【祝】新たな進路に踏み出す皆さんへ

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

3/22日は全国模試、3/23月はお休みです。

さて、合格実績・合格体験記へのコメントと何度かに分けてきましたが、改めてみなさんへのメッセージなどを書いていきたいと思います。すでにこの件に関して2万字近く書いているのですが、まとめていきます。

今年度の入試を総括!

今年度の広島県公立高校の入試に関して、見ていると色々と気付けることがあります。ここからは、完全に私の独り言であり、来年度の入試対策に向けた備忘録のようなものなので、読み飛ばしてください。笑

まず全体的に見て、各入試科目の傾向は定まってきているように思います。4年前の公立高校入試の入試制度改革によって、難易度や出題傾向は年度ごとにばらつきがありましたが、来年度以降も少なくとも問題構成や難易度はしばらくはこのままでいくように思います。

具体的には・・・

英語に関しては、大問1リスニングで最後の問いは英作文、大問2は対話文で選択問題、大問3は長文、大問4は英作文で30~50語の長い英文を書かせる。

数学に関しては、大問1小問集合8問、大問2比較的難しい小問3問、大問3~6 規則性・データ・関数・図形それぞれの大問が出題される。

国語に関しては、大問1小説、大問2説明文、大問3古典でそれぞれに記述問題があり、大問3は比較的文は短め、以前まであった200字作文は出題されない。

社会に関しては、大問1が地理、大問2が歴史、大問3が公民、大問4が融合問題で記述問は5~8問程度、選択問題がその倍以上。

理科に関しては、大問1が小問集合、大問2~5が生物・化学・物理・地学それぞれの大問が出題される。

こんな感じだろうと思います。

私はかねてより、広島県の公立高校入試は、全体的に入試問題は簡単になっていくと予想していましたが、それは少し訂正します。現在は、英数国は今のまま比較的難しく、理社は7,8年前のような難しさではなくここ2,3年と同様の難易度で出題され続けるのではないかと予想しています。

英数国の難易度を高めに設定し、ハイレベルな生徒さんの中で、ある程度差がつくようにしておかないと、高倍率である広島市内の受験において、生徒たちの差がつきづらいでしょうから、きっと来年度以降も難しいんだろうなと考えています。ただ、県東部はそもそも倍率が低いし、人気校である誠之館は自校作成問題なので、必死に英数国を頑張ろうというモチベは地域全体で見てもそこまで高くないかもしれません。ですが、英数国を頑張る都市部と頑張れない周辺地域という構図のままだと、そのしわ寄せが大学入試に出るのは間違いありません。

だから、目先の合格が簡単だから、理社の点数が取りやすいからと、ふわっとゆるゆるな勉強をさせるのではなく、先を見据えて、難しい英数国でもきちんと高得点が取れるように、生徒たちをしっかりと鍛えないといけないと思っています。

英語に関しては、英作文をしっかりやろうということで、すでに動き出しています。

現中2の生徒さんたちの3月の授業は英作文がメインです。「先生、〇〇って英語でなんて言うんですか?」と、授業中にどんどん質問をしてくれる生徒さんたちがいるので、「先生にはもっと気軽に質問をしていいものなんだ。」と、生徒さんたち自身に気づいてもらう機会にもなってくれたらうれしいです。授業を通して、基礎がかなりもろい生徒さんも見えてきたので、しっかりと指導をしていきたいと思っています。

また、数学の問題を解いていて、個人的には福山誠之館の過去問で見たような問題が比較的多かったように思うので、来年度は入試対策の授業の際に、誠之館の過去問を全員に解かせてみようかな、なんてことも考えました。文章が長い問題も多いですが、そこからきちんと必要な情報を取捨選択をする能力も大切。だから、難しい問題にも対処可能な生徒たちには、色々な都道府県の思考力問題を解いてもらうという、従来の方針は継続していこうと思っています。

国語に関しては、もっと私自身の記述問題の添削のスピードを上げて、今以上に細かい記述対策をしてあげたいのと、古典に対する苦手意識を強く持っている生徒さんたちが例年それなりにいるので、自作のプリントを作成してアシストしたいと強く思っています。過去問、もっとたくさん解きます!

