【雑談】かわいい子には図鑑を持たせよ。

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

3/31火~4/4土まで、14~22時で教室を開けています。

さて塾は絶賛春期講習中です。昨年度やってみて色々と反省するところは反省して、新しいことにもトライしている最中です。

国語の小テスト、毎回学校の教科書の漢字から出題をしていたのですが、あまり意味をなしていないように感じたので、今は文法事項や記述対策など、別のことをやろうと色々と試しています。新中1に関しては、社会の授業のやり方を工夫しようと決めました。また、数学の宿題は非常に効果的であるというネット記事を読んだので、さっそく今まで以上に宿題を出したりもしています。(参考:「役に立たない科目」と思う大人が多数…だが唯一「宿題する意味」があり、勉強量が多い子ほど出世する「科目」

そして、学年末テストの結果を回収していますが、中1の学年末がなかなかひどいことになっています。みなと中の学年末の学年平均は5教科で50点ほど下がっているのですが、うちの生徒たちもその影響を食らっているようです。

「学年末は一年の最後だから一番難しいテストだよ。だから、今までで一番勉強を頑張らないと結果は出ないよ。今まで以上にたくさん塾に来てね。」と言う話を手を変え品を変え、時には全体に向け、時には生徒一人ひとりに、何度も何度もしていたつもりだったのですが、塾に来る頻度は上がらず、成績が下がった子が多くいたようです。頑張って塾にたくさん来た子の中には、成績キープをしているか、上がっている子もいますが、決して多くありません。

新高1の生徒さんたちが中3だったころは、たくさん塾に来てくれていて、テスト前はほぼ全員が皆勤賞だったのですが、現中1・2は塾にたくさん来ている子も、中には1,2時間ですぐ帰ってしまったり、来ても1時間以上ぼーっとしていたり、来ない子は本当に全然顔を見せなかったり、まだまだ塾をしっかりと使ってくれている子が多いとはいいがたい状況です。

来なかった生徒たちに理由を聞くと、「落ち着いて勉強がしたい」「インフルエンザが心配だった」「別の習い事があった」などなど様々です。もちろん、本当の理由というのはそうでない可能性もあると思います。

過去には、学校の部活動とクラブチームの練習の間のわずかな時間に塾に来るとか、朝から昼過ぎまで広島市内で大会があったのに夜少しだけでも塾に来るとか、朝からロードバイクをこいでしまなみ海道を往復した後に少し塾に来るとか、とんでもない根性の子たちがいました。ただ、今通塾してくれている子たちの多くが、今までの子どもたちとは何かが違うのかもしれないと感じています。今、通塾している生徒たちやご家庭にとって、自習の価値が低いんだろうし、コスパ・タイパが大切なのかなと思います。

と、ここまで書くと、生徒に責任を押し付けている状態ですよね。もちろん、責任の一端は生徒たちそれぞれにもあると思いますが、それだけではないと思っています。そうなってしまったのは、私の態度の中に、「自習にわざわざ行っても、家と変わらない。」「塾に行くのは、コスパが悪い」と生徒たちに思わせてしまっている何かがあったり、そもそもうちの塾が、たくさん勉強をする生徒さんたちに選ばれなくなっていたり、何か理由があるはずです。

もっともっと、頑張ってきてくれている子たちが、ちゃんと成績を上げられるように、自分を見つめ直します。今までにやっていたけれど、色々な理由でいったんやめていたことも復活させようと考えています。

そして、次のテスト期間も塾に来ないつもりの生徒たちを「強制して嫌でも来させる」のか「各自の判断に任せる」のか、今までは後者でしたが、このままで本当に成績を上げられるのか、時代や生徒の変化に順応しないとダメじゃないのか、あるいはそこまでは求められていないのか、塾としての分岐点に立っているように感じます。

その一方で、受験以外のところで失敗をしてしまうなら、それはそれで別に構わないと思っている部分も私の中にあります。

広島県の公立高校の入試制度は、内申をあまり重く見ません。内申はそもそも公立高校入試の一般枠の2割ですし、中1:中2:中3=1:1:3と、中1・中2の成績に関しては、悪かったからと言って、決してお先真っ暗という訳ではありません。そもそも福山出ない限りは倍率も割れています。(高専志望の生徒さんたちは、中1からの内申がとても大事です!)

