【高校紹介】尾道高等学校(その⑤)

みなさん、こんにちは!進学塾ライトアップ、代表の西川です。

今週土曜日は尾道東の説明会のため、13時から。日曜日は10時から教室を開けております。日比崎・向島はいよいよ来週がテストです。頑張りましょう!

今回も前置きは手短にして、さっそく学校紹介です!昨年は雨でしたが今回は晴れていたので、明るい写真が撮れました!

尾道高等学校

HP: http://onomichi.ac.jp/

男女: 共学

アクセス:JR尾道駅前の桟橋からフェリーと徒歩で約10分

学科・コース:普通科(最難関コース・難関コース・総合進学コース・スポーツコース)、工業科(機械科・電気科)

全県模試偏差値(2022年版の志望者平均偏差値):最難関63.0、難関56.3、総合進学45.4、スポ ―、機械41.5、電気41.0

R4年卒業生の主な進学実績(過年度生含む): 九州大学、広島大学3、岡山大学、山口大学3、筑波大学、金沢大学、佐賀大学、尾道市立大学4、県立広島大学3など国公立大学 合計22名

この他、私立大学(4年制)173名、台湾の大学1名

ということで、尾道市内で国公立の高校を目指している生徒さんたちにとっては、有力な併願先候補となるであろう尾道高校です!

過去に私が書いた記事へは、以下のリンクからも飛べます。

冒頭は校長先生のお話でした。

「明日から就職試験や入社試験が始まります。コロナの影響もあって職場体験やインターンシップが十分に行えず、不安に感じている生徒もいますが、教員一丸となって応援をしているところです。9月からは私大のAO入試も始まっています。

このように、就職・進学と色々な進路の生徒さんがいますが、生徒たちの色々な希望に対応できるように頑張っています。そのために、この夏休みの期間を利用して、教員たちで集まって丸2日の研修を行い、お互いを高め合いました。

クラブ活動も出来るだけ環境を整えてきたつもりです。野球部は2年連続で夏の大会の決勝まで進むことが出来ました。自分たちだけでなく応援をしてもらえることに感謝の気持ちを持つように指導してきました。

文化祭は、外部の方を入れない代わりに生徒たちに制限なしで思いっきり楽しんでもらいました。コロナで学校行事が思うようにできなかった中でも、いい思い出になってくれればという気持ちです。」

ということで、生徒さんたちのことを考えて、先生方が一丸となって親身になって指導をされているのが伺えます。

また、広報の先生のお話も印象的でした。

「よく、尾道高校には特徴がないと言われますが、うちの高校は何でも出来るというのが売りです。

『7つの習慣』というリーダーシップ論を学べる高校は、広島県では尾道高校だけです。

探究活動を重視し、ロイロノートやスタディサプリを活用しています。また、最難関コースでは模擬国連を実施しています。

外国人講師(ALT)は今年度からフィリピン・ケニアの先生を新たに採用し、5人体制となりました。

フランスからの留学生を受け入れ、現在の高1・高2にはイタリア・カナダへ留学している生徒もいます。

台湾への修学旅行も再開しましたし、中国語圏の大学へ進学できるように華語講座も実施しています。

大学の指定校推薦では、東京理科大や関西大学の枠もあります。

就職は26年連続で内定率100%。ソフトテニス部・ラグビー部・かるた部・野球部などの部活動も盛んです。

それもあって、近年は高校入試で尾道高校が第一志望で入学してくれる生徒さんも増えてきています。」

ということで、本当に生徒さんの希望に合わせて、多種多様なニーズに応えている学校だということが分かりますね。

私個人的には、最初に学校説明会に伺ったときからずっと気になっているのが、広報の先生のお話にもあった「華語講座」です。

国立政治大学・開南大学・長栄大学・中国文化大学・中国科技大学・文藻外語大学・淡江大学・逢甲大学・弘光科技大学・・・これらすべて尾道高校から過去4年間に合格者が出た、台湾の大学です。数年前の説明会で伺ったお話ですと、留学というとものすごくお金がかかるイメージですが、台湾への留学生には奨学金が支給されるため、日本国内の私立大学に通うよりも学費が安いのだそうです。

台湾発、世界でも有数の自転車メーカーといえば「ジャイアント (GIANT)」ですね。

スマホ、コンピューター、自動車の頭脳ともいえる半導体。この業界は今後さらに成長し、100兆円規模の市場になると言われています。1990年代はそのシェアの半数以上を日本企業が占めていましたが、技術革新が追いつかず今は10%にも満たないそうです。

そんな成長産業において、今現在、シェアの半数以上を占め、アメリカのインテルや韓国のサムスン電子を抜き、世界の半導体不足の救世主になるかと言われている企業が、なんと台湾にあります!

それが、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company:台湾積体電路製造)です。

(・・・と、かっこよく書きましたが、ついさっき調べたばかりの知識なので、詳しくは日経新聞を読んだり、皆さんで調べてみてください!これ以上語るとボロが出そうなので笑)

TSMCの工場が今度熊本県に作られるらしいですね。ふむふむ・・・調べて見ると初任給が28万、社員の平均年収が1400万円ですか。・・・ごくり。

ということで、台湾留学=ジャイアントやTSMCのような一流企業に就職・・・!とは、簡単にいかないでしょうが、どんどん発展を続けている国の大学に行けるチャンスがもらえるという意味では、とても魅力的に感じます。

ということで、良い就職先を目指して工業科に進学するもよし、部活動を目いっぱい頑張ることを目的にするもよし、お話ししたように台湾への進学を考えるもよし、『7つの習慣』を学ぼうとするもよし、色々な選択肢がある高校ということを改めて感じました!

入試制度に関しても書きたいところですが、例年と大きな変更はないようですので、割愛します。気になる方は、ぜひ高校に直接でも、私にでも構いませんので、お気軽にお問合せください!

ちなみに、昨年度から英語ではリスニングの比重が重くなったとのことですが、過去問には音声データはありませんので、そのあたりの対策は英検や公立高校のリスニング教材で、しっかりと対策をしておくべきかと思います。

最後に、尾道北や福山誠之館への上位合格を目指している人は、ぜひ尾道高校の最難関コースにチャレンジすることをおススメします。最難関コースに合格している生徒さんは、全県模試でいうと偏差値63~65は必要なイメージがあります。チャレンジして合格出来れば受験勉強は順調、難関コースへスライド合格してしまったなら、高校入学後に良いスタートを切るために残りの1か月、より一層気合を入れて頑張らないといけないということです。

もちろん、他の私立高校を受験するのでも良いのですが、過去の生徒さんたちを見ていると非常に良い試金石になりますので、おススメです。過去問も多めに貰っていますので、欲しい人は私に声をかけてくださいね。

ということで、高校紹介は今週まだまだやります!ご期待ください!!

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