【雑談】クソみたいな塾は滅んでしまえ!
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
3連休も朝10時から教室を開けます。みなと中、栗原中のみなさん、最後まで頑張りましょう!
今年は中3の英語と社会の受験対策のプリントを作り直しており、忙しくさせてもらっています。また、教科書改訂や尾道市の使用教材の変更もあったため、中1・中2・中3の全学年、それによる準備にも追われていまして、ようやくひと段落出来ました!
改めて・・・英語はどんどん難化しています
本当に英語の教科書は難しくなっています。だから、教科書内容の補習をやってみたのですが・・・出席率は悪かったですね。2学期中間は特に試験範囲が広く、準備が大変でした。ただ、学校の授業も教科書全部をやっている訳ではなく、読み物系のものは読み飛ばして授業を進めているんですよね。
私は補習の準備のために教科書を読み込んでみて、改めて教科書ってすごいと感じさせられました。隅から隅までしっかりと読み込むだけでも、相当英語力がつきます。ぜひ生徒の皆さんには頑張ってほしいです。とはいえ、試験前の補習の出席率が恐ろしいほど低く、かつ英語のテストに関しては、みなさん毎回「英語が難しかった」と言いながら帰ってくるので、補習の必要性は改めて伝えていきたいです。英語はどれだけやっておいても、やりすぎということは無いと思うのですが、まだまだ私の徹底力が足りないみたいです。
近々、高専の見学に伺います!
また、前回紹介させてもらった高専のイベント。中学生とその保護者対象のイベントですが、その中の1つに私も特別に参加する許可をいただきましたので、島まで行ってきます! 尾道は全国に5つしかない「商船学科」のある高専のうち、その2つに車で1時間かからないくらいで行けるという、将来船にのって物流を支えたい人たちにとっては素晴らしい立地の場所です。地域に根差した塾になれるように、「商船学科」についてはある程度語れるようになっておきたい!ということで、練習船の中も見学して来ようと思っています!
塾選びのポイントは・・・
さてそんな中、知り合いの塾の先生から、やべぇ塾の話を聞いてしまいましたので、その話をしようと思います。以下、書いておいてあれですが、教材を作るストレス発散のために書いた駄文ですので、読まなくても大丈夫です笑 塾選びを考えている方には、読んでいただくと少しは良いことがあるかもしれません。
私もこの塾業界に15年以上いますので、業界の魅力も、業界の悪癖も、多少は理解しているつもりです。また、集団指導・個別指導・自習型など色々な形態の塾がありますが、それぞれのメリット・デメリットも把握しているつもりです。
例えば個別指導に関して言えば、生徒さんに合わせて先生が授業をしてくれるので、成績がものすごく悪い子に小学校の内容から教え直すとか、逆に成績がものすごく良い子に高校の先取り内容をどんどん教えるとか、そういった生徒さんに合わせた対応が出来ます。私が以前勤めていた塾で都立日比谷高校を志望していた生徒さんには中3終了までに高校2年生までにならう英文法は一通り叩き込みました。
また、集団授業のフォローを個別指導でするというのは、特に中学受験では、かなりの効果が発揮されたように思います。ほぼすべての生徒さんで成績がアップしました。大手の中学受験塾は進度もものすごく早いので、それについていける生徒さんは集団授業だけでいいのでしょうが、そうではない生徒さんたちは個別指導でフォローをしてあげると、しっかりと理解できるということでしょう。
その反面、個別指導は先生を独り占め、ふたり占め(塾によっては3人占め?)をする授業形態ですから、費用が割高になりやすいです。また、個別指導の場合は先生が大量に必要になるので、講師が大学生のアルバイトの場合が多く、先生の指導力不足で授業が無駄になってしまったり、先生の入れ替わり(=当たりはずれ)が大きく、気に入っていた教え方が上手い先生がいつまでも担当してくれるとは限らなかったり、生徒に合わせすぎてカリキュラムをきちんと組んでくれない塾だと、生徒に合わせている勉強が、成績や入試対策につながりにくかったり・・・といったデメリットもあります。
