【教室内紹介】目に見える「工夫」

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

本日からテスト対策期間に入り、たくさんの生徒さんたちに教室を利用してもらいました。期末試験は9教科なので、しっかりと対策をしなければいけません。みなさんのテスト結果を少しでも良くするため、そして、頑張るべき時にちゃんと頑張る練習をしてもらうため、やらされるから怒られるからではなく、きちんと自分の意志で行動してその結果に責任を負ってもらうため、引き続き当塾では「放置プレー」をしていきます。(もちろん、塾に来てくれれば適切な「アシスト」はするつもりです。)

以前のブログでは毎日記事を書くことを心がけていましたが、ある程度の人数も集まり、そろそろお断りをしなければならない段階に入っているため、現在は通ってくれている生徒さんたちの勉強を充実させることに力を注いでいます。しっかりと努力をしてくれる生徒さんには、今の学力がどうであろうが、居心地の良い環境を作っていくつもりです。まだ努力しきれない生徒さんたちは、注意をされても自分のことだと気づけない、人の話が聞けない生徒さんが多いので、何度も何度も根気強く話をしてきちんと「当事者意識」を持ってもらいつつ、他の生徒さんたちが成績を上げているのを見て、どうやったら自分もそうなれるのかをきちんと自分で考えるようになってほしいと願っています。

さて、何度かこちらで微妙な解答を紹介してきました。あれからすぐに、途中式を書くようになったり、きちんと〇つけをしてくれるようになったりと、すぐに改善をしてくれた生徒さんも何人もいます。今までやっていたことをわざわざ直すのって、面倒ですよね。それでも、きちんと改善をしてくれているのは素晴らしい!そういう生徒さんたちは、定期試験レベルであれば、きっとすぐに成績が上がるでしょう。楽しみにしています!

そして、せっかく頑張って宿題をやってくれている生徒さんたちがたくさんいるのに、その子たちを紹介しないのは申し訳ない!ということで、今回はそんな生徒さんたちをご紹介したいと思います!

良い例その①:字が丁寧&全体が見やすい

読みやすい字、問題番号もそろっていて見やすい、問題の句切れのところで一行開けてくれているのも見やすいし、私からのコメントがある場合でも書き込みやすい!一見すると、特別なことは何もしていないように見えて、色々な工夫がされた宿題です。こんな風にきちんと課題をやってくれる生徒さんは、なかなか貴重です。

ですので、全生徒さんの課題をチェックしなければならない、そして何度同じ指摘をしても直す気のない生徒たちがたくさんいる、・・・そんな学校の先生方の気苦労を、私も少しくらいは理解しているつもりです。近隣中学では、精神的苦痛から学校に来られなくなる先生方がいらっしゃるそうですが、本当に大変だと思います。(私は生徒さんたちの課題をチェックしながら、「おいおいおい!」「もー、マジでなんなん!」とかツッコミを入れてストレス発散しているので、まだ大丈夫です笑)

良い例その②:自力で解けるまで何度も頑張っている

これは模試の解き直し課題ですが、解けなかったところを私に質問に来てくれて、それを自分で解けるようになるまで、同じ問題を3回も解きなおしてくれた生徒さんです。

今回の解き直しの課題は、雑な生徒さんは〇つけもせず、読めない文字で紙1枚分しか課題をしてくれませんでしたが、この生徒さんの解き直しはお世辞抜きで感動します。素晴らしい努力。ものすごく応援したくなる。

日頃からそうやって努力をしてくれているので、入塾して間もない学年末の数学のテストの得点は、半分を大きく下回る状態でしたが、前回の中間では数学の点数をそこから60点近く上げてくれました!

良い例その③:課題を上手く使って、頭の中を整理できている

途中式を書かない生徒さんによく話していることですが、頭の中で考えるだけだとすぐ忘れてしまうんです。

ですが、頭の中で考えたことをこうやって文字にして書いてみると、頭の中がスッキリ整理出来るんですよ!そして、「うーん、おしいな。もう少し理解できていないところもあるんじゃないかな?」と、解き直しをチェックしている私も気づけます。もちろん、全て生徒さんに、全ての課題でこのようにやってもらう必要はありません。こんな風に解き直していくのは、かなり時間がかかりますからね。

ですが、勉強が苦手な生徒さんにこそ、この姿勢はぜひ真似してほしいです。教えてもらって分かるようになったことは、絶対にすぐに自力で解いてみて、頭の中で考えたことを書きだしてみて、整理してあげましょう。

良い例その④:複雑な問題は色ペンを使って

模擬試験では、実際の入試に出るようなレベルの少し複雑な問題も登場します。複雑な問題は、ちゃんと図が思い浮かぶことや、実際に問題文の指示通りに数を並べてみることが大切です。

これは少しだけ上級者向けの話になりますが、解き方がいきなり頭に浮かばなくても、「問題文に書いてある数字や文字を使って表せるものはとりあえず表してみよう」や、「とりあえず条件どおりに数字を並べてみよう」と考えてみることはとても大切です。そこから何かひらめいたり、規則性が見つかって、一気に問題が解けていったり、ということがよくあります。

そして、今回のように問題を解きなおす場合には、自分がやったことを整理するために、色ペンを使うというのは、すごく効果的です。その③の内容とも少し被ってしまいますが、頭の中がスッキリと整理されます。

模試で偏差値60以上をコンスタントに超えるためには、この「とりあえずやってみる」と、「頭の中を整理する」→「そのために色ペンを使う」という作業、出来るようになりましょうね!

良い例その⑤:きちんと自分で、自分に必要な問題を選ぶ

今回の模試の解き直し課題は、「自分が次は解けるようになりたい問題の類題を解いてみる」というのが1つの課題でした。

この生徒さんは、授業よりもかなり早めに自習に来て、分からない箇所を質問してくれた後、教室の棚にある応用問題が書かれた問題集から、自分で問題を探して、自分が解けなかった問題の類題を解いてくれました。

そうそうそう!成績上位の生徒さんに、まさに私がやってほしかったことがそれですよ!

出された課題じゃなくて、自分が必要な課題をきちんと自分で選ぶこと。これが出来れば、きっと将来、何か高い目標があっても、自分で乗り越えられるはずです。これが中1の1学期のこの段階で出来ていることは本当に大きい!

どの問題集のどの部分を解いてね、というのは全く私は指示を出していなかったので、自分でちゃんと類題を見つけてくれていたことを知って、驚きました!素晴らしい!

ということで、普段から頑張ってくれている生徒さんの努力の様子を本当にごくごく一部ですが、紹介させてもらいました。まだまだ、自慢したい生徒さんはたくさんいます!普段の宿題で、私に「途中式を書いて」「字が雑」「ちゃんと〇つけをしよう」などと、小言を書き込まれている生徒さんたちは、ぜひみなさんと同じ教室で同じ授業を受けている身近な生徒さんたちの、良い面を真似してみてください!行動の真似は、やろうと思えば今すぐに出来ます!お互いの良い点を見習って、教室全体でレベルアップしていきましょう!よろしくお願いします!

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