社会は特に地理のところで、例年は出なかったような山地や川など地形の名前に関連する問題が出題されたので、ちょっとびっくりしています。また、公民では「事例」を答えさせる問題が2問あったので、ただ知識を教えるのではなくて、それが実際の社会ではどのように機能しているのかをしっかりと伝える必要があるように思いました。記述量が減った分、暗記しなければいけない部分も増えてきたのを実感するので、来年度に向けたそちらの対策も考え中です。

理科は大問1で幅広い分野から問題が出題されるので、うちの塾の小テストは相性バッチリ! 教育ネット21が主催している「入試大予言」の精度も非常に高かったように思います。だから、塾内の平均点はそれなりに高かったはずです。来年度以降も継続してやっていこうと思っています。

理社に関しては、毎年秋からやっている復習講座の授業の内容をもう少し実践的にしたいなという気持ちが芽生えてきました。特に社会に関しては、ガラッと変えていくつもりです。

ということで、大学入試が変われば、それに伴って高校入試も変わるし、学習指導要領という、何をどのように教えるかという国の方針が変われば、それに伴って高校入試も変わります。変化に柔軟に対応できるように、現状分析と現状の改善案は常に考えるようにしておきたいです。

新高1の皆さんへ

改めて、新高1になるみなさん、合格おめでとうございます!!

ずっと塾にいてくれた生徒さんも何人もいたので、みなさんがいなくなって教室に一人でポツンと居る機会も増えて、なんだか寂しいです。(現塾生のみんな、もっと塾に勉強しに来よう!)

卒業パーティーはみんな楽しんでくれたようで、良かったです!(うちの子もわざわざドレス着て行きたいって言いだして、中3のみなさんと肩組んで、相当楽しんでました笑)

みなさんの合格体験記は階段に飾らせてもらいました! 合計枚数は・・・たぶん97枚! 来年度には100枚になると思います。小さな個人塾ですが、皆さんのおかげで7年間でこれだけたくさんの合格を見ることが出来ました。今でも一人でたまに子の合格体験記を見ながら、当時のことを思い出しています。

以前のコメントでも書きましたが、この学年は本当に仲が良くて、塾がただの勉強の場でも、先生から言われたことを聞くだけの場でもなく、皆さんにとっての大事なコミュニティになっていたように思います。同じ中学校ではない、塾内で知り合って仲良くなっていった子たちが、一緒にお祭りに行ったり、学校見学に行ったり、教育ネットのイベントに参加したり、同じ志望校を目指したりと、生徒さんによっては、決して小さくない影響を受けていたはずです。

そんな塾というコミュニティが、今後の皆さんの将来にどんな影響を及ぼすのか、とても興味があります。

私自身、コミュ力はたいして高くない方だし、自分が通っていた塾では違う中学校の子と話したこともほぼありませんでした。だから、今までは特に意識していませんでしたが、皆さんの今後によっては、もっと違う学校の生徒たちの同士でコミュニケーションをとれるような仕掛けを作るべきなのかもしれない、それが塾としての1つの「価値」かもしれない・・・なんてことを考えています。

話しは変わってしまいますが、今通い始めたばかりの新中1たちも、すでに違う中学校の子たちがつながり始めていて、新高1の皆さんの昔の姿を見ているようで懐かしくなっています。

そんな皆さんへ、まず伝えたいのは毎年書かせてもらっていますが、サポートをしてくれた親御さんへの感謝の気持ちを忘れないで、ということです。普段は照れくさかったり、ウザいと思っていたりして、なかなか感謝をすることが出来ないかもしれないけれど、受験期にみなさんが毎日塾に来るのをサポートしてくれていたと思うし、体調不良にならないように色々と気を遣ってくれていただろうし、私立の手続金も払ってくれただろうし、県外で実施される説明会への参加、私立の授業料無償化についての情報収集、・・・などなど、色々なところで応援してくれていたことは、よく分かっているはずです。

今年度は諸事情があって、卒業パーティーでのビリギャルの上映を中断せざるをえなかったので、今この場で特に強く伝えたい!