また、私が以前勤めていた個別指導塾だと、個別指導に慣れすぎてしまって、学校の集団授業をちゃんと聞かなくなる・・・なんていう本末転倒な小学生もおりました。他にも、1対2や1対3で個別指導をしていると、一方の生徒に時間をかけすぎて、もう一方の生徒とつり合いが取れなくなる・・・なんてこともあります。実際、完璧に均等に分けた授業というのはとても難しいので、そのバランスを考えて工夫するのはなかなか大変だった記憶があります。さらに、聞いた話ですが、授業と称してちょろっとだけ問題を解いて、あとはずーっと雑談をしているだけという個別指導もあるようです。勉強を教えずおしゃべりだけするのは先生にとっても楽ですし生徒にとっても楽、しかも生徒からの好感度は上がるでしょうから、困るのはお金を払っている保護者だけという状況になります・・・。
ただ、今あげたデメリットの中の1つに関しては、生徒によってはメリットになる可能性もあるんですよね。
講師が大学生のアルバイトで・・・ということは、生徒たちと年齢が大きく違わない年齢です。また、男性講師もいれば女性講師もいます。私のような中年のおっさんには心を開かない思春期まっさかりの生徒が、若い大学生の先生には心を開いて、一生懸命授業を聞いてくれる、なんてことも割とあります。また、たとえ担当の学生の先生が、ベテランの先生よりも教科の知識が浅かったとしても、目の前のフレッシュな先生が、生徒に理解をさせようと一生懸命に説明している様子は、ベテランの先生がひょうひょうと授業をすることよりも、生徒たち自身に刺さることもあります。
勉強が苦手な生徒たちの中には、「聞く態度」というところで問題を抱えている生徒も一定数います。今も授業をやっていて思いますが、まぁひどい子はひどいです。毎回苦労しています。
そんな生徒たちの勉強に対する姿勢というものは、ちゃんとした先生がちゃんとした内容を教えてくれるのかどうかよりも、見た目が若々しくてかっこいい・かわいい先生が、雑談しながらちょこちょこ教えてくれたり、そもそも塾に行かなくても仲が良くて勉強ができる友達がちょこっと教えてくれたりする方が、真剣に聞けるということはよくあります。そちらの方が身になるし成績が上がる、なんてことがあるんです。(心を開いてくれれば、絶対成績を上げてあげられる自信はあるんですけどね・・・生徒全員を振り向かせるというのは私もまだまだ修行中です。)
しかし・・・行ったり来たりで申し訳ありませんが、大学生のアルバイトに教えてもらえることが本当にメリットなのかと言えば、改めてどうなんでしょう? アルバイトの学生さんや友達が教える教え方だと、間違った内容や、学校でまだ習っていない内容、間違ってはないけれど効率的ではない方法を教えてしまうことはあるかもしれませんね。
私も塾講師として駆け出しのころは・・・今思うと、進路指導だったり教え方であったり教える内容であったり、当時の生徒たちに土下座して謝りたくなるようないろんなミスを犯しておりました。
また、アルバイトの学生さんと生徒さんとの距離が近いと書きましたが、アルバイトの学生さんと生徒が個人的に連絡を取って、関係をもってしまい・・・なんてトラブルも、ある塾にはあると聞きます。私が前にいた塾は、開校して数年経ち、教室運営が安定してからは、アルバイトの大学生の先生が常時15人以上いたのですが、万が一にもそういったトラブルが起きないように、業後のミーティングでもそういった風紀面の話は、定期的に確認をとっておりました。
「生徒と関係をもたれてしまうと本当に塾が終わるから、絶対にやめてほしい。塾内では先生たちはスマホを出さない、塾以外で会う約束をしない、皆さんのことを大人だと思って信頼している生徒たちを裏切らないでほしい・・・」そんな話をしていました。他塾ですが、中学生女子の生徒さんが個別指導で教わっている男性の先生から告白をされた・・・なんて理由で退塾をして、うちの塾に移ってきた生徒さんもいました。本当に・・・どうかしてると思います。
私が勤めていた塾も、本当に全く何もなかったのか、・・・先生たちや生徒たちのプライベートを24時間監視している訳ではないので、実際のところは100%自信をもっての断言はできませんが、塾内で目に付くような表立ったものは一切ありませんでした。