生徒たちには、自分のやってしまった失敗から立ち直る回復力を身につけてほしいと思うので、今回の失敗が次の成功の糧になるなら、それもいいかと思っています。定期試験の点数が良かった悪かったというのは、長い人生の中では、大きな問題ではないですから、失敗をしておくなら今の内かなとも思う訳です。(もちろん、しっかりと結果が残せている人は、やるべきことをやりきったということで自信を持ってほしいです!)

うだうだと色々なことを書きましたが、冒頭にも書いた通り、反省をしつつ、新たな取り組みを始めています。成果の出るものはどんどん残していき、今までのやり方で、あまり効果がないのになあなあになっているものは変えています。ぜひ、ここからの回復力にご期待ください!

「賢い子は『図鑑』で育てる」のその後・・・

さて、皆さんは以前、私がこんな本をお勧めしたのを覚えていらっしゃるでしょうか?(ほとんどの方が初見でしょうか?)

【読書レビュー】瀧靖之『「賢い子」は図鑑で育てる』

この本から得た話の中でも、記憶と感情が密接に関連しているという話は、本に出会ってもう2年以上たっていますが、今でもよく生徒たちに話しています。

そして、本に書かれていることが、我が家の子育てにも少なからず影響を与えています。買う買わないは別にして、うちの子が興味をもったものがあったら、ついついその「図鑑」を探してしまうんです。

去年の春、初めて福山市立動物園に行く前には、予習の意味も込めて、動物の写真が100種類のっている小さな本を買いました。たまたま、このブログを書いている日の前日に、うちの子が本を引っ張り出しているところをみていたのですが、「これ何?」と聞いてみると、サメ、イルカ、ペンギン、ラッコ、カマキリ、アリ、チョウ、クモ、ホタル、ダンゴムシ・・・と、実物を見たことがあるものからないものまで、なかなかの記憶力でした。ちなみに、ダンゴムシに関しては、名前を言った瞬間に、「幼稚園の子が踏んずけちゃったの・・・グスン。」と、半月以上前のことを思い出してベソをかいていました。まさに記憶と感情の話!!!

(ちなみに、今現在、ラッコは三重県の鳥羽水族館にいる2頭しか日本にいないそうですね。どちらも高齢で雌・・・。絶滅危惧種の動物の輸入が規制されたのが原因で、この2頭が死んでしまえば、もしかしたら日本でラッコの実物を見られる機会は二度となくなってしまうかもしれません。・・・そんなことになっていたとは知りませんでした。)

さて、そんなわが子が今、絶賛推しているのが「ポケモン」と「妖怪」です。(「プリキュア」ブームは少し落ち着いてしまったようです・・・)私も、小学生のころに一番最初のポケモンが発売されているので、初期の151匹ならまだなんとかわかると思うのですが、今は1000匹以上いるようで、新しいポケモンはうちの子の方が断然詳しいです。

イーブイが進化するといえば、私の世代では「シャワーズ」「サンダース」「ブースター」でしたが、その後のポケモンでは「エーフィ」「リーフィア」「ブラッキー」「グレイシャ」「ニンフィア」が登場したみたいですね。偽ピカチュウは「ミミッキュ」ですよね。その辺はかろうじて覚えました。笑

そんなわが子のために目をつけたのが、ポケモン「図鑑」です!