ぜひ感謝の気持ちを「ありがとう」という言葉で、・・・照れくさくってどうしてもそれが難しければ、家事を手伝うとか、玄関の靴を1週間ちゃんとそろえるとか、洗面所をきれいにするとかでもいいので、態度で示してみましょう。西川先生も子供の親になって分かりますが、親ってものは、子供からちょっとした感謝の気持ちをもらうだけでも、とても感動してこの子のためにもっともっと色々なことをしてあげたい!と思うように出来ていますから。

そして改めて皆さんに伝えたいのは、本当に大変な受験が待ち構えているのはこれから、ということです。過去のブログに書きましたが、尾道北を志望する生徒さんは190人ほどでしたが、昨年度で全国で一番志願者の多かった千葉工業大学の志願者は16万人以上、人気の学部によっては倍率が200倍を超えているんですよ。志願者はケタが3つも違うし、誠之館でも1.33倍くらいで4人中3人は合格ですが、倍率200倍って当たり前だけど200人中1人しか合格できないんですからね。

今まで以上に本気で勉強を頑張らないと、行きたい学校にはなかなか合格できません。広島大学・岡山大学あたりを目指すなら、尾道北の中でも40番以内にいないと難しいと思います。まずは、学内でしっかりと結果を出せるようにライバルたちと競ってください。

一般入試を戦うのであれば、文字通りケタ違いの数のライバルたちと争わなければならなくなるのが大学入試です。勉強の内容も中学校よりもかなり難しくなります。受験が終わったばかりなのに恐縮ですが、今日から約1000日後には、みなさんの大学入試があるんです。

それを頭の片隅に置いて、高校に入学するまでの約1か月をただ遊んで過ごすのか、少しでも中学の復習や高校の予習にあてるのかで、高校生活のスタートが変わってくると思います。もしよければ、受験期のように塾に来て、勉強をしてください。何をしたらいいのか分からなければ、とりあえず塾に来て、「先生、何したらいいですか?」と聞いてくれても構いませんので。

念のため、高校1年生の皆さんにおすすめの参考書のリンクを置いておきますね。私もあまり高校生用の教材を吟味していないので、最新のものには少し疎いのですが、これから紹介する参考書は今でも良い教材のはずですので、良ければ自宅での学習に活用してください!

『速読英単語』は入門編・必修編・上級編と難易度に応じた三冊があります。今回はその中でも一番難易度の低い入門編の紹介です。速読英単語は、見開きの左側のページに英文、右側に和訳が乗っていおり、その次のページには前のページの英文に登場した単語が一覧で紹介されるという構成です。

単語をただ覚えるのではなく、文章の中でまとめて覚える単語帳です。英文を前から前からどんどん読む練習もできますし、音読をして、英文の構成がちゃんと頭に入れば英作文にも転用できます。そして、みなさんが高3で挑むことになる共通テストは、文章はたくさんありますが、1つ1つの単語レベルは決して高くはないので、この入門編に登場する単語を完璧にしていくことが、点数アップのための土台になると思います。

高校ではこれよりも1つ上の必修編を購入したり、LEAPやターゲットなどの別の単語帳を購入することになると思いますので、自宅学習用に購入してみてもいいかもしれません。そしてもちろん、音声を聴きながらたくさん音読をしてほしい教材です!

国公立大学を志望する生徒さんにとって特に重要になるのが、英文をどこが主語でどこが節になっていて・・・と細かく分けて、丁寧に訳す練習です。そんな英文解釈の練習ができるのが「英文解釈の技術」シリーズです。

「超入門」「入門」「基礎」「無印(なにもついていない)」の4種類があるので、レベルに合わせてまずは入門から、出来そうなら基礎へ、難しければ超入門にもどってもらうといいと思います。

文法事項をポイントを押さえて練習したければ、「10題ドリル」シリーズもいいと思います。

共通テストに文法が出題されなくなって、文法は軽視されがちかもしれませんが、英作文にとっても英文解釈にとっても文法知識は必須なので、練習用におすすめです! 10題シリーズは英作文や国語もあるので、本屋で探してみてください!

