【高校情報】私学の情報収集の大切さ
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
今週よりテスト対策期間に入りますので、しばらくは教室を毎日開ける予定です!
さて、以前「親子で学ぶ教育セミナー」の紹介の際にも少しお話したかもしれませんが、9月に色々な学校の塾対象説明会に参加させていただく中で改めて感じたのが、情報収集の大切さです。
特に、来年度からは「就学支援金の拡充」によって「高校授業料が私立も無償化されるかもしれない」ということで、私立に行くという選択肢を新たに持てるようになるご家庭もそれなりにあるのではないかと思っています。
それどころか、話を聞いていて、地方はどんどん公立の学校が消滅していくのかもしれない・・・なんてことを考えたりもしました。
私学無償化の話って今どうなってるの?
来年度からの高校無償化に関しては、自民・公明・維新の3党合意によって、7月・8月中には正式決定されるだろうとずっと言われておりましたが、9月22日現在、まだ正式決定はされておりません。それどころか、首相交代とそれに伴う自民党の総裁選によって、議論が後ろ倒しされており、今は「早くとも10月」という状況なのだそうです。
そんなこんなで、結局お金は出るのか出ないのか、まだ100%とは言えない状況ですが、私学の先生方も「間違いなく実施する」「大地震や戦争でも起きない限り必ずやる」などという言質は、官僚や政府関係者たちからとってあるようです。
私学の先生方も少しそわそわしながらも、この政策が実現すれば・・・という前提で、色々なお話をされています。
与党の中には「本当に45万7千円でいいのか」「支援金の対象者に、本当に高額所得者も含めていいのか」「外国籍の家族はどうするのか」など、まだまだ議論が不足していると思われている方もいらっしゃるようですが、全体としては「まずは3年やってみて、そのあとに妥当性を検討してみようよ」という話にまとまりそうで、文科省もそのように動いているというお話でした。
しかし、すでにこの制度を「悪用」しようと考えている私立高校もあるとか・・・。今までなら「学費免除」を売りにして、スポーツ特待で優秀な子をかき集めていた私立が、無償化によってその作戦が使えなくなるので、逆に「お小遣い」としてお金を配ろうとしている・・・そんな私立高校が存在しているなんて話も聞きました。
そうなると、制度自体への批判によって、結局はこの支援金自体が打ち切られてしまうかもしれません。行き過ぎた制度利用をさせないように私学はお互いをしっかりと監視し合っていこうという話し合いもされているのだそうです。
お小遣いをもらう側としては嬉しいかもしれませんし、きれいごとばかりではこの少子化の時代に、優秀な子を集めることが難しいのかもしれませんが・・・税金の使い道として、そんな学校があること自体、批判は避けられないと思うのですが、どうなんでしょうね?
地方から公立の高校が消滅するかも・・・
色々とお話を聞いていく中で、見出しのようなことを考えてしまいました。
「高等学校は子供一人当たり、私立だと80万円、公立だと130万円の税金がかかる。私立に流れる生徒が増えれば、逆に県の財政は助かるのではないか?」と、ある私立高校の先生がおっしゃっていました。
確かに、公立高校であれば学校設備から学校の先生の給料まで、ほとんどが税金です。一方で私立は一部は税金から補助が出ているものの、生徒たちからの授業料や、OB・OGからの寄付金など、そうでない部分もあります。
そのように考えると、地方公共団体にとって、私立高校にたくさん生徒が集まってくれた方が、県の財政という点で考えると、コスパが良いと考える可能性があります。この無償化によって、私立高校の人気が加速し、今以上に生徒が集まらなくなった公立高校は、どんどん統廃合が進んでいくのかもしれない、・・・なんてことを考えてしまいます。
私立は、施設がきれい(学校によるが)、部活動が盛ん、制服がおしゃれ、先生たちの異動が少なく同じ先生に長く見てもらえる、カーディガン着用の許可や体操着の変更など学校のルール変更に柔軟に対応してくれやすい、面倒見が良い先生が多い、宗教系の学校のような特色のある授業があるなど、学校ごとに異なりますが色々と良い点はあると思います。
今回の私学無償化の流れで、学費の面でのハードルがかなり下がりました。その分、学校の持つ魅力をぶつけて、公立高校と生徒の取り合いをすることになります。そうやって公立・私立の間で、お互いの強みや良い点で競い合って、結果として生徒たちがどの高校を選んでも、後悔のない充実した学校生活が送れるようになるといいですね。
そう考えたときに、私が今こうして、情報の集まりにくい広島県東部の学校の情報を集めて、発信し続けていることにも、それなりの意味はあるのかなと、改めて考えるようになりました。
県東部で起こるであろう「ひろふくショック」
また、私立の説明会に行っていて強く感じるのは、広大福山が高校募集を廃止する影響です。
単純に考えれば、広大福山を目指していたであろう生徒さんたちの行き場がなくなってしまいます。そこで、広大福山に代わる、代わるとは言わないまでも、その学力層の子供たちに対応できる進学校を目指そうということで、方針転換を図っているような私立さんも見られることです。
保護者の方世代では、あくまでも「すべり止め」のような公立に行けなかったときの保険のような学校が、実は丁寧な進路指導や、外部の教育機関などと連携をして先進的な教育を行い、進学実績を上げて行こうとしている学校が見られます。
そういった、昔とは違うと保護者の方が感じる側面も、出来る限り発信していきたいと思います。
7/21は私学フェスタに行ってきました!
