【社会】今こそ政治について語り合おう!

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

現在、尾道北・尾道東で新型コロナウイルスの感染者が出たということで、学年閉鎖になったり、登校はしたもののすぐに帰宅させられたり、といった状況になっているようです。生徒のみなさんも、もうずーっと言われていることで、真面目にやるのも面倒になっているかもしれませんが、あらためて「マスク着用」「こまめな手指消毒」「体調が悪いときは無理をしない(場合によってはPCR検査)」「ワクチン接種」を徹底しましょう。

木曜日は中3理社の授業です。社会に関しては経済分野の終盤、理科に関しては地学分野の終盤に突入しています。「安倍前首相がやっていた『アベノミクス』っていうのは、こうやって円高から円安に・・・」という話だったり、「プロ野球巨人の菅野の年俸が六億円だとして、そこから累進課税で・・・、鬼滅の刃の作者ならどうだろう・・・」という話だったり、「火曜日が『上弦の月』だったらしいから、来週の火曜日は『満月』だね」という話だったり、みなさんに少しでも興味を持ってもらえるように、色々な話をしているつもりです。

それでも今年の中3は、社会の授業は眠そうな子が多いんですよね・・・。例年なら生徒たちが食いついてくれる話を今年はみんなが白目をむいている状態で話さないといけないのはなかなか辛い。眠そうな子にはどんどん発問をしていきますが、それでも止まらない白目の連鎖・・・。私の授業もまだまだなんだということで、木曜の夜はいつも教室で落ち込んでいます。眠くなる授業をして申し訳ありません。

ですが、これだけは言っておきたい。今年の中3は、政治に大きな関心を持てるチャンスです。3年に一度、参議院選挙は行われているのですが、選挙のタイミングがだいたい6月末くらいなので、中3たちは政治についてよくわかっていない状態のまま、選挙が終わってしまいます。しかし、今回は違いますね。なぜなら、皆さんが政治分野についてしっかりと学んだこのタイミングで、「選挙」が行われるからです。高校受験に出る出ないに関わらず、選挙に関してはぜひ少しは関心を持ってほしい。

「令和おじさん」、「ガースー」などのポップなニックネームとともに就任した菅首相ですが、原稿棒読み、記者からの質問に正面から答えない、コロナ対策が不十分、などの理由で次第に批判の声があがるようになり、内閣支持率が低下しました。その結果、このままでは選挙に勝てないというのもあって、菅首相は次の自民党総裁選挙には立候補しないと表明しました。自民党の総裁ではないということは、内閣総理大臣も辞めてしまうということを意味します。菅首相が続けないとなると、今度は次の自民党総裁は誰かということで、内閣や自民党への批判の声は報じられなくなり、ニュースでも次期自民党総裁の予想合戦が始まりました。(自民党総裁に立候補している1人が、広島県出身の岸田元外務大臣ですが、地元広島での評価はどうなんでしょう?)

そして自民党総裁に選ばれた人は、その後の臨時会で次の内閣総理大臣に指名されます。そして、その人が自民党の選挙の顔になった状態で、10月には衆議院議員選挙が行われます。(紛らわしいかもしれませんが、内閣総理大臣を指名するための「特別会」は、衆議院議員の総選挙後30日以内に開かれるものを指しますので、今回の新総理が指名されるのは「臨時会」です。10月の衆議院選挙の後には、ちゃんと「特別会」が開かれます。中3はちゃんと整理出来てるかな?)

現在の様子から行くと、もしかすると約15年ぶりの政権交代が起こるかもしれませんし、野党がまとまらずにバラバラの状態で選挙に突入すれば、そのまま自民党政権が続くかもしれません。

このお話、中学生の皆さんにとっては関係のない話に思えるかもしれませんが、18歳になればみなさんは選挙権を得て、投票が可能になります。せっかくもらった権利を「めんどくさい」とか「わからない」とか、「どうせ投票に行っても自分の1票じゃ何も変わらないでしょ」という理由で、行かないのは本当にもったいないことですので、来たる18歳に向けて、分からないことは私や学校の先生や、親御さんに聞きながら、色々と勉強をしてみてほしいです。

ぜひ、親子で政治のことについて、もっと語り合ってもらいたいです。みなさんが真面目に政治のことを質問すれば、親御さんだって勉強しないといけなくなりますね!(もちろん私も・・・笑) そうすれば、きっとみんなで政治に対する理解が深まります。

「小選挙区」「比例代表」、それが組み合わさった「小選挙区比例代表並立制」、「一票の格差」問題、最高裁判所の裁判官にとっては10年に一度の「国民審査」、選挙後30日以内に開かれる「特別会」、「与党」と「野党」それぞれの「政権公約(マニフェスト)」などの、教科書の上だけのピンと来ない単語が、実際にどんな意味を持つのかが良く分かります。

外国では、ハリウッドスターが公然と政権批判をしたり、自分の支持する政党を表明することはよくあります。特にアメリカのトランプ前大統領のときはものすごかったですね。ですが、日本では特にテレビの中で、芸能人が政治的な発言をすることは一種の「タブー」となっているように思います。そのため、どの芸能人がどの政党を応援・批判しているのかは、SNS上でしか分かりません。

しかも、SNS上の、そういった政治的発言に対しては、「無知だ」「バカが発言するな」「失望した」などと、コメント欄にその芸能人に対する「誹謗中傷」が書きこまれています。そして、政治的な発言をした芸能人は、ニュース番組以外の番組に出づらくなったりもするそうです。

しかし、どういった政治的な意見を持つのかは個人の自由ですし、一部の過激な言い方の人の影響で、声をあげにくくなって、政治から距離をとってしまうのは本当にもったいないことです。そうやって政治から目を背けているうちに、私たちの権利を制限するような法案が、国会で審議されているかもしれません。自分たちの国のことに関心が持てないのは悲しいことです。

だからこそ、いつも社会のときに白目フェイスを見せてくれるみなさんから、選挙に関して、色々な質問がくるのをお待ちしています! もしかしたら入試には、直近のことすぎて出ないかもしれません。ですが、少なくとも中学校の社会の先生たちは、今回の衆議院選挙について、新しい総理大臣の名前を漢字フルネームで書かせるなど、定期テストに出す気マンマンだと思いますよ?

もし、選挙に関心を持ったら、こちらのサイトを見てみてください。

NO YOUTH NO JAPAN

こちらは、「NO YOUTH NO JAPAN」という団体で、選挙を30歳以下の若者世代に広げようと活動されている団体です。代表理事の能條桃子さんは慶應義塾大学の大学院生で、選挙の投票率80%を超える、デンマークという国に留学し、若者の政治関心について問題意識を持っていらっしゃる方です。インスタグラムをのぞいて見ると色々と勉強になると思います。

テストのため、入試のため、そして自分の将来のために、難しいと思える世の中のことにも、どんどん関心を持ちましょう!

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