みなさんが学校で使う教科書の「教科書ガイド」というものも、少し割高ですが、特に英語と国語に関してはおすすめです! 今回はたまたま、以前うちの塾でも購入した尾道北で使用していた「言語文化」の教科書ガイドのリンクを貼りましたが、各学校ごとに違います。単語の意味やポイントなどが書かれているので、予習・復習・定期テスト対策にとても有効です!

塾メインではなく、高校の授業メインで勉強を進めたい人は特にしっかりとチェックをしてください! ただし、中学校の教科書は公立中学であれば6種類くらいしかありませんが、高校の教科書はレベル別で細かくわかれているのでなんと教科によっては20種類以上あります。だから、名前や外見がよく似ているものが多く、買い間違えてしまうこともあります・・・(そもそも自分の学校の教科書ガイドだけ売っていないなんてこともあるかもしれません。)「三省堂 言文203」のように、各教科書には教科と番号が割り振られているので、それらを確認して、買い間違えがないようにお気を付けください!

こちらは、 数学の予習や自主学習に最適な参考書です。わかりやすい会話口調で書かれているので、高校1年生の数学の内容が、すっと頭に入ってくると思います。こちらで基礎の部分は頭にいれたら、学校で配られるクリアーやサクシードといった問題集を進めてみてもいいですし、白チャートなどの市販の問題集を進めてみるのがおすすめです。

それ以外にも、うちはあまり高校生は受け入れていないので、普段見ている母数はとても少ないですが、それでも何か相談には乗れると思っていますので、これ以外にも困っていることがあれば気軽に相談してほしいです。

そして、大学入試は情報収集も本当に大切! 情報収集力があるかないかで、入試の成功率はかなり変わってくると思います。 受ける大学・学科・コース・入試の形式によって必要な受験科目も、点数配分も違います。社会が50点満点なのに対して、数学が600点満点なんていう、誠之館よりもでかい傾斜配点なんて普通にあります。

そのあたりの話をまとめたのが、過去のこちらの投稿です。

【高校部】中学時代無敵だったあなたに贈る「手抜き」のススメ

高校での皆さんの勉強の進め方に関しては、こちらの記事も少しはヒントになるかもしれません。

大学選びはみなさんの将来に大きく関わる選択ですから、周りからいくらかアドバイスをもらったとしても、最後は自分の意志で選ばないといけません。その選択を最初の1歩になるのが、高1の9月ごろにある「文理選択」です。

自分が文科系と理科系のどちらの進路を希望をするのかを、自分が大学で何を学びたいのかを考えながら選ばなければいけません。もう今から半年後には、皆さんの人生を左右する1つの重大な決断をしないといけないんです。夏休みは部活とSNSばかりで、気づいたら終わってた・・・とならないように、高校でされる進路の話はちゃんと聞いておきましょうね。

高専に進学した皆さんも、高専に特化した塾や参考書はなかなか無いので、仲間たちと一緒に勉強を頑張る、先輩たちを頼る(時には過去問をもらう)、学校の先生に質問しまくる、などとにかく出来ることをたくさんやってください。特に学校の先生たちは、皆さんのことを5年間見守ってくれて、皆さんにとって最善の進路をアドバイスしてくれる貴重な存在です。透かしたり距離を置くのはもったいないので、積極的に関係を築いてください!

ということで、何度かに分けて話してしまいましたが、皆さんが塾を巣立って行っても、それだけみなさんが幸せになることを願っているということで、どうか分かってください。何か勉強面や進路の面で困っていることがあれば、相談に乗って少しでも前向きになれるようにしてあげたいと思っています。ちょっとしたときにふらっと立ち寄ってもらえるように、先生もこの商店街の一角で、末永く塾を続けていけるよう頑張ります。そのために、今通ってくれている生徒さんと一緒に勉強を頑張っていきます。

皆さん、本当に合格おめでとう! 高校生活も楽しみながら頑張ってね!

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