ということで、私は今通ってくれている生徒さんたちの役に少しでも立てばいいなと思いながら、日々授業以外のところでも情報を集めているところです。
なかなか出すタイミングがなかったので、このタイミングでリリースしておきます。

毎年、夏休み直前くらいの時期に「広島県民文化センターふくやま」で開催されている私学フェスタ。
教育ネット21の「中高進学フェア」に参加するようになって、ここ数年はお邪魔していませんでしたが、今年度うちの塾生の中には、広島市内の私立を検討している生徒が数名おりましたので、短い時間ですが、お邪魔してきました!
こちらも中高進学フェア同様に、私立高校の先生と直接お話が出来る個別相談ブースがあり、直接お話を聞くこともできます。それ以外にも、、各学校の部活動紹介のステージがあったり、各校10分ほどのプロジェクターを使用した学校紹介があったり、中高進学フェアとは違った角度から私立の学校を知ることが出来ます。
こちらでお話を伺った「修道高校」と、資料をもらった「広陵高校」に関して、少しだけ入試の特徴を書いておきたいと思います。広陵高校は、私学フェスタでは資料をもらうだけでしたが、その後広島市内の塾の先生とお話をさせていただいた際に、入試に関してもう少し情報をいただけましたので、書いてみようと思います!
「修道高校」に関して
・高校から入る生徒は10名前後
・出席日数・内申は一切見ない
→当日の入試で合格最低点(HPに掲載、7割前後)をとれるかどうかのみで判断
・不登校の生徒に向けて特に対応はしていないが、保健室登校をしてそこから教室をオンラインでつないで授業を受けてもらうなどの対応はとっている
中学入試においても高校入試においても、私の中では広島県内では最上位の私立という印象がある修道高校ですが、高校募集に関しては、内部生の子たちに刺激を与えるという意味でも、少人数であろうが募集は続けていかれるようです。
「広陵高校」に関して
・甲子園の騒動でごたごたしていたが今は少し落ち着いた、塾対象の説明会は通常通り開催されていた
・塾から見ていても、今回は行き過ぎた指導などもあったが、生徒思いの先生方の多い学校であり、悪い学校ではないと思う
・推薦入試であれば、基本的には内申で判断⇒最低でも中1・2・3の内申が平均2.3程度は必要
・スポーツ推薦であればその限りではない(部活動の顧問とクラブチームや中学校とのやり取りで内諾が出るはず)
こちらの学校を受けたいという生徒さんが・・・いるにはいるのですが、なかなか授業には顔を出してくれないので、最後の受験のところまで見させてもらえるのか、どうなるかは分かりません。応援はしたいんですが・・・。
ここから高校情報も出していきたい!
ということで、いよいよ、私の高校情報ブログを書こうという意欲が高まってまいりました。近日公開予定ですので、春に行った学校も含め、もう少しお待ちください!
今年度の中3たちは山口・島根・愛媛・奈良・・・など、色々な学校に興味を持って情報を集めているようで、私も生徒に負けないようにしっかりと情報を集めないとと思っています。進路に関して、通ってくださっている生徒さんや保護者の方々にしっかりとした情報を伝えられるように、引き続き出来ることはやっていきます。ご期待ください!



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