【学校紹介】広島県立広島高等学校(その③)

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

6/2日, 6/3月はお休みです。

さて、定期テストの結果も徐々に集まってまいりましたので、近日中に中間報告をしたいと思います。

また先週末には第2回全県模試を行いました。普段からの繰り返しになりますが、広島県の入試は内申よりも当日の入試得点が重視される傾向にありますので、範囲の広いテストでしっかりと結果を残せるかどうかが重要です。テストを受けている生徒さんたちの様子を見ていると、「問題文を読めていないなぁ」「人の話を聞いていないなぁ」と感じる生徒さんもいました。文章が読めない、相手の話を聞けないというのは社会に出たときに苦労しますからね。辛抱強く読む力をつけてほしいなと思っています。

模試が終わったら「解き直しレポート」を提出してもらっています。せっかくお金を払って受けた試験なので、テストを受けて「はい、終わり!」ではなくて、次につながるように、最後まで捨てるところなく美味しく食べて消化していきましょう!

そして気づけば期末試験が近づいています。早い学校は6/18から、遅い学校は7/3からということで2週間以上の開きがあります。スケジュールは調整中ですので、気を緩めずに頑張りましょう!

そして、お待たせしました。GW明けに行ってきた高校の紹介です! 前回の記事はこちらです。以前紹介したものは割愛しておりますので、あわせてみていただければと思います。

【学校紹介】広島県立広島高等学校(その②)

県立広島高等学校

HP:http://www.hcyuko.hiroshima-c.ed.jp/

男女:共学

アクセス:JR西高屋駅から徒歩10分

学科・コース:普通科

全県模試受験者平均偏差値:63.6

R6卒業生の主な進学実績:※()内は、過年度生

東京大学5名(1)、京都大学4名、北海道大学1名、東北大学3名、大阪大学5名、名古屋大学3名、九州大学12名(3)、広島大学40名(4)、早稲田大学12名(3)、同志社大学36名(3)、立命館大学58名(2)

広島県内で東大合格者数がトップの公立高校と言えば、県広です。今回は校長先生からもお話しを伺えましたので、前回お話ししたことは割愛しつつ、ポイントを絞ってお話が出来ればと思います。

今回の説明会では、映像授業を交えながら学校説明や入試の概要も説明をしてもらいましたが、そちらの内容はおおむね昨年度と似ておりましたので、ここから先の部分では、それ以外の部分を紹介したいと思っています。(前回のブログは1万字近くになっておりますので、覚悟して読んでください笑)

校内風景

生徒さんが映らないようにして、校内の写真を撮ってきました。

生徒用のラウンジのようなスペースには、昨年同様に色々な新聞が置かれておりました。新聞の一面を見るだけでもどの新聞社がどんな内容を伝えないのかに違いがありますよね。

検定対策の問題集が充実していますね。貸出もOKのようです。

塾に置いてある本も少しありますが、県広がおススメする99冊です。

興味のある方は、拡大して本のタイトルをチェックしてみましょう!

相変わらず校舎はキレイです!実験器具のようなものが並んでいましたがこれは・・・何でしょう?

中高生が使うため、グラウンドは相変わらず広い! 筋トレ器具も充実しています。

詳しくは、6/8土に文化祭が一般公開されますので、気になる方は直接行ってみましょう!昨年度から公式Instagramも解説されているようですので、こちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。

オープンスクールは小学生対象のものが6/1土、中学生対象のものが8/2金に実施されます。中学生対象のオープンスクールは午前中が中3対象、午後が中1・2対象ですので、中1・2のみなさんもどんな学校なのかを見ることが出来ます。県広は自校作成問題で、英数国どれも他の高校の試験よりも難易度が高いですから、受けるにはそれなりの覚悟が必要です。県広に行きたいと思った生徒さんは中1・2の頃からオープンスクールに参加して、早いうちから心の準備をしましょう!

科学研究部がすごそう!

