【高校入試】2021年度選抜Ⅰ&市立福山の入試結果
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
本日、2/8は広島県公立高校入試の選抜Ⅰの合格発表日でした。
ですので、本日の中3コメント、及び生徒さんたちの受験結果をご報告いたします。
2/8のコメント返信
数学の問題を解いた。円の中に図形が書いてあって、その図形の辺の長さを求める問題が全然出来ない。
もっと問題を解いていかなきゃいけない。
今日は数学の高専過去問を解いた。
練習をしたからか、また面積比で正解出来た。
でも図形を見てもひらめきが僕にはあまり起こらないので、色々なケースを経験したい。
2人まとめてコメントしておきます!
確かに、平面図形は色々と考えないといけないところが多いですね。
さらに円も含む図形問題となると、平面図形だけの問題よりも、色々と注意しなければいけない条件が増えますね。
平面図形であれば、相似・合同、平行線の錯角・同位角、対頂角、角の二等分線、三角形の外角、二等辺三角形や平行四辺形などの特殊な図形の性質、三平方の定理、中点連結定理などに気を付けなければいけません。
円という性質が入るだけで、半径は皆同じ長さ、円周角の定理、直径で作る円周角は90°、円と接線の関係、円に内接する四角形の対角の和は180°など、さらに色々なところに気を配らなければいけません。
当然(2)や(3)の問題になってくると正答率が下がってきます。だからこそ、ちゃんと取捨選択できるように、公立高校入試の場合は、最低でもあと2週間はもがいてみましょう。それでも難しければ・・・「捨て問」にするのも作戦の1つですね。
問題文に書かれている条件をよく読んで、そこから分かることを図形にどんどん書き込みながら、時間をきめて、あれやこれやと試行錯誤をする練習をしていきましょう!
詰まったら、もう一度問題文を読み返して、使っていない条件がないか、(1)で求めたことを利用するんじゃないかと考えましょう!
そして、2人とも、理科の電気の部分の復習も頑張りましょうね!
りかはりかいふのうです。
W = V × A
理系の学校に行きたいんだから、中学レベルくらいはマスターしておかないとね!
今日は地理の勉強をした。葦陽に行くためには、理社の力もいる。特に社会は覚えないといけないところが多くある。
この1週間で、とりあえず社会と理科は思い出したい。
本当に時間がないので、まずは過去問を解くか、冬休みに解いたものを見直してみましょう。
単純な知識だけではないですよ!記述がわんさかあります。知識問題を覚え直すのと並行して、どんどん記述問題の練習をしないといけません!
知識の解説なら、どんどん私を利用してください! 数学も頑張ってね!
今日は、社会の公民についての問題を解きました。選抜は受かったけど、気を抜かずに高校入学後に向けて勉強をしていく。
まずは合格おめでとう! 高校から先の進路の希望も、色々と話は聞いているので、特に英語と数学を中心に2月いっぱいは頑張りましょうね!
because of …:…のおかげで、…が原因で
和訳したら意味が分かっていなかったところがあって、因果関係が逆になっていたことが分かった。
全訳する。thanks to …も同じ意味。
いいですね! 「英語力を鍛えるために全訳したらいいよ」とアドバイスをしたら、即実践できるその素直さ、スピード感が素晴らしい!文法も復習しながら、長い英文を読み込む体力もここから鍛えていきましょう!合格おめでとう!
大久保利通 … 薩摩藩。大政奉還・近代化政策の第一人者。
渋沢栄一 … 将軍おかかえのすごい農民。
すごいまとめ方ですが、コンパクトで分かりやすい笑
ここからは英数をしっかりと鍛えつつ、息抜きに理社国を頑張る形にしていきましょう!合格おめでとう!
英作文を解いた。今までよりも速く解けたけど、まだいらないものをつけたり、いるものがついていなかったりするので、そこを直せるように努力する。
返却した課題のコメントにも書きましたし、教室でも言いましたが、「頭が良くなるのは問題を解いているときじゃなくて、出来なかった問題の復習をしているとき」です。問題を解きっぱなしにせずに、出来ないところを少しずつ補修して、固めていきましょうね。
数学はやっぱり時間配分が点数をさげたミスでした。
今の時点で時間配分にミスが出てしまっても全然悪いことじゃないんですよ。
前半の問題に時間をかけすぎてしまったのは、その問題を「自分なら解ける」という自信があったからですよね?
自信があるということは、それだけ努力をしてきた結果なので、悪いことではないです。もしかしたら、本番では今回解いた問題よりも少し簡単なものが出て、普通に解けるかもしれませんよね。
ただし、満点ではなく、高得点を出す確率を上げたいのであれば、時間を気にしながら「捨てる」という作業も必要です。
以前、東京の教室で指導をしていた際に、都立三田高校という、東京タワーの近くにある人気の進学校を受験する生徒さんがいました。一般での倍率は約2倍・・・この辺では考えられないほどの高倍率ですよね笑
その子は数学が得意で、本番で満点を取れる力を持っていましたが、「関数と平面図形と空間図形の最後の問いは見ません!その15点を捨てても、もう一回最初から解き直します!確実に85点取ります!」と言っていました。
結果、本人の作戦通り数学は85点、他の科目もきちんと点数が取れ、無事合格を勝ち取りました。
だからこそ、ここからは、「何が何でも全部取る」ではなくて、「どう転んでも合格点に達するようにする」というところに意識を変えていくべきですね。ここからの入試演習で、そのことを意識しながら、しっかりと取り組んでみてください!
