【教室内紹介】英検の勉強会&オンライン英会話始動!
みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。
10/20日、10/21月はお休みですのでご注意ください。
定期テストも残すところ明日の栗原のみとなりました。栗原中のみなさんはぜひ最後まで頑張ってください!うちの塾では、テスト前の勉強法に関しては基本的に生徒さんたち各自に任せていますが、しっかりと自分のテストに対する取り組み方を振り返って、変えられるところは変えていってほしいところです。
向島中の生徒さんのおひとりが、テスト結果で自己ベストを更新したと教えてくれました!良く頑張りましたね、おめでとう!
暁の星の生徒さん。この学校は数学の定期テストが2種類あるのですが、前回は片方のテストがイマイチだったので、数学に力を入れたところ他の教科で苦戦したと教えてくれました。英語に関しては、日本語を英語に直すところの問題をもっとたくさんやっておこう、もう少し勉強時間を増やせるように頑張ろう、などとアドバイスをしました。
中1長江の生徒さんたちは英語の教科書内容の補習に一人も参加してくれなかったのですが、英語は果たして大丈夫だったでしょうか・・・。できていないのなら、次回は必ず参加するようにしてください!
中3高西の生徒さんたちは、塾ではかなり前に学習した理科の単元について、もう一度プチ授業をしてほしいとリクエストがあったので、プチ授業を実施しました。おかげで理科がいつもよりも良く出来たと言ってくれる生徒さんが多かったです。今回の試験期間はみんな毎日塾に来て頑張っていましたからね。
私の考えは定期テストに向けて、全部をやってあげるのではなく、生徒さんが自分で考えて必要なことを工夫してやってもらいたいと考えています。大事なのは「失敗しないこと」ではなく、「失敗を糧にして、次の成功につなげる回復力・応用力」だと思います。英語で言うと、「レジリエンス」というやつですかね。
ということで、皆さんのテスト結果の報告をお待ちしています!
英検について勉強してきました!
さて、先日のオンライン英会話の説明会に少しだけお話をさせてもらいましたが、先日、私が所属する「教育ネット21」と、岡山県の個人塾と学校の先生方の団体である「岡山の教育を考える会」という2つの団体で合同開催された勉強会に行ってきました!
「岡山の教育を考える会」という団体は、塾の先生と学校の先生がタッグを組んでいるというのが特徴的で、発達障害やLGBTの生徒への対応の仕方など、専門家の方を招いてお話を聞いて、勉強会を開いている会なのだそうです。教育ネット21でもAIを活用した授業であるとか、性犯罪者を教育現場に関わらないようにさせるために学校や塾の先生たちの犯罪歴を調べる日本版DBSなどの案内はされます。ですが、「岡山の教育を考える会」の方が、そういった勉強会をもっと頻繁にやっている印象でした。
こちらの勉強会が英数学館高校で開催されていたので、私も参加してきました! その結果、恥ずかしながら今まであまりきちんと勉強していなかった英検に関して、勉強になりましたので、みなさんとも共有したいと思っています。ちなみに英検は今年度から3級以上の問題がリニューアルされておりますので、英文の要点をまとめる要約問題のように、古い問題集だと掲載されていないような問題もあります。(詳しくはこちら)
このリニューアルによって、小学生なのに英検2級を取得といった事例は、だいぶ減ってくるかもしれませんね。
英検4級・5級チャレンジキャンペーン
英検は5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級と7つの級があるのが特徴でした。小学校~中学校1、2年生の生徒さんが最初に受験をすることが多い級が5級・4級ですが、こちらに関しては現在、「チャレンジキャンペーン」というものが実施されています。一度試験に落ちたとしても、次の英検のときに、無料で同じ級にチャレンジできるというものです。
これはかなりありがたいですよね。英語が苦手な生徒さんであっても、英検が取れれば自信がつきます。そういった意味で、「合格できなかったらお金が無駄になる」というプレッシャーを取り除いてくれるので、ぜひ積極的にチャレンジをしてみてほしいです。(詳しくはこちら)
新しい級「準2級プラス」が新設!