学校見学も今回が3回目になりましたので、今までとは違った部分で気になるところが出てきました。

それが、「科学研究部」、通称「科研(かけん)」です。塾対象の説明会が実施される多目的教室のまわりには、高校3年生の卒業研究と一緒に科研の研究レポートが掲示されています。

論文の一部分を写真を撮ってご紹介していますが、クオリティーの高さが分かると思います。以前の学校紹介でも書きましたが、広大の大学院生が論文の書き方を指導してくれるそうなので、論文の基本的な作法がしっかりとしていて、大学での勉強に大いに役立ちそうです。

そんな科研の活躍もあってか、昨年度の「広島県科学オリンピック」で県広は金賞を獲得し、県の代表に選ばれました。さらに、「科学の甲子園全国大会全国大会」に出場し、全国8位をとったそうです!

県広は中学部にある「ことば科」で国語教育を重視しています。SGH(スーパーグローバルハイスクール)として、海外の高校生と一緒に探究活動が出来るなど、英語教育にも力を入れています。そしてさらに、前回の学校紹介でも紹介した、広大理学部数学科の先生から指導を受けて、数検1級の取得者出ていますし、科研の活動や科学オリンピックでの実績からも分かるように、理系教育にも力を入れていることがよく分かりました。

市町村別の通学割合

今年度の市町村別の生徒の割合を見ると、東広島市48%、広島市21%、三原市9%、尾道市4%、府中町4%、福山市3%、呉市2%、他9%ということで、地元や広島市内の生徒さんが多いですが、三原・尾道・福山など県東部からも150名以上の生徒さんが通っているようです。

列車の運休などがあれば遅刻・欠席は特別扱いになるようですし、生徒さんたちも電車内で英単語を覚えるなど、移動時間を有意義に活用しているようです。とはいえ、三原どまり・糸崎どまりなどの電車もあるため、尾道方面から通う場合には、思ったより時間がかかる場合もありますので、それもしっかりと考慮しましょう。

県広は東広島市内では生徒募集のために色々と広報活動をされているようですが、入試制度が変わって、日程が変更になってから過去2年定員割れになってしまっています。それもあってか、優秀な県東部の生徒さんを集めるため、6/9日の進学情報フェスタにも、急遽パンフレットを提供してくれることになりました!そして、来年度以降はブース参加をされることにも前向きでした。遠方から通学する生徒さんのための寮もありますから、気になる人はぜひ検討して、話を聞いてみましょう!

校長先生から聞いた県広の魅力

全体への説明が終わった後に、校長先生にお話しを伺いに行ってきましたが、面白いお話を聞けました。

県広では東大・京大・国公立大学の医学部への現役合格を目指す「TKI」プロジェクトなるものがあります。そのプロジェクトの成果がしっかりと出ていて、実際に今年度も東大・京大・国公立大医学部は合わせて16名合格しています。そんなTKIの生徒さんたちは、塾・予備校ではなく学校の授業を重視しているのだそうです。

県広の周辺にはいわゆる大手の予備校が無いため、塾・予備校に通っている生徒も自習室の利用をメインにしている生徒が多いそうです。だから学校の授業を大事にしている生徒が多いということをおっしゃっていました。内部の生徒さんに聞いても、塾無しで難関大学に進学する生徒は確かに多いようです。もちろん、困っているところがあれば塾に通って出来ない部分を補うことは必要だと思いますが、その結果学校の授業を聞かなくなるようでは本末転倒です。

しっかりと学校の先生の話を聞いて、真面目に学校の課題に取り組むことで、自分の行きたい大学を十分に目指せるというのは大きな魅力だと思います。

まとめ

ということで、昨年の出し切った学校紹介に比べれば、少し淡泊ではありますが、県広の紹介でした!

部活を目いっぱい出来る環境、きれいな校舎、遠方からも来やすい寮のある環境、大学進学後を見据えた本格的な卒業研究、塾無しで難関大学というのを売りに出来るような教育環境ということで、私からはかなり魅力的に映っているのですが、みなさんはどうでしょう?

興味を持たれた中学生のみなさんは、6/8土の文化祭(この日は尾道市内は体育祭が多い気もしますが・・・)、8/2金のオープンスクールに参加してみましょう!

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