【雑談】やはり消滅してしまうのか公立学校・・・
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
12/6土まで教室は毎日開いております。頑張りましょう!
本日から日比崎中の2学期末テストが始まりました。中3の生徒さんたちから話を聞くと、日比崎中のこの代は社会が得意な生徒さんたちが多いらしくて、かなりレベルが高いのだそうですが、それもあって今回の定期テストでは、なんと16問も記述問題が出たそうです。数年前の公立入試か!と突っ込みたくなるくらいの記述量ですね・・・生徒たちは大変だったと思うし、問題を作って採点をされる先生も大変そうですね。
さて、そんな中ですが、思ったことを少しだけ・・・
毎月、尾道市から広報が発行されております。我が家も子供の幼稚園・保育園選びで色々と迷っているところで、いくつか体験にも行かせてもらったのですが、11月の広報には、そんな尾道市内の保育園、認定こども園、幼稚園の一覧が載っておりました。そして、そこに気になる記述を見つけてしまいました。
尾道市立幼稚園、文字通り尾道市が運営している公立の幼稚園ですが、この広報にいくつの市立幼稚園が載っていたか、みなさんご存じでしょうか?

正解はなんと、「百島幼稚園」のたった1つだけです。そして、来年度2つの公立幼稚園が閉園し、近々もう1つの幼稚園も閉園になると書いてあります。どんどん公立の幼稚園が消えていって、島にある幼稚園ただ1つになってしまったということです。実際、私が通っていた市立の幼稚園も、だいぶ前に閉園になっており、今はありません。
一方で、保育園・認定こども園は公立が10、私立が25です。こちらはまだいくつか公立の施設が残っていますが、それでも私立の数はその2倍以上あります。
何が言いたいかと言うと、少子化によって公立の保育園・幼稚園が消滅しつつあり、私立へと移りつつあるということです。
・・・これって、本当に保育園・幼稚園だけに限った話で終わってしまうでしょうか?もしかしたら、小学校・中学校・高等学校・大学にも同じことが地方では起きるんじゃないの?と思いませんか。
先日のこちらのブログでも書かせてもらいました。公立の学校に通わせるよりも私立に通ってもらって補助金を出す方が、国や地方公共団体にとっては安上がりだというお話を、とある私立高校の先生がされていました。学生たちには私立の学校に通ってもらって、その分、公立の学校を廃校にする方が、市や県にとってはありがたい、ということです。
だから、今現在、保育園や幼稚園で起きている私立化の流れは、きっと近い将来、中学校や高校でも起こるんだろうと思います。公立の学校は、先ほどの百島幼稚園のように、私立にとっては採算がとれない超過疎地域に住む子供たちへの救済措置的な位置づけになっていくのではないでしょうか。実際に今年度、少子化を理由に小中学校が統廃合され、結果として、長江中と久保中が合併した尾道みなと中学校、土堂小・長江小・久保小・山波小が合併した尾道みなと小学校が誕生してますからね。噂では吉和中と日比崎中が合併するかもとか、他の地域でも色々と話が挙がっています。
公立の学校が荒れている、なんていう話はちょこちょこ聞きます。勉強のレベルが低い、なんてことも言われます。昔はそれでも、わざわざ私立に行かせるという選択肢は、通学距離的な問題や金銭的な問題もあって、ごく一部の人しかやっていませんでした。ですが、今の子どもたちは、習い事や塾やちょっと公園で遊ばせるときも、保護者が車で送迎をすることが多い時代です。だから保護者の方々も、わざわざ自分が送迎することに対する抵抗感は、昔の保護者に比べて、かなり低くなっているのではないでしょうか。
また一方で、教育熱というのはかなり上がっていると思っていて、子供により良い教育を受けさせたいということで、荒れている公立の学校に通わせるくらいなら・・・と、他の学区への越境や中学受験で私立や公立中高一貫校への進学を検討される方も増えるでしょう。
通学に関しても、私が小中学生だったころは、家に連絡といえばテレホンカードを使って公衆電話から連絡、自転車は電動ではなく、坂道を汗だくになりながら通学、が当たり前でした。ところが今は昔と違って、電動自転車を乗りこなす生徒たちも多いですし、スマホを使って下校時間を伝え、送迎をしてもらうことも出来ます。熱中症や事件・事故のリスクが考慮された結果でしょうが、時代は変わりましたね・・・。
通学距離は問題にならない、学費も今は補助が出て費用を抑えられる、だからその分より良い教育を・・・の行きつく先は、島などの過疎地以外で公立の学校の統廃合がさらに進む未来・・・ということになると思うのですがどうでしょう?
それが良いことなのか悪いことなのかは、みなさんがそれぞれでご判断いただくとして、そんな未来が想像できました。
公立の学校が存続していくために、私たちには何が出来るのか?
逆に公立の学校がなくなると、何が問題なのか?
そしてそもそも、公立学校を存続させて、人口減少の今、地方都市の財政は大丈夫なのか?
色々なことを考えてしまいました。
世界でまだ誰も経験したことのない、戦争や病気以外での人口減少、そして地方都市の消滅。それがこれから先に日本に確実にやってきます。過疎化が今の子どもたちや学校教育にどのような影響を与えていくのか、そこにリモート授業やAIなどの最新技術はどのように関わっていくのか、これからの地域社会はどうなっていくのか、しっかりと見守って、必要であれば意見を発信していきたいと思います。
まずは私の目の前にいる生徒の皆さんには、尾道を好きになってもらいつつ、勉強も目いっぱい頑張って、将来は各分野で活躍できる人材となってほしいです。そんな皆さんが、ある程度の社会人経験を積んだあとで、ここ尾道に戻ってきて、そこから尾道をもっと盛り上げてくれることも、ほんのりと期待しています。
それまでは私も、尾道市民の端くれとして、微力ながら貢献していきたいと思っています。みんなで世の中の色々なことを深く考えていきましょう!



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