【雑談】いじめのある公立中に行かせていいの?
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップの西川です。
いよいよ3連休最終日、テスト前の皆さんは準備は大丈夫ですか??
頑張っているうちの生徒たち!(と、ちょっと頑張っている私)
栗原、高西、向東、みなと、まだまだうちには定期テストを控えている生徒さんがたくさんいるので、頑張ってくれています。また、すでに定期テストが終わった日比崎中3の生徒さんたちがガンガン自習に来て、入試問題を解いたり、今までの中1・2の理科を復習したりしている様子を見ていると、さすが受験生!油断せずに頑張っているなと感心します。
そして、今回のテスト前道場期間中は、補習をやってほしいというリクエストをいつもよりたくさん受けている気がします。
高西中1の社会、うちに通ってくれている生徒さんたちの中学校の中では唯一、中1のときに地理と歴史を交互に進めていく中学校ですので(他の中学校は先に全部世界地理を終わらせてから歴史に入る)、かなり前に習った地理の問題が今回の試験範囲です。だから、補習を申し出てくれるのは当然だと思いますし、少しでも皆さんの点数アップの力になれればこれ以上嬉しいことはありません。
英語の補習も全学年やりました。中1はまだあまりきちんと教えていなかったThere is …の文が試験範囲なので、補習でぜひ説明したかったんですよね。また、中3英語の試験範囲になっている、貧しい国に使用済みランドセルを送ろうという話、実は数年前、うちに通っている生徒さんがまさにそういう活動をしておりまして、塾内の中1たちに案内を配ってほしいと申し出てくれたこともあったので、懐かしく感じてしまいました。
中2の天気のところも、向島中の生徒さんやみなと中の生徒さんに補習をしました。天気の部分は、理解をして覚えれば丸暗記よりも効率が良い部分がたくさんあるし、何より天気って普段の生活に関わることですから、ぜひどんどん質問してどんどん理解してほしいです。
ちなみに・・・もう試験前の生徒さんにとっては手遅れかもしれませんが、塾内にも置いてあって、少し前にSNSで「この本、面白くてめっちゃわかりやすい!!」と評判になった本はこちらです!
中3理科の運動のところも、中3社会の国会や地方自治の仕組みも、中2技術の回路図のところも、各学年の国語の文法のところも短歌の区切れや対句・序詞・枕詞などの表現技法も、・・・とにかくたくさん勉強して、分からないところはガンガン質問してくれています。この調子で頑張りましょう!
ちなみに・・・国語の文法や読解問題の解法などが載っているおすすめの参考書はこちらです。毎年受験生におすすめしては「この本をどうしてもっと早く教えてくれなかったんですか!」と言われる本です。(塾には旧版も含めて2冊あります!)
また、塾内で使える「オンライン教材」を積極的に活用してくれている生徒さんもおり、この1週間で平均すると毎日1時間ずつ苦手なところや気になるところ、普段塾では教わらない副教科の予想問題などに、どんどんオンライン教材で取り組んでくれている生徒さんもいます。
また、最近はインフルエンザも流行していますからね、そういった意味でも家で色々な勉強が出来るオンライン教材は、導入していて良かったなと強く感じています。引き続き、生徒さんにとって最高の学習環境を提供できるように努めていきますので、一緒に頑張りましょう!
「いじめ」について考えてみる
さて、そんな中で、ある生徒さんからある中学校の「いじめ」の話を聞いてしまいました。
「お前に生きる価値なんてねーよ」と言いながら、その生徒に飛び蹴りをくらわすいじめっ子、それを先生も見て見ぬふり・・・
女子生徒を男子生徒が取り囲んで暴力・・・
不登校で学力が足りずに志望校を変えざるを得なくなった・・・
学校の先生に相談しても「まぁまぁまぁ」とか「本人と会って直接話してみる?」という感じで、きちんと対応してくれていない印象・・・
廊下ですれ違うときに「どけ、ブス」といって舌打ちして女子生徒を泣かせるも、本人はそんなことは言っていないと否定・・・
学校の先生に相談すれば「誰がチクった?」と『犯人』探し、見つかったらもっとひどいいじめを受ける・・・
最近やっているドラマの「良いこと悪いこと」で出てくるいじめのシーンそっくり、もしくはそれ以上のひどい話を聞いてしまいました。私はあくまで、被害を受けた側、もしくはその被害を見ていた側の片方の生徒さんのお話を聞いただけなので、もしかすると相手側にも言い分はあるかもしれませんし、食い違うところもあるかもしれません。
また、いじめ問題の専門家でもないので、下手に専門家ヅラをして、「日本の教育はかくあるべき!」なんてことを言うつもりもありません。ただただ、そういういじめっ子に目をつけられないようにしたいよね、とか、学校の先生がきちんと対応してくれないのであれば、警察に相談するのもやむなしかな・・・なんてことを考えています。
そんな中で、いじめに関連した2つのメディアをみつけましたので、あくまでも1つの意見として、誰かの何かの参考になれば、誰かにとっての救いになれば・・・と思いながら紹介をしてみます。
なぜ「いじめられた側」が逃げなきゃならないの?
以前も紹介したことがある『ミステリと言う勿れ』というマンガに、いじめを受けて逃げ出したかった、逃げてもいいって誰も言ってくれなかった・・・と悩んでいる青年が登場しますが、その人が苦しんでいた状況に対して、主人公の久能整(くのうととのう)くんが、素朴な疑問を投げかける場面があります。


こちらは第2巻からの引用でしたが、このうんちくを垂れ流す久能くんが魅力的なミステリーですので、気になる方はぜひ読んでいただきたいです。菅田将暉さんが主演でドラマ化・映画化もされていますが、今だと劇場版がサブスク配信されています! 劇場版の内容も2巻に登場します!
