だから、誘惑もなく集中出来る。(マンガはあるけど、割と勉強に関係のあるものばかりですからね。『鬼滅の刃』もありますが、英語版しかないですしね笑)塾に来て、集中して勉強を終わらせておけば、塾にいる時以外に、思いっきり遊べます。ダラダラ家でやるくらいなら、絶対に塾で勉強をした方が良い。遊ぶことは大事ですよ。リフレッシュになるし、コミュニケーション能力や雑学など、机に座った勉強で得ること以外のことが得られます。そうやって遊ぶために、やることを塾で終わらせた方が楽じゃないですか?

そして、こうやって楽をした結果得られるものは、「自由な時間・友達と遊ぶ時間」と「そこから得られる経験」と「良い成績」と、「親からぐちぐち言われなく権利」と(笑)、「好きな志望校を選ぶ権利」です。

以前の記事でも書きましたが、これが「1か月後にもらえる1万円」、もっと言うと、「2年後にもらえる100万円」ってやつです。これを選ばずに、「今すぐもらえる100円」をこつこつ集めているなんて、本当に損してるよなぁ・・・。

ということで、ここでネチネチと皮肉と嫌味を言うタイムは終了です笑

お盆前の塾はあと3日!何度も何度も何度も言いますが、ここで夏休みの宿題を「しっかりと」終わらせよう!

念のために言っておきますが、ただ、「ワークの全ページに何かを書き込んだ」だけの状態を「しっかりと」終わらせたとは言いませんよ? 間違えたところをちゃんと見直しして、次に同じ問題が出されたときは、ちゃんと解けるように準備してありますか? ここまで出来て初めて、さきほどから話している「楽」が出来るんです。この点に関して、中3はさすが受験生。みなさんが割と頑張ってくれているように思います。

「宿題を終わらせなさい!」と親に言われなくなる、学校の先生に未提出だと怒られなくなる、そんな1日・2日程度の楽の話じゃないです。そんなちっぽけな楽なんて、楽とは言わない!これからずーっと使える「楽」をする方法の話です。・・・わかってくれるかなぁ?

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