【高校紹介】福山誠之館高等学校(その⑥)
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
9/26(土)は10時から、9/27(日)は8時~13時まで教室を開けています。いよいよ中間テスト(広大三原の生徒さんにとっては前期末)です。頑張りましょう!
さて、今回は久しぶりに先日参加いたしました、福山誠之館高校の学校説明会で伺った最新情報や、受験生・保護者の皆さまに知っておいていただきたいポイントを詳しくお伝えします。
誠之館高校の魅力的な教育環境から、気になる入試制度・独自問題の傾向までまとめましたので、志望校選びや今後の受験勉強の参考にしてみてくださいね。
前回の投稿は2年以上前ですが、その後も誠之館セミナーも開催してますし、昨年度の説明会にも伺っています。昨年の秋は色々と更新が滞ってしまったところがあったので、自分事ながら、どうやら相当忙しかったみたいですね・・・苦笑
当時のブログでは各教科の自校作成問題担当の先生からのコメントもあります。それ以前には、学校の様子などをお伝えしたものがありますので、興味のある方はさかのぼって読んでみてください。
では、誠之館高校の基本情報です。
広島県立福山誠之館高等学校

HP: http://www.fukuyamaseishikan-h.hiroshima-c.ed.jp/
男女: 共学
アクセス: JR福山駅よりバス、向陽循環線7番乗場 「誠之館高校前」下車(約15分)
JR福山駅から徒歩なら約20分
全県模試受験者平均偏差値: 62.5
R8卒の主な大学進学実績(過年度生含む):大阪大学8、東北大学、九州大学4、北海道大学2、名古屋大学4、神戸大学9、広島大学25、岡山大学39、早稲田大学4、慶應義塾大学、同志社大学23、立命館大学50、関西学院大学44、関西大学24など
地域のTOP校であるだけあって、素晴らしい合格実績ですね。
今回は、塾対象の説明会ということで高校にお邪魔しましたが、いつも案内される体育館や教室とは異なり、今回は今年の3月末にリニューアルされたばかりの多目的メディアルームでの説明会でした。

めちゃくちゃ綺麗で、勉強がしやすそうな空間でした。こちらで伺ったポイントをまとめましたので、ご確認ください。
1. 中居校長先生のお話:生徒の挑戦と自主性を支える学校づくり
まずは中居校長先生からのご挨拶と、学校の取り組みについてのお話がありました。
① DXハイスクールとしての進化と探究活動
誠之館高校は「DXハイスクール」に指定されており、今年3月には会議室が「多目的メディアルーム」として新しくリニューアルされました。生徒たちの探究活動の拠点として活用されており、今年度も様々な機材を揃えて学びの質を高めていくそうです。 また、探究活動にはOBの大学院生などがサポートに入っているとのことで、専門的かつ身近な先輩からアドバイスを受けられる素晴らしい環境が整っています。
② あふれるパワーと強い団結力
先日開催された体育祭でも、生徒たちが全力で取り組み、自然と周りを応援し合うあたたかい雰囲気が生まれていたそうです。生徒一人ひとりが能力や個性、パワーに溢れ、学校全体の強い団結力を感じるエピソードでした。
③ 「失敗を恐れず挑戦する」進路指導
大学受験に向けては、「失敗を恐れずに挑戦する」ことを目標に掲げていらっしゃいます。学校側から安易に「第1志望を下げなさい」といった説得をすることは基本的にありません。
合格可能性を優先して確実に合格できる大学を提案する指導スタイルの高校(例えば尾道北高校など)とはある意味対照的で、「合格の可能性が低くても、生徒のやりたい気持ちを最後まで応援してくれる」のが誠之館高校の大きな特徴です。このあたりは、ご家庭やご本人の考え方によって好みが分かれるものの、生徒の意思を尊重してくれるという意味で魅力的なポイントと言えます。
④ 「課題(宿題)」に表れる自主性の尊重
生徒の自主性を尊重する姿勢は、日常の課題の出し方にも表れています。 誠之館高校では、高校1年生の1学期までは学校から課題が出されますが、それ以降は特に一律の課題は出されません。 そのため、生徒たちは自分で選んだ参考書を進めたり、塾や予備校の宿題に力を入れたり、必要に応じて学校の先生に個別で課題を相談しに行ったりと、各自で考えて勉強を進めています。
⑤ 充実の留学制度(ノルウェー姉妹校)
誠之館高校は、ノルウェーの「アマリエ・スクラム高校」と姉妹校提携を結んでいます。
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短期留学:約1ヶ月間
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長期留学:高校2年生の1学期〜高校3年生の1学期(最長約1年間)
長期留学から帰国した後は、そのまま元の学年(高3)に合流することもできますし、大学入試準備を万全にするために1学年下(高2)に合流することも選択可能です。 また、留学費用には補助が出るため、留学としてはかなりリーズナブルに通えるとのことでした。興味のある方は、ぜひオープンスクールなどの機会に詳細を問い合わせてみてください!