2025年度から英検に8つ目の級が追加されます。それが「準2級」と「2級」の間に位置する「準2級プラス」です。
こちらは勉強会の中で、英検協会の方が実際の資料を使いながら、新設の経緯について説明をしてくれました。
5級を取得した生徒が次の4級に合格する
4級を取得した生徒が次の3級に合格する
3級を取得した生徒が次の準2級に合格する
ここまでは多くの生徒さんが、それぞれ1年以内にすんなりと次の級も合格されるのだそうです。
しかし、準2級を取得してから2級を取得するまでの平均期間が18か月(1年半)かかる。そのため、どれだけ勉強しても合格できないということで、そもそも英検受験自体を辞めてしまう生徒さんもそこそこいらっしゃるそうです。そのため、英語嫌いを増やさないように、準2級を取得してから1年前後で合格できるレベルの級を新たに作ってあげた方が良いのではという考えから、準2級と2級の中間くらいの難しさである「準2級プラス」が新設されたのだそうです。
私も長年塾講師をやらせていただいてきた中で、中3のうちに準2級に合格される生徒さんはそこそこいらっしゃいましたが、中3のうちに2級に合格される生徒さんというのはほとんど見かけませんでした。各学年の英語が特別に得意な生徒さんが、1人合格するかどうかといったレベルです。
だから、英検準2級を取った生徒さんに、連続して次回は2級を受けよう、というお話は基本的にはしていませんでした。英検2級というのは少し前であれば高校修了レベルであり、共通テストでいえば5~6割が取れるレベルです。(英検準1級が9割以上とれるレベルかそれ以上)2級からは日本語でも難しいような単語もたくさん覚えないといけないし、英作文についても単純に英語が書けるだけではなく、世の中で議論が分かれるテーマに関して、ある程度のレベルで英作文が書けないといけません。
ただ、準2級プラスがあると次の目標を立てられやすいので、いいですね。しっかりと対策問題集などを教室でも購入して、応援していきたいと思います。
S-CBTを活用すれば年間の受験回数を最大3回→最大9回に
すでにご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、英検は今、1学期に1回ずつの合計3回ではなく、1学期に最大3回ずつの合計9回受験が出来ます。その際に活用するのが、パソコンの画面を見て問題を解き、音声をヘッドセットを使って吹き込む形のS-CBTというテストです。大学入試共通テストのリスニングも教室全体に音声が流されるのではなく、ICプレーヤーの音声をイヤホンで聞き取って解答するものなので、良い練習になるかもしれません。(詳しくはこちら)
こちらは、複数の会場・日程からテストを選ぶことが出来ますし、1次・2次と試験が分かれておらず、テストは1日で終わります。このブログを書いている日は10月17日ですが、本日時点でまだ11月末や12月の英検の申し込みが可能です。
尾道市内や隣の市に受験ができる会場があるかどうかは微妙ですが、受験会場への距離的な問題を除けば、日程を合わせやすく、複数回受験が可能なので英検に挑戦しやすくなっているのかなと思います。
英検を大学入試に活用するには・・・英検前倒しのススメ
岡山の教育を考える会の方々は、普段から色々と勉強会をされていて、そこで積極的に議論を重ねられているからなのか、英検協会の方にもガンガン質問をしていました。特に議論が白熱したのは、英検を大学受験に活用するお話に関してでした。(英検が高校入試や大学入試でどのように活用できるかに関して、詳しくはこちら ただし、未記載や制度が変更されているのに更新が遅れているといった可能性もあるので、自分の受験したい大学のホームページや募集要項などでもきちんと確認をおこなってください。)
「大学受験までに英検2級を、とおっしゃいますが2級じゃ不十分じゃないですか? 大学入試で英語で有利になろうと思ったら準1級からですよね? 準1級を取らせるにはいつごろまでに2級を取らせる予定を立てればいいんですか?」
この質問は鋭い質問だったのかなと思います。実際に、広島大学の受験においては、英検準1級取得者は共通テスト満点とみなされることからも分かるように、確かに大学受験において有利に働くのは準1級という印象です。英検協会の方々も少し答えに詰まっておりましたが、結論から言うと、早ければ中3のうちに、遅くとも高1の間に英検2級まで取得できていれば、高校3年生1学期終了までに英検準1級を取得できる可能性がある、というのが、話を聞いていて感じた私の感想です。
ということで、オンライン英会話始まりました!
ということで、英検の必要性やアクセスのしやすさを感じたところで、うちの塾では本日より、塾にいながらネイティブの先生と一緒に学校の教科書や英検の勉強ができるようになりました!
タブレットも3台、専用のカートも組み立てて機材もばっちり!体験が好評で受講を継続してくれる人が多ければ、タブレットはもっと増やします!
そして、オンライン英会話を塾生の皆さんは本日から体験してもらっています。
こちらは中1の生徒さんたちが3人並んでオンライン英会話を体験してくれている様子です。
私はこっそりと後ろで聞いていますが、みんな思ったよりも英語の発音が上手!きっとネイティブの先生に引っ張られているからというのもあるんでしょうが、小学校から勉強しているのもあるんでしょうね。レッスンが早く終わった生徒さんは、ネイティブの先生たちと好きなラーメンや漫画を言い合ったりしていましたね。
「思ったよりも楽しかった!」という感想も聞けました。塾内の生徒さんたち向けのオンライン英会話説明会で、この英会話のシステムを作った先生が、「英語というものはコミュニケーションの道具なんだから、まずは英語を使って楽しんでほしい。」と話されていましたが、その通りの結果になりそうで良かったです。
ぜひ楽しみながら、どんどん英語の成績を上げていきましょう!