【雑談】池江璃花子選手おめでとうございます!

みなさん、こんにちは!

進学塾ライトアップ、代表の西川です。

さて、本日はこのホームページ、

ワードプレスの「見出し」機能を使いながら、

ブログを書いてみたいと思います。

もう数日前になってしまうのですが、

ものすごいニュースが飛び込んできましたね!

白血病という難病を克服した池江璃花子選手が、

東京オリンピック代表選考会を兼ねた、

女子100mバタフライ決勝で見事に優勝し、

オリンピックの代表に内定した、というニュースです!

世界中に衝撃を与えた池江選手の偉業

このニュースは日本中だけでなく、

世界中でも大きく報道されています。

検索した記事の見出しだけ拾ってみても、

海外メディアも池江璃花子の奇跡の東京五輪出場権獲得を称賛「不屈の努力と意志の強さが新しいプランの舵を」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cc0620e0d57f4a42b3e1e260c805ac1c146f755

池江の復活を世界が祝福 涙の東京五輪切符から一夜 各国から取材依頼殺到

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/04/06/kiji/20210405s00092000607000c.html

ヤクルト・村上「気持ちの強さを感じた」 若き主砲も池江璃花子を祝福

https://www.sanspo.com/baseball/news/20210405/swa21040512070001-n1.html

「璃花子、アメイジング」世界が称賛…バッハ会長も異例の言及

https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20210405-567-OYT1T50075.html

小倉智昭氏 池江璃花子の快挙に感涙「毎回泣くんだよね、どうしても」「頑張ったよね」

https://article.auone.jp/detail/1/5/9/8_9_r_20210405_1617605902485105

安倍晋三前首相、池江璃花子の五輪代表を祝福「感動と勇気をありがとう」

https://hochi.news/articles/20210405-OHT1T50013.html

小池知事、池江のレースに「もらい泣き」

https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210406-OYT1T50102/

以下のJapan Timesのサイトでは、英語の音声も聞けるので、

よければリスニングに挑戦してみよう!

Leukemia survivor Rikako Ikee set for Olympic berth

(白血病から生還者、池江璃花子がオリンピックの出場権を手にした)

https://www.japantimes.co.jp/sports/2021/04/04/more-sports/swimming/leukemia-rikako-ikee-tokyo-olympics/

ここにご紹介したのはごく一部で、

実際にはまだまだたくさんの記事があります。

とにかくどれだけすごいことを

彼女が成し遂げたのかが分かります。

おそらく、数年後には中学か高校の

英語の教科書あたりに載るでしょうね。

もしかしたら、入試問題に出題されるかも?

ということで、

池江選手がどれくらいすごい選手で、

今回の出来事がどれくらいすごいことなのか、

https://www.rikako-ikee.jp/

池江璃花子選手のオフィシャルサイトの

内容やその他の記事を確認して整理しながら、

こちらに書いてみたいと思います。

こちらのサイトも海外のファンの方向けに、

全ての文章に英語が併記されていますので、

英語の勉強にも使ってみてくださいね!

池江選手のこれまでをふり返ろう!

池江選手は2000年生まれ。

今回の五輪代表内定を勝ち取った時点でまだ弱冠20歳、

中学生のみなさんとそこまで年齢は違いません。

3歳の頃から水泳を始めた池江選手は、

5歳ですでに

自由形(クロール)・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの

4泳法すべてで50mを泳げるようになり、

中学生の頃には年代別の大会で

日本記録を出すようになっていました。

そして、2014年。まだ14歳の池江選手は、

日本選手権で50m自由形・100m自由形・50mバタフライ

という出場した種目すべてで決勝に進出。

ここからさらに止まらなくなります。

2016年(当時16歳)に、初のオリンピックで

7種目に出場し、100mバタフライで5位入賞。

2017年(当時17歳)の日本選手権では5種目で優勝。

2018年(当時18歳)のアジア大会では大会史上初の6種目での優勝。

そしてその間に、いくつもの日本記録を更新・・・

ということで、素晴らしい活躍をされていました。

2020年の東京オリンピックは、

彼女が主役になる!・・・そんな矢先でした。

2019年の2月に、白血病であることが判明。

それ以降、彼女には長く苦しい闘病生活が待っていました。

抗がん剤治療、骨髄移植などの苦しい治療を経て、

12月にようやく退院。

この10か月間で体重(≒筋力)は

15キロほど減っていたそうです。

そこから今度は、選手として復活するためのトレーニング。

ただし、東京オリンピックでの復帰は難しいだろうから、

2024年のパリオリンピックの時になんとか復帰出来れば・・・

そんなプランを描いていたようです。

そんな中での、今回の優勝です!

正直、タイムを3秒近く縮めたとか、

その辺りがどれくらい大変なのかは

私にはよく分かっていないのですが、

体調管理、食事管理、

筋力アップと水泳のトレーニング、

メタボ気味で運動不足の私には想像もつかないような

ものすごい努力をされたんだと思います。

『努力は必ず報われる』

優勝時の池江選手のインタビューの言葉ですが、

とってもいい言葉ですよね!