2. 広島県公立高校入試制度の確認(特色枠と一般枠)
受験生を抱える私たち塾講師にとっても、入試制度の正確な把握は欠かせません。広島県の公立高校入試は、「特色枠」と「一般枠」の2つの方法で合格者を決定します。ご注意いただきたいのは、「入試を2回受ける」とか「どちらの枠を希望するかをあらかじめ選ぶ」のではなく、生徒さんが1回受けた入試を学校側が2段階の方法で選抜するだけということです。ですから、生徒さんが「自分ならこっちの枠の方が合格しやすいかも」と思ったり狙ったりすることは勝手ですが、やることは「試験に向けて頑張る」というシンプルなものです。
【特色枠】定員の50%を決定
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配点の特徴(傾斜配点)
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数学:6倍(300点分)
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英語:4倍(200点分)
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国語:2倍(100点分)
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理科・社会:各50点
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学力検査合計:700点満点
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調査書(内申点):100点
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自己表現:200点
- +英語の自校作成問題(翌日実施):100点満点
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総合計:1100点満点
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理科・社会が各50点なのに対し、英語と数学は実質各300点分という非常に極端な配点になります。特色枠での合格を目指すなら、とにかく英・数の徹底対策が合否を大きく左右します。
【一般枠】残りの50%を決定
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配点の特徴
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5教科(各50点=250点満点)→ 600点満点に換算
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調査書(内申点):200点
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自己表現:200点
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英語自校作成問題:100点
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総合計:1100点満点
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一般枠では、特色枠とは異なり調査書や理科・社会を含めた全教科のバランスが重視されます。まんべんなく高得点を取れる生徒が有利になります。
※なお、毎回説明会で強調される「自己表現」についてですが、過度な対策をしすぎる必要はないとのことです。一生懸命取り組む姿勢があればしっかりと評価していただけますので、まずは学力アップの勉強に時間とエネルギーを注ぎましょう!
3. 学校独自問題(自校作成問題)の傾向と対策
説明会後半では、誠之館高校が独自に作成する問題についての説明がありました。
① 数学:昨年度の難化を踏まえた調整に注目
昨年度の数学は非常に難易度が高く、試験中に泣き出してしまう生徒がいたほどでした。先生方からも「無答率(空欄のまま提出された割合)が例年よりも高かった」というお話がありました。 今後の出題には昨年度の結果が反映されるとのことですので、今年度は少し易化・難易度の調整が行われる可能性があります。
② 英語:例年通りの傾向&ハイレベルな戦い
英語に関しては、今年度も例年通りの傾向で実施される予定です。 文法問題が多く出題されるため、各文法事項を体系的に理解し、自信を持って答えられる力を鍛えておく必要があります。
また、共通テスト(県一斉の学力検査)における誠之館受験者の英語平均点は、50点満点中およそ43.5点(正答率約87%)という驚異的な高さだったそうです!受験生のレベルが非常に高いため、最後まで気を抜かずに1点にこだわった対策を進めていきましょう。
まとめ
福山誠之館高校は、高いレベルでの学力向上はもちろんのこと、生徒の自主性・挑戦する心・グローバルな視点を全力でバックアップしてくれる魅力溢れる高校です。
当塾でも、一人ひとりの目標に合わせて英数の傾斜配点対策や独自問題対策をしっかりとサポートしてまいります。 詳しい正答率データや具体的な対策方法について気になる生徒・保護者の皆さまは、ぜひお気軽に教室でご質問くださいね!
そしてさらに、まだ公式発表はありませんが、11/7(土)に福山のまなびの館ローズコムにて、秋の「誠之館セミナー」が実施されます。数学の応用問題担当はどうやら4年連続で・・・「私」のようですので、気合を入れて準備を進めたいと思います!
開校以来、当塾では誠之館高校受験者7名中7名全員が合格しています。昨年は偏差値40台からの鮮やかな逆転劇で合格を勝ち取ってくれました。この生徒さんは、塾で培った勉強中心の生活を続け、今も高校でものすごく頑張ってくれているようです。
8人目、9人目と、次なる合格者を輩出できるよう、志望校合格に向けて精一杯指導しますので、一緒に頑張っていきましょう!