おそらく、最新作のポケモンも情報は入っていないと思われるのですが、実際にゲームをやる訳ではないので、そんなことはどうでもいいんです!笑

この図鑑を買った影響もあってか、うちの子は「進化」という言葉を無事覚えましたし、本屋さんやお店でポケモン関連の商品を見つけるとテンションが爆上がりしてくれます。

「パパはクワッスが好きでしょ?」と勝手に私の知らないポケモンを私が好きなポケモンだと決めつけらたり、「これルカリオじゃない?」と、目の前のものを知らないポケモンに例えられて「ほんとだ!ルカリオっぽいね!」とテキトーな相槌を打ってしまったりしていますが、ひそかに私もそれを楽しんでいます。

カタカナを覚えて、自分で図鑑の索引を引けるようになったら、きっと知識欲がもっともっと止まらなくなるはずです!

ちなみに、余談ですが、今年は初代のポケモンが発売されてから30周年だそうで、世界的権威をもつ学術誌「Nature(ネイチャー)」が、公式にポケモン30周年をお祝いしたそうです。(参考:Nature誌、ポケモン誕生30周年を祝う 科学界に多大な影響 『ポケモン集めは昆虫学者の仕事とほぼ同じ』

生物の研究者の中には、生き物に興味を持つきっかけをポケモンからもらったという人もたくさんいらっしゃるんでしょうね。だからこそ、くだらない子供の遊びだと決めつけず、リスペクトを持ってくれているんだと思います。参考記事の中にあった、新種のミツバチに、ポケモンのリザードンにちなんだ名前が付けられたこともあるというのは驚きでした!

そして、妖怪です。上の写真は、うちの子が買った瞬間から「自分で持つ!」と言って、うきうきしながら図鑑を運んでいる様子なのですが、その図鑑がこちらです。

10年以上前に流行した妖怪ウォッチとかその類ではなく、シンプルなガチの妖怪です。

私が中3の受験指導で家を空けている時間が多かった間に、「ようかいしりとり」の歌を完全暗記してしまいまして、「妖怪図鑑を買おうか?」と話したら、前日からめちゃくちゃ楽しみにしてくれていました。

そして今では、図鑑を見ながら、「パパ、うみぼうずよ。」「パパ、いったんもめんよ。」「パパ、ネコ娘よ。」「パパ、アマビエ描いたの。」「これ、ろくろ首みたいじゃない?」と毎日色々な妖怪を紹介してくれます。

「ようかいしりとり」の歌に出てくる「しちほだ」という妖怪、一体何だろうと思って気になって調べちゃいましたよ。「七歩蛇」と書いて「しちほだ」、七歩歩くうちに死んじゃうくらいの猛毒を持った毒蛇で、肌は赤く、耳はとがっていて、四本の脚がある・・・って説明されているんですが、耳があって脚があるならそれは蛇と言うより小型の竜では???・・・なんて野暮な突っ込みを心の中でしながら、毎日うちの娘の相手をしています。

・・・個人的にはろくろ首よりはキュアアンサー(今年放送しているプリキュアの主人公)を推してくれた方が、健全な気もするのですが、好きになっちゃったものはしょうがない! とりあえず飽きるまではとことん付き合おうと考えていますし、飽きないうちに「水木しげるロード」を旅せねばと家族会議の議題に挙がっています。

中3の国語の教科書で、孔子の『論語』が登場しますが、その中にある「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず。(それを知っているだけの者は、それを好む者には及ばない。それを好む者は、それを楽しむ者には及ばない。)」というのは、まさにこのポケモンや妖怪にまつわる話に当てはまるなと感じています。

勉強をやらされている人は、その勉強を好きでやっている人に簡単に追い抜かれてしまうんです。そしてこれはスポーツだって音楽だって、色々なところに通じることだと思うんです。だからこそ、通ってくれている皆さんには、今勉強している勉強の中身自体を好きになってもらえるよう、皆さんが追い抜かれる側ではなく、追い抜く側になってもらえるように、私も精一杯力を込めて教え、色々な工夫をしているつもりです。

そして、うちの子が賢くなるかはさておき、色々なものに興味・関心を持ってもらい、それを広げておいてもらうことがきっと将来にとって何か役に立つだろうと思いながら、好きなものに付き合っています。わが子の成長日記もひそかにご期待ください!

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