・・・という宣伝は置いておいて、もちろん、いじめられて傷ついた子の心やカラダのケアは大切です。ですがこの本でも触れられているように、それ以上に、いじめっ子の心のケアをするために、いじめっ子を隔離して、適切な治療をしてあげるということは必要かもしれません。
これは地方公共団体がやるべき政策かもしれませんね。
荒れている子は、学校の授業もまともに受けられていない場合がそれなりにあります。そうなると将来は、都市部に出るとか他県に出るとかよりも、気の合う「ダチ」がいる地元に残り続ける割合もそこそこ多いんじゃないかと思います。そういう意味では、地方公共団体にとっては、現在進行形で問題を起こしている生徒たちというのは、長くお付き合いをしなければならない相手となるかもしれません。ということは、大人になって犯罪に走らないように、まっとうに人と関わって生きていけるように、学生のうちからケアをしてあげて、相手との適切な距離感を学び、相手とどういうコミュニケーションをとるべきなのかを教える必要がある、費用対効果が高い相手なのかもしれません。殴ったり蹴ったりして相手を傷つけて得られる喜びを、「ありがとう」と感謝をされて得られる喜びに替えてあげる必要があるかもしれません。
公立学校に通う方が得!という考え方
もう1つ、別の視点から。
これはいじめられている当事者よりもむしろ、いじめている側・いじめられている側のどちらにも属していない人たちにとってのお話かと思います。最近、うちの奥様が好きになりはじめているひろゆき(西村博之)さんが、「中学受験をさせたいけど子どもが全然勉強してくれないから、荒れている公立の学校に行くことになるかも・・・」みたいな相談に対して、以下のように回答されています。(アベマで配信されている「世界の果てにひろゆき置いてきた」、面白いですよね!)
世の中は頭の良い人ばかりではない。教科書をちゃんと読んで理解できる人や、先生から話を聞いてすぐに実行できる人ばかりではないし、将来のことを考えて行動が出来る人ばかりではない。最初からこちらの意見を聞く気などなく、一方的であまりに自己中心的な人もいる。
けど、最初から私立に行っている人たちには、周りにそんな人がいないから、そもそもそんな人がいるということが理解できていない。
どんな人が、どんなことを考えて、どんな理屈で行動するのか、そんな人間観察をするために、公立の学校に通うのがおすすめ。それは将来、人の上に立つときや、商談で相手と対峙するとき、知らない相手とコミュニケーションをとるときにきっと役に立つ、という風なお話でした。
「実際に公立学校に通ってみて、自分、もしくは自分の子どもがいじめのターゲットにされたらどうするの・・・」とか、「別に公立の学校に行かなくても、それくらいのことはバイトやボランティアなどで経験できるよ」とか、色々なご意見があるかと思います。
ただ、確かに私も公立中学校に通っていたので、自らの実体験を振り返ると、公立中学校というのは、色々と鍛えられる環境であったことは間違いありません。
障害のある人を平気でバカにする、平気でうそをつき時には友達のものを盗む、勝手に人の家の冷蔵庫の中のものを食べる、先生と生徒の怒鳴り合い、「遊んでいた」だけなのに頭から血を流す同級生、バイク通学をする中学生、愛煙家の中学生、竜の刺繍の入った改造制服の中学生、交通事故で亡くなった子・・・3年間に色々なことがあり、色々な人と出会ってしまいました。私自身も見て見ぬふりをしたり、時に加担してしまったり、憧れたり、猫をかぶったり、強烈な嫌悪感を覚えてしまったり、自分も被害に遭ってしまったり・・・色々な経験を中学時代にしたように思います。今の子どもたちはそれに加えて、SNS上での被害・加害もありますから、本当に苦しんでいる子の苦しみは、きっと私の想像を絶するものなのだろうと推察します。
ただ、そういったザラザラした経験って、アルバイトをしていた時や海外旅行中などで少しくらいはあったかもしれませんが、高校から先では、自分の周りに公立中学にいたようなやんちゃな人がいなくて、あまり経験することが無かったんですよね。
そう考えると、今の自分にトラブルが発生したときも、それなりのストレス耐性やレジリエンス(回復力)が備わっているというのは、中学校時代のザラザラした経験があったからこそなのかな・・・、なんてことを、この動画を見て考えてしまいました。
もちろん、子どもにとって何の不安もない、良い環境を整えてあげることも大切ですが、親が子どもにずーっと付きっ切りで、将来の面倒を見てあげる訳ではない以上、どこかで独り立ちをするための訓練をしてもらわねばなりません。時には、理不尽にも思えるような環境の中ででも、強く生きていってもらわねばなりません。そんな大人になるための練習の機会になって、卒業したらどんな人に対しても少しだけ優しくなれるのが、公立中学校なのかもしれませんね。
ということで、悩んでいる子供たちにとっては大変な問題ですし、簡単に解決する問題ではないし、そもそも解決策が現実的に存在するのか難しい問題ですが、悩んでいる子の気持ちが少しでも軽くなれば、あるいは何か落としどころとなるような策が見つかれば・・・との思いで、私が感じたことをまとめてみました。
勉強だけではなく、生徒の皆さんは日々、色々なことを経験して、良いこと悪いこと含めて、色々なことを吸収しています。
そんな中で、私は皆さんにとって、勉強で頼れる存在、将来を明るく照らしてくれる存在、一緒になって考えてくれる存在、そんな存在になりたいと思っています。勉強以外では力になれることはそんなにないかもしれませんが、話をするだけでも気持ちが楽になることもありますので、相談は遠慮なくしてください。一緒に悩みましょう。


