【高校紹介】近畿大学附属広島高等学校東広島校(その②)

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

7/18,19は教室はお休みです。7/20は尾道北高校の説明会のため、教室を15時頃開けます。

通常授業は7/21(水)まであります。そこからは1日休みをはさんで夏期講習の期間です。よろしくお願いいたします。

現在は多くの中学校で3者面談が実施され、1学期の内申が返却されています。生徒さんたちの成績を確認していますが、今年度から通知表の「観点別評価」の項目(内申点の横にあるA~Cがつけられた項目)が、昨年度までの4~5項目から3項目に減らされていたのが印象的でした。

中3のみなさんは、内申のための勉強が出来るのも2学期中間と2学期末のあと2回です。学年末テストは、中3のみ日程を早めて、1月の後半に実施されますが、私立入試や国立入試と日程が近いため、そもそも対策をしていられないです。それに、1・2学期の成績も加味されるため、学年末テストに関しては、成績にほとんど影響のない(と、某中学の先生がおっしゃっていたそうです)ものです。つまり、成績はほぼ2学期までで決まります。

この話、何度もしていますよね?

選抜Ⅱと呼ばれるみなさんの高校受験は、255点満点のうち130点が学校の成績で決まります。残りの125点が選抜Ⅱの当日の試験です。

壁に貼られている合格体験記で、ほとんどの中3生が書いているように、内申は本当に大切です。だから、うちの塾でも、定期試験に向けて色々な取り組みをしています。この夏、しっかりと2学期に向けた準備をしていきましょうね。

さて、高校紹介です。今回は約1年半ぶりに、とある学校の説明会に行って参りました!(過去の記事は以下のリンクを参照)

近畿大学附属広島高等学校東広島校

HP: https://hh.kindai.ac.jp/

男女:共学

アクセス:JR西高屋駅より徒歩15~20分(スクールバスあり)

     または、駅から芸陽バス「高見が丘循環」乗車、「近畿大学前」下車(約5分)

全県模試受験者平均偏差値(令和3年度受験用):

   ADⅡ(難関国私立大コース) 62.7

   ADⅠ(近畿大学・国公立大コース) 58.1

R2年度卒業生の主な進学先(浪人生含):

大阪大学1名、北海道大学1名、名古屋大学1名

広島大学26名、山口大学7名、近畿大学134名(内部進学)

一昨年は、学校説明会の日程が合わなかったため、わざわざ広島市内で開催されている私学フェスタにお邪魔してきたのですが、今回も少し早起きをして、東広島市内の会場にお邪魔しました。

一昨年お話しを伺った教頭先生が、「さかた塾中学部」という名前で覚えて下さっており、色々とお話も伺えました。また全体向けの説明会の後は、広報の責任者の方を捕まえることが出来て、色々とお話を伺って参りました。

感じた魅力その①「生徒の意見を採り入れた改革」

まずは橋本校長先生のお話。こちらで興味深かったのが、毎週月曜日と木曜日に校長室をオープンにし、生徒に色々な意見を言いに来てもらい、その結果、色々な改革を行ったというところです。

体操服が夏暑くて、冬は寒いから何とかしてほしい→体操服をリニューアル!

学校指定のカバンが使いづらい→デザインから考え直し、リュックタイプにリニューアル!

上履きが面倒→なんと、上履きがあのクロックスに!

短い靴下を履きたい→学校指定の靴下をリニューアル!

橋本先生が学校長に就任されてから、ここ3年間だけでもこれだけの改革を行ったそうです。「生徒・保護者の方に、費用をお支払いいただくわけですから、少しでも納得のいくものをと思って改革を行いました。」とおっしゃっていましたが、そのフットワークの軽さには驚きました。

この他にも、ICT教育を推進するために、クロームブックの導入やWiFiの強化、プロジェクターを慎重、黒板を全てホワイトボードに・・・と様々な改革を行われているそうです。コロナ禍でも、グローバル教育を推進したいということで、ゴーグルをつけたVRでの海外体験や、海外に行けないなら・・・ということで、日本に来ている留学生たちを集めての国際交流なども行っているそうです。

感じた魅力その②「のびのびと出来る部活動」

大学附属校の強みの1つは、勉強のことをそこまで意識せずに、のびのびと部活動が出来ることも1つに挙げられます。近大東広島のグラウンドの広さは広島県No.1で、体育館も2つあるとのことで、部活動に関しては思いっきり出来ると思います。実際、陸上部はインターハイに3年連続11回の出場。

また、説明会でお話を聞いていると、「ダンス部」も非常に魅力的に感じました。

韓国の人気グループBTSを皆さんはご存知ですか?(知らなかった私はおじさんですか?)