うちの塾は、講師の先生たちの中に塾の卒業生がたくさんいました。そうすると、去年までは制服を着て生徒として席に座って授業を受けていた訳ですから、塾内の生徒たちに年齢が近いことが分かってしまいます。それはそれで、生徒が親近感を持ちやすいという意味で、もちろん私的関係のリスクはあります。しかし、卒業生で先生になったアルバイトの学生たちは、塾が好きで講師として残ってくれたわけですから、生徒たちと関係をもって塾を壊すようなことは基本しないんですよね。
・・・とまぁ、個別指導は私がもともといた業態のため、色々と書かせてもらいました。地元に帰って、個別指導をやるという手もあったのですが、自営業でやるにはコストがかかりすぎる点や、講師の質的な面での不安が大きく辞めました。
東京にいたころは東大・千葉大・東京医科歯科大・東京学芸大・お茶の水女子大・早稲田・慶應・東京理科大・立教・明治・法政・中央・麻布大獣医学部・横浜国立大・アメリカの州立大学・・・と、早々たる大学の学生さんたちが講師をやってくれていましたからね。
先生たちから出てくるエピソードも、偏差値100をとったことがあるとか、受験期は1日17時間勉強していたとか、司法試験に合格したとか、内定の決まっている就職先が超大手だとか、東大に2点差で落ちたとか、友達が皇室の〇〇さんと同級生で〇〇さんの公務予定のところに「意見交換会」と書かれているときは「合コン」してるんだよとか、皇室の〇〇さんに会いたくて××大学を受けたとか、英語の文法書を究めたら県立高校からでも海外の大学に行けたし、同志社は特待で合格しちゃったとか、某ソシャゲで世界ランキング1桁だとか、・・・アルバイトの先生たちから、逆に私では到底かなわないような、常人ではないようなすごいエピソードがどんどん聞けるんですよね。さすが東京といった感じでした。なかなか地方都市では出会えないような人材の宝庫です。
だから、そういったとがった先生がいない中で、学生の先生を個別指導で選ぶとすれば、やはり相性の良い先生をつけてくれるのか、そしてこちらが希望をすれば、その相性の良い先生に継続して勉強を教えてもらえるのか、といったところを確認したいところです。そうでないならば、しっかりと研修をして、講師の質を保証してくれているような塾がいいですね。(個別指導だと、先生がたくさんいて全員に研修をやるというのは本当に大変なので、難しいとは思いますが。)
そして、集団型・自習型の塾に関してはやはり先生方のキャラクターが非常に重要であるように思います。ビシバシ厳しくいく塾なのか、楽しさ重視ののびのび出来る塾なのか、・・・それとも管理が行き届いていない塾なのかというのはしっかりと評判を見て決めるべきだと思います。同じ看板の塾であっても、教室長の意向次第で大きく変わります。また、集団型であれば塾のカリキュラムがある程度決まっているため、生徒さんの方もある程度はそちらに合わせてもらう必要があります。一方、自習型の塾はそのような縛りはありませんが、逆にしっかりとした予定を立てていかないとグダグダになってしまいます。
また、進路指導をやる塾なのかどうかも必要であれば確認した方が良いかもしれません。「生徒さんや学校にすべてお任せしています!行きたいところに合格できるよう全力でサポートします!」という塾もあれば、逆に進路に関して色々とアドバイスをくれる塾もあります。
ということで、さっと作ってみた塾選びのポイントがこんな感じです。

こちらはあくまでも目安ですので、今なじんでいる塾をわざわざ辞めるべきなのかはしっかりと考えるべきですが、まだ塾に通っておらず、これから塾を考えている方や今いる塾が子供に合っているのか悩んでいる方には、多少は参考になるチャートなのではないかと思います。
というここまでの話をまとめますと、結局のところ、生徒さんの個性や学力、理解力、先生との関係性づくりの上手さなどによって、どの形態の塾が一番学力を上げられるかは異なるということです。当たり前のことではありますが、たとえどんなに評判が良い塾であっても、結局のところ、本人がどれだけ頑張れるかが大きいということです。
では、クソみたいな塾とは・・・
ということで、ここまで紹介させてもらった普通の塾は全然いいんです。色々体験してみて、じっくり検討してほしいところです。しかし、問答無用でクソな塾というのがあります。それは「セクハラ」「暴言」「体罰」がある塾です。
