【入試情報】中高一貫校の3タイプ

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

本日は、非常にショッキングなニュースがありました。安倍晋三元首相のご冥福をお祈りいたします。SNS上には、事件直後のショッキングなシーンが、特に規制もなくたくさん転がっています。今回の事件を巡って、大人たちが過激な発言で言い合っているものもあります。生徒さんたちの心に大きなダメージを与える可能性がありますので、ご家庭でしっかりとケアをしてあげて頂ければと思います。お子さんが辛そうにしているのであれば、SNSやニュースを見ない様に伝え、ゆっくりと休ませてあげてください。

本日は以前書きためておいたお話しです。中高一貫校にあまり興味の無い方は読み飛ばしていただいても構いません。

以前「県広」の記事を書いた際に、このようなことを書かせて頂きました。(実はこれ、後から加筆修正したものなので、まだご覧になっていない方もいるかもしれません。)

また、「中学から入学した生徒たちと高校から入学した生徒たちの間で、大学の進学実績に差があるのか」というのは、個人的にものすごく気になっていましたが、こちらに関しても回答がありました!

あまり詳しくない方のために少しだけ解説をしておくと、いわゆる「中高一貫校」と呼ばれる高校の大学進学実績というものには、大きく分けて3つのタイプがあり、これは受験校を選ぶ上でしっかりと押さえておいた方がよい情報です。このあたりは少し話が長くなってしまうので、改めて別のブログで、ダラダラと書きたいと思います。

https://lightup-onomichi.com/1474/ より引用

さて、こちらの「伏線?」を回収していきたいと思います。

まず、前回「3つのタイプ」があると言っておきながら、その3つに関して全く触れていなかったので、そちらから笑

①中学校から入った生徒がたくさん難関大学に合格するタイプ

②中学校から入った子たちはそこそこで、高校から入った生徒が多く難関大学に合格するタイプ

③中学校からでも、高校からでも、同じくらいの割合で難関大学に合格するタイプ

の3つです。

この近隣で言えば、例えば近大福山は①のタイプです。

近大福山の場合、中学校から入った子たちと高校から入った子たちは、そもそも中学組とカリキュラムが全く違うため、同じクラスになることは無く、どんどん勉強の先取りをしている中学入学組が、受験の実績をけん引しています。だから、近大福山に高校から入れば、合格実績にあるような難関大学に合格出来る・・・と考えるのはちょっと甘いかもしれません。(この話は近大福山のブログでも触れていることです。)

ちなみに、東京にある超有名進学校の開成高校も、①タイプだと言われています。「開成の高校入学組は、強引に中学入学組の進度に合わせないといけないため、高校に入ってからあまり伸びない」というデータがあるそうです。その結果、高校受験で開成に合格しても進学を辞退して、都立日比谷や都立西、千葉最難関私立の渋谷教育学園幕張の特待などに進学する子も増えている、・・・と私が東京にいたころは言われていました。最近の都立日比谷高校は、高校入学組だけで東京大学に50名くらい合格させちゃいますからね・・・。

ただし、「その理屈で考えると、高校受験でわざわざ近大福山に行く意味はないのですか?」と言われると、全くそんなことはありません!その理由を説明していきます。

そもそも、近大福山に進学する子たちは、私立単願で受験をしたのでなければ、尾道北や尾道東、誠之館や大門に不合格になる生徒たち、つまり、「全県模試 偏差値50前後」の生徒たちのはずです。

ですが、近大福山の高校入学組の国公立大学への進学率は、彼らが不合格になったであろう尾道東と大差ありません。むしろ、近畿大学を押さえにして国公立大学にチャレンジ出来るので、国公立大学に落ちた生徒たちが進学する私立大学も含めて考えると、尾道東よりも進学実績が良いと言えます。

ですので、学校の雰囲気や通いやすさ、OB会の結束(?)、おじいちゃんや親戚からの精神的プレッシャー(??)などを考えると、一概には言えませんが、進学実績で見る限りは、「尾道北に合格最低点でスレスレ合格」と、「尾道東に真ん中くらいの成績で合格」と、「近大福山に私立単願で合格」で言うと、たぶん近大福山を選ぶ方が、大学進学においてはお得です。

ぜひ、受験校選びの指標の一つとして、こちらも頭に入れておいてください。

②のタイプは、広島県東部ではあまり見かけません。(もしかしたら、私が知らないだけかも・・・)

私が東京にいた頃には、近所にこのタイプの私立高校がいくつかありました。それらの学校に共通しているのは、「中学受験」だと「受験すれば誰でも入れる」と言われることもあるくらいの学校で、中学受験の偏差値で言うと「首都圏模試 偏差値40前後」であること。しかし、高校受験では全く異なり、「内申がALL4以上必要な偏差値60超えの進学校」になります。そして、そういう学校で目立った進学実績をあげているのは、その学校で6年間を過ごした中学入学組ではなく、3年間しか過ごさない高校入学組が大半であるということです。

中学入学組は、公立中学の雰囲気が好きではないご家庭や、私立中学の特色あるカリキュラムに惹かれて入学した方が多く、勉強勉強と言わずにのびのびと育てたいご家庭が多いように感じます。そのため、定期試験直前もマイペースに勉強されているお子さんが多かったように感じます。このあたりの価値観はご家庭によって違うので、何がいいかは一概には言えません。

そして、この近隣の中高一貫校の多くは③に該当します。

各学校の説明会での話を聞く限りでは、県立広島・市立福山・尾道高校・如水館・福山暁の星・銀河学院はこちらに該当します。学力にあまり差がないため、高1の時点で内部進学組と合流して、ごちゃまぜのクラス編成になる学校もあります。気になる方は、各学校の説明会で「内部進学の生徒さんとは何年生で合流しますか?」と聞いてみてください。ちなみに、内部進学の生徒さんたちは、「高校受験」という「ふるい」がありませんので、出来る子はとことん出来るし、出来ない子はかなり出来ないという状態です。そこに、入試を突破してきた一定以上の学力がある高校入学組が入ります。中学組が100点~30点まで幅広い点数を取る子たちがいるとすれば、高校入学組は60~80点に固まっているイメージを持っていただけると分かりやすいかと思います。

以上が私がイメージとして持っている、中高一貫校のタイプ分けでした。

最後に、①や②に該当する学校で、学力が低いとされているグループの生徒さんたちにも、大学受験上のメリットがあることをお伝えしておきます。それは、いわゆる「指定校推薦」と呼ばれる私立大学の推薦入試で、推薦枠を学力の低い方のグループに割り当てる可能性が高い、ということです。

特に私立の高校の場合、大学の進学実績は生徒募集に大きく影響します。そのため、少しでも良い進学実績を出せるように、工夫をしている場合があるのです。つまり、学力が高い生徒には推薦の話はあまりせず、一般入試で実力で合格するように指導し、学力が高くない生徒に、一般入試であれば合格しづらいような学校の推薦枠を与える可能性があるということです。そうすれば、進学実績がより良く見えますし、わざわざ高校によってコース分けをして、上位クラスとその他で定期試験の問題が異なる理由にも納得がいきます。ただし、このあたりはあくまでも「可能性」の話であることはご注意ください。(公にそのような話しは出来ないと思いますので。)

ということで、あまり面白くない話を長々と語ってしまいました・・・苦笑 まだまだ色々な情報を集めていきたいと思っていますので、「こういった情報がほしい」などあれば、直接高校側に質問をすることもありますので、ぜひお気軽にお問合せください!

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