2021年度選抜Ⅰ&市立福山結果
とうことで、結果です!
尾道北高校
選抜Ⅰ、3名全員合格!!!
小論文のいらない「手ぶら入試」の2年目です。定期テストにしっかりと執着し、内申をコツコツととってくれていたからこその結果です。そしてこの3名は、いずれも中3に入って全県模試で偏差値65超えをしてくれたことのある3人です。
高校に入っても、しっかりと切磋琢磨してもらえればと思っています。合格おめでとうございます!!
では、そんな3人の直筆コメントです!(私の写真撮影技術の問題で、ちょっと画面が暗くなってしまいました・・・教室には、ちゃんとラミネート加工をして、かっこよく掲示させてもらいます!)
この3人に共通するところは、
・わからないことはちゃんと質問をするし、自分でもきちんと調べる
→参考書や辞書、教科書などを見ながら自分で解決しようとしている姿をよく目にしました。そして、分からないところはどんどん質問に来て、理解を深めていってくれました。
・とにかく塾にたくさん来る
→試験前は特にそうですが、塾で勉強している姿をたくさん見させてもらいました。普段の授業でも、授業の2時間前に来て、宿題や小テストの勉強を頑張ってくれているときもありました。定期試験の終わったその日に自習に来て、テストで分からなかったところを聞いてくれることもありました。休みの日に5時間以上いることも多かったように思います。当たり前ですが、勉強の優先順位が高くなければ、圧倒的な結果は残せませんからね。
・誰にも負けたくない得意教科を持っている
→3人それぞれが、英語・数学・社会と、教室の誰にも負けない得意教科を持っていて、ものすごく頑張ってくれていたように思います。すでにそこらの高校生にも負けないくらいの知識を持っていると思うので、高校に入って、さらに力を伸ばしてくれるのが本当に楽しみです!
ということで、後輩の皆さんは、同じような結果を出したければ、意識を真似するんじゃなくて、行動を真似してくださいね。当然のように、この3人は毎回の小テストは(ほぼ)合格、(ほぼ)宿題忘れ無しでしたし、宿題は〇つけまできちんとやってくれていましたよ。成績を上げたい人は、まずはそこからじゃないでしょうか?
圧倒的な結果も、日々の積み重ねが本当に大切です。そして、高校に進学してからは、それぞれの進路に向かって、きちんと自分で考えながら、時には誰かに相談をしながら、毎日コツコツと勉強をすることが大切です。
何か困ったことがあれば、ぜひこれからも遠慮なく相談をしてほしいです。
そして・・・、さらにあと2名ですが、こちらはまだ「わたしの合格体験記」待ちの状態です。
1人は回収済なのですが、ちょっと・・・笑えないところに誤字を見つけてしまったので、修正してもらい次第アップします。もう1人は、すでに2/2までで退塾している生徒さんなので、教室まで持ってきてくれるのを気長に待ちたいと思っています。
ということで気を取り直して・・・
総合技術高校 人間福祉科
福山市立福山高校
合格!!!
ということで、1人は倍率2倍の学科を無事突破、もう1人は昨年度1.02倍という低倍率から1.65倍に跳ね上がった市立福山に見事に合格してくれました!合格おめでとうございます!!
総合技術に合格してくれた生徒さんは、学校の課題をきっちりとやり切ってきちんと内申を取る真面目さが光っていました!苦手な数学でも定期試験では90点以上を取ったこともありますからね!やるべきことをきちんとやったからこそ、高倍率の推薦入試でも、ちゃんと合格を勝ち取れた訳です。
市立福山に合格した生徒さんは、絶対にこの高校に進学して部活を目いっぱいやりたいという執念を感じました。時には学校を休んで塾に来て、「どうやったらもっと点数が取れますか?」という主旨の質問をたくさんしてくれていたように思います。時間配分など細かなことも、こちらがアドバイスをしたことをその日のコメントに書き、私が大事だと言ったことを毎日コツコツと進めてくれていたように思います。市立福山を受験する生徒さんは開校3年目で初めてで、そもそも過去問すらもあまり準備できておらず、色々と至らない点もあったかもしれませんが、お陰で私も少し自信がつきました。
・・・と、ここまで書かせてもらいましたが、先月実施された国立高専の推薦入試を含め、今年度も不合格者を出してしまいました。もっと内申を取らせてあげていれば、良い声掛けができていればと、悔やむ点もあります。 ですが、まだ最後の入試が残っていますので、そこでしっかりと合格を勝ち取ってもらえるように、しっかりと指導をしていきたいと思っています。
そして、選抜Ⅰを受験しなかった生徒さんも含め、まだ入試が残っている皆さんは、ここから成績を伸ばして、先に合格して勉強の手を止めてしまった人がいれば、その人たちを追い抜いてやりましょう! ここから入試本番までも全力で応援していきます!一緒に頑張りましょう!!