ちなみにネットで調べた英訳だと、

Hard work is always rewarded.

だそうです!

中3のみなさん、reward(報いる)の受動態だよ!

「be動詞+過去分詞」だよ!

ということで、池江選手はまだ20歳、

今回の東京オリンピック(開催されれば)、

2024年のパリオリンピック(開さ・・・以下略)、

での活躍を見逃すわけにはいきませんね!

ぜひ、みなさんも応援しましょう!

そして、努力することの素晴らしさを教えてくれた

池江選手を目指して頑張りましょう!

ついでに白血病についても確認を!

どうせなら、今回のニュースと関連して、

理科の勉強もしてしまいましょう!

https://shonen-sirius.com/series/sirius/saibou/より引用

中2生物の人体の部分で学習しましたが、

人の血液の中の成分4つ、答えられますか?

(上の画像に答えが3つあります笑)

そうですね!

「赤血球」「白血球」「血小板」「血しょう」

の4つですね。

それぞれのはたらきは?

「赤血球」…体じゅうに酸素を運ぶ

「白血球」…体に侵入した細菌などを殺す

「血小板」…傷口を塞いで止血する

「血しょう」…上の3つを体全体に運び、細胞に酸素を届ける

ということでした。

このあたりまでは、

定期テスト・入試でも出題されるので

絶対に押さえておいてほしいところです。

(※ここからは一応、

 私なりに調べた結果をまとめたものなので、

 もしかしたら誤りがあるかもしれません。)

4つのうち、上から2つ目の白血球の中には、

好中球(『はたらく細胞』の白い帽子の人)、

の他に、キラーT細胞NT細胞B細胞などの

「リンパ球」と呼ばれる細胞たちも含まれます。

池江選手が罹患した、「急性リンパ性白血病」は、

背骨の中にある「骨髄」が病気に侵され、

この「リンパ球」のみが大量に作られるようになり、

本来作るはずだった「赤血球」や「血小板」を

作らなくなってしまう病気です。

赤血球が作られなくなるとどうなるか?

全身に酸素が行きわたらなくなり、

すぐに息切れを起こしてしまいます。

血小板が作られないとどうなるか?

血が止まらない・・・ケガをしたら、

ずっと流血し続けることになります。

ということで、白血病は

「血液のガン」とも呼ばれる

命にも係わる重い病気です。

池江選手はこの治療のため、

病院の無菌室という特殊な部屋で

毎日生活をしなければならなくなり、

抗がん剤という薬や、放射線で

骨髄の悪い細胞を破壊する治療を受けました。

この治療は、悪い細胞だけでなく、

他の細胞も攻撃してしまうため、

吐き気やめまい、頭痛などのような

つらい副作用もあったかと思います。

そして、悪い細胞を破壊した後は、

骨髄移植で健康な細胞を移植し、

血液が正常に作られるようにしなければいけません。

移植というのは他人の骨髄の細胞を

移植するため、拒絶反応などにも

注意しなければならないでしょう。

私には、詳しい医学の知識はないので、

ここでこんなにさらっと書いてしまっていますが、

ここまでの治療は本当に大変だったと思います。

医学の進歩ってすごいですよね。

そんな地獄のような治療の後、

医師の方も驚くような驚異的な回復力を見せ、

絶望的な状況から、わずか2年で、

見事オリンピックの切符を勝ち取ったのが、

池江選手なんです!

調べれば調べるほど、

記録だけでなく、こんなに重い病を克服した、

すごい選手なんだということが分かります!

さいごに

さて、そろそろまとめに入ります。

次の画像を見てください。

2018年度試行調査より抜粋

この画像は、2018年度の大学入試共通テストの試作版、

「試行調査」と呼ばれるものの問題です。

実際、今年1月の本物の共通テストでは、

この形式の問題は出題されなかったのですが

こんな形式で池江選手のこれまでが紹介される問題が

今中学生のみなさんが大学受験をするころに、

大学入試でも出題されるかもしれません。

そうでなくとも、

高校入試で、上で紹介したような

中2生物の理科の知識に絡めて、

何か問題が出されるかもしれません。

入試には直結しなくても、

白血病というものの大変さを知れば、

骨髄バンクや献血など、

病気で苦しむ人たちのために

何か行動を起こせるかもしれません。

今の入試のトレンドは、『思考力』です。

ただ、教科書の知識を一問一答で

丸暗記しておけば解けるような問題だけ

という入試の状況から、

知っている知識をつなぎあわせて、

よく考えて記述をするような問題が

少しずつ追加されるようになっています。

複雑で、どんどん新しい情報が手に入り、

その度にどんどん知識が更新されていく

今の世の中では、とても大切な能力です。

教科書の知識が、普段のニュースとつながって、

勉強が楽しくなる瞬間を味わっていけば、

必ず思考力が身につき、

新傾向の入試にも対応できるようになります!

さあどんどん教科書と世の中を結び付けよう!

・・・ということで、

久しぶりに4000字を超す大作を作ってしまいました笑

ここまで読んでくださった方、

色々とありがとうございます笑

突発的にですが、こんな記事も書きますので、

引き続きよろしくお願いいたします。

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