こちらの動画は、なんと、近大東広島ダンス部の中学3年生たちが踊っている動画です。皆さんたちと同じ中学生で、このクオリティのダンスが踊れるというのは、すごいですよね。こちらが、私が見た時点でYouTubeの視聴回数136万回超え。そして、このダンス部は海外でも話題になっており、中国新聞にも取り上げられています。

なぜ、こんなキレッキレのダンスが踊れるかというと、なんと、顧問の先生がプロダンサー! ダンスが上手くなりたい皆さんは、習い事としてどこかのダンススクールに通うのもいいですが、部活動として頑張ってみるのも良いんじゃないでしょうか?

学校に連絡をもらえれば、見学も大歓迎ということで、興味のある方は思い切って連絡してしまいましょう!

感じた魅力その③「近畿大学の附属校」

近畿大学の魅力に関しては、2年前のこちらの記事でも書かせて頂きました。

全国788大学中、志願者8年連続日本一、近大マグロ・近大みかん・バイオコークス・近大ハニーなどなど数々の研究成果を発表し続け、500億円の費用をかけてつくられたアカデミックシアターがあり、蔵書7万冊で、そのうち3万冊が新書とマンガという斬新な図書館がある、あの近畿大学への内部進学の権利が与えられます。

高大連携も活発で、近畿大学の大阪キャンパスへのオープンキャンパスや、大学の先生の出張講義、高校のすぐ横にある近畿大学工学部(東広島キャンパス)での、工学部特別見学会やサイエンス実習もあります。大学でやる勉強について、実際に見てイメージをする機会が、自分から色々と行動しなくてもたくさん用意されています。

しかも、近畿大学と国公立大学との併願が可能で、国立大学にチャレンジして、失敗したとしても近畿大学への内部進学が可能になる制度があります。ただし、成績によっては、近大を単願にしなければ、内部進学の資格が与えられず、一般で近畿大学を受験しなければならない場合もあるため、気になる方はぜひ説明会で、高校に直接問い合わせてみてください。

入試情報

新年度の入試情報に関しては、まだ正式決定をしていない学校も多いのですが、近大東広島はこの時期に色々と教えていただけました。まず、出願区分は以下の4つです。

①特別推薦(第一志望で受験、学費免除の特待有)

・入試日程(R4年度入試):令和4年1月16日(日)

・出願基準:中1~中3の5科内申75点満点中70点以上でADⅡの特別奨学生確定(面接あり)

      中1~中3の5科内申75点満点中60点以上でADⅡ確定

      中1~中3の9科内申135点満点中88点以上でADⅠ確定

※特別奨学生は入試結果次第で免除額が確定、2年次以降の免除額は前年度の成績次第

・受験科目:5科目

・合格基準点(昨年度):500点満点中275点

②専願Ⅰ(第一志望、内申による加点有)

・入試日程(R4年度入試):令和4年1月16日(日)

・出願基準:なし(第一志望であることのみ)

・受験科目:5科目

・合否決定:受験科目500点満点に、中1~中3の5科素内申75点満点を加算した、合計575点満点で合否を出す。

・合格基準点(昨年度):上記の575満点中、ADⅡは275点、ADⅠは225点。

③専願Ⅱ(第一志望、内申以外の実績による加点有)

・入試日程(R4年度入試):令和4年1月16日(日)

・出願基準:なし(第一志望であることのみ)

・受験科目:5科目

・合否決定:受験科目500点満点に、「部活動実績」もしくは「英数の中1~中3の内申30点満点中24点以上」もしくは「英検・漢検・数検のいずれかの3級以上」の基準をクリアした場合、実績点を加算して合否を出す。

・合格基準点(昨年度):実績点を加算して、ADⅡは275点、ADⅠは175点

④併願(他の高校を第一志望)

・入試日程(R4年度入試):令和4年1月16日(日)

・出願基準:なし

※ただし、私立高校の中で近大東広島を第一志望とする場合、実質内諾となる内申基準があります

・受験科目:5科目

・合否決定:当日の入試得点次第

・合格最低点:ADⅡは285点、ADⅠは203点(500点満点中)

昨年度に続き今年度も、こちらの学校の併願受験を希望している生徒さんがいらっしゃるため、内申のあれこれや、特待のあれこれなど、これ以外にも色々な情報を聞いて参りました。

また、尾道の場合には、すぐ近くに近大福山があるため、近大東広島の先生方は尾道では説明会をされないそうです。そのため、この学校の説明会に参加する場合には、少なくとも三原の会場までは足を運ぶ必要がありますので、説明会へのご参加を検討されている場合は、ご承知おきください。

8/1に実施予定のオープンスクールに関して、すでに7/1からWeb予約が始まっており、すでに募集が締め切られているものもありますので、ご注意ください。

毎年の受験生などを見ながら、学校見学に行く学校を決めております。何か気になる学校がある場合には、内部生のみなさんはお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

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