最近、学校の先生や塾関係者の盗撮やら未成年との淫行やら体を触ったやら、そういったトラブルが多いですね。同類に思われたくないので、こういうニュースを見ていると、こういう人たちが業界から消えてほしいと心の底から思います。
私は大学の教職の授業で、「生徒の体を触るなら肩から上はグレーゾーン(場合によるが基本ダメ)、それより下は完全にアウト」と教えられています。だから、基本生徒と喜ぶときも握手か原監督のグータッチがマックスで、基本的に生徒には触れません。勉強中に寝ている生徒を起こすには、ド〇キで買った頭をシャカシャカするやつを使います。

冒頭で話した塾というのも、どうやら福山に、入塾したての女子生徒の体を触り、性的な話をする教室長の塾があったそうです。生徒はその子1人だったようですから、怖かったでしょうね・・・。ただ、こういう犯罪って証拠を集めるのが難しいんですよね? わざわざ逮捕させるために、おとり捜査で子供を送り込むこともできないし・・・、塾名を公開したところで証拠がなければこちらが名誉棄損で訴えられる可能性があるし・・・、そういう意味ではしばらくはその塾は存続しますし、また被害が出るかもしれません。
そんなクソみたいな塾にはつぶれてほしいし、教室長は早く逮捕されてほしいです。
性犯罪って再犯率が高いんですよね? だから、性的なトラブルを起こしてクビになった先生が、どこか遠く離れた地で、塾の先生や学校の先生になって、また同じような犯罪を起こしてしまう可能性だってあります。うちの塾は私のワンオペなので、自分の胸に手を当てて100%トラブルはないと断言できますが、社員やアルバイトを雇うとなると、彼らの過去の経歴もきちんと調べないといけなくなります。
性犯罪者を教育現場に関わらないようにさせるために、学校や塾の先生たちの犯罪歴を調べる日本版DBS(本場はイギリス)というものの導入が検討されていますが、最近の教育現場のニュースを見ていると、この日本版DBS、導入を急いでもらった方がよさそうです。
というか、最近はたまたまそういった性犯罪がニュースになっているだけで、きっとそういうことって昔からあったんでしょうね。きっと表沙汰にならず、逃げおおせた奴もたくさんいるはずです。嫌な話です。教会で神父さんが子供に性暴力を・・・みたいな話も多いというニュースを見ました。どちらも自分の方が立場が上であることを立場を利用して、子供に抵抗されないようにしている訳です。本当に・・・ここだけ汚い言葉を使いますが、卑劣で卑怯で人間のクズですね。心の底から軽蔑します。
「暴言」や「体罰」も今は部活動で問題になっていますが、指導力不足の裏返しですね。生徒の身体的特徴であだ名をつけるというひどい塾も、尾道市内でも聞いたような・・・(うちに移ってきた生徒は見た目から「サル」呼ばわりされて馬鹿にされていたそうです)。どちらも生徒の心に傷を負わせ、その後の生徒の将来に悪影響を与えるという意味で、改めてほしいです。もちろん、「叱る」ことを否定している訳ではありません。そこには明確な違いがあります。
おわりに
ということで、ちょっとしたストレス解消のつもり(あと、タイトルを過激にしてみたらどうなるのかの実験のつもり)が、止まりませんでした・・・
良い塾が増えれば、そこに通う生徒たちがお互いに切磋琢磨して、地域全体の教育レベルが上がっていくと思います。だから、変態たちには業界から去っていただいて、生徒の成績を伸ばしたい先生たちの塾と、正々堂々と戦いたいです。私は生徒が安心して通える塾であり続けることで、悪しき塾をつぶしていきたいと思っています。
と、こんなことを悲しいニュースを聞きながら毎回思っているのですが、わざわざブログに書こうとまでは至りませんでした。今回はたまりにたまったものを一気に放出してみたので、しばらく書くことは無いと思いますが、これくらい憤っているということはご理解ください。
他にも書きたいことがたまりにたまりまくっているので、この3連休、塾を開けているにもかかわらず、みなと中や栗原中の生徒が大して塾に来なければ、どんどんブログを書くと思います。毎日更新されれば、・・・うちの塾の状況を察してください。笑
ということで、ブログを書く暇がないくらい忙しくなることを期待しながら3連休を迎えます!みんな、どんどん